テントミータカ、山と猫の記憶

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zoom RSS H18.12.23-25南ア・鳳凰1.5山、テント二泊三日山行、詳細

<<   作成日時 : 2006/12/27 18:28   >>

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H18(2006)..12.23(土)快晴

快晴の空、林道入り、舗装面も乾燥、夏道の車道。登山者らしき車三台、予想より閑散とした夜叉神の森登山口駐車場。標高1360m。
あまりの暖かさに、駐車場でお湯を沸かし、サンドウィッチ・カップラーメンの暖かな朝食。山靴を履き、荷をまとめストック・ピッケルを手に身を整える。

AM7:50発。まだ積雪もなく、新たな木々の名札、立看板風道標。カラマツの落ち葉の夏道。周りの笹の葉に変わるも、穏やかな空気は晩秋の様相。すぐ先の山ノ神石祠に挨拶。今年も追い越されてばかりの亀さん歩き。
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新しい鳥の巣箱。空が抜け、日陰に雪がチラッと出て、南アらしく、サルオガセが長くのびる。
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AM9:15展望の「夜叉神峠(」1770m)着。青空にくっきり白根三山は、今年も雪で真っ白。狐色のカヤトと笹原、定番ながらも絶景で暫し見入る。昨年より積雪は少なく、北岳山荘の屋根が黒々と光る。小屋前ベンチにて小休止・撮影。

                         峠から農鳥岳
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                         峠から北岳アップ
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AM9:30峠発、定番の道のり。峠から緩く鞍部へ下り、大崖頭山への足場の悪い急坂が続く。ここも雪がなく、他の登山者もおらず、木の根の巻き道で急坂を快調に登る。

急坂後、緑がほっと目を和ませる針葉樹林帯。緩やかな斜面の登り、馴染みの休憩地点にて休憩数回。後続の単独テント氏、同じペースで付いてくる。日帰り夫婦連れは、既に先行、後姿も見えない。相変らずのコメツガ・ダケカンバの巨木が素晴らしい針葉樹林帯。

AM11:25「杖立峠」2177mにて休憩。シラビソ・コメツガも緑濃く、ようやく登山道・地面が白くなる。天気は相変らず青空、林間コースで展望ゼロ、木の枝越しに白根三山がチラチラ。再び樹林帯巡り。・・・と安心したのもつかの間、杖立峠から先がアイスバーン。緊張の糸をピーンと張り、粛々と進む。付近の積雪15センチ。乾燥した石・木の根・枯葉の法面を踏んで、緊張のアイスバーンを通過。(今回の行程、ここが一番の難所、アイゼンをつけましょう)
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PM0:20雪焼けが気になる、ひらけた明るい草原。積雪20センチの「火事場跡」。快晴の青空、絶景の展望で、急ぎ足の通過が勿体無い。風もなく、ここで暫く大休憩・撮影。南アルプス・笊・十枚山、安部奥の山々も見え、嬉しい。
                         白根三山
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                         北岳アップ
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                          富士山
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トレースどおり進み、長い急坂、ふたたび針葉樹林帯、再訪の行程とはいえ、毎度、ここから「苺平」までの距離が長い。快速日帰り夫婦連れが下山。今回もバテがでて、息が上がり、休憩回数が増える。
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PM2:10ようやく「苺平」着2500m。北面、格段に雪が深くなる。積雪30センチ。やれやれここから、緩い下り。あと30分で、南御室小屋テント場。
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PM2:50樹林帯がぽっかり開け、明るい広場に、小屋とテント場、標高2450m。付近の積雪50センチ。一面雪原の広いテント場。既に大テントが2張り。風が弱そうな奥の樹林帯脇、大きテントのひな壇下に設営(山の手)。
積雪数十センチ、新雪の土台を踏みしめて基礎工事。上出来の土台が仕上がり、雪の塊、倒木使い、マジックマウンテンのレインフライを固定。
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大切なお楽しみ、デジタル温度計の設置表示、既にマイナス5℃。テント内にてまずはドリップコーヒーで落ち着き、豚肉長葱入りウドンとご飯。トイレのチップ代を弾む。
         「南アルプス天然水」自慢の水場も木の樋で汲みやすい
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お腹もテント内も温まり、明日の鳳凰三山日帰り往復に備え、早々の就寝。計16人泊。

周りの物音も落ち着き、安心して熟睡。満天の星空と雪灯り。

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H18.12.24(日)快晴

明け方、テント内部が霜で真っ白。頭痛が酷い。予定通り起き出し朝食、小屋のトイレに向かう足元がフラフラ。こりゃ、まずい、風邪か?。今朝の最低冷え込みマイナス10.8℃(テント内4.7℃)。
周りのテント隊、行動すばやく、こちらが出かける頃には無人のテント場。ここまでの積雪状況からアイゼン不用と判断、日帰り装備がますます軽くなる。カモシカザック、小ザックを背負う。
AM7:30発、歩き始めの体調不調以上にフラフラ。小雪の道のりで難なく、稜線尾根部の積雪無く、白峰三山・富士山の白銀の姿、堪能しつつ前進。
・・・のはずが、体調絶不調、歩みものろく、なかなか「砂払岳」肩の展望台に届かない。大昭和製紙の「火の用心」看板。

これでは、薬師岳までも無理かと思われるが、今日は風もなく絶好の山日和。一日かければ何とかなるだろう、テント連泊に予定を変更、今までで一番長い、つらい道のり。何とか頑張り、展望台へ出る。自宅へ携帯連絡。

AM9:10-9:30「砂払岳」展望台。南アルプス南部、笊が岳の沸く雲に浮かぶ様が珍しい。風も弱い快晴の好展望、ゆっくり休憩・撮影に励むうちに、元気回復。
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                       北岳もバットレスがよく見える
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                        仙丈岳(左)とアサヨ峰(右)
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稜線のオアシス、年末年始営業の薬師小屋。小屋周り積雪1メートル。
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矮小ダケカンバ・ハイマツの被る夏道から岩峰の薬師岳に取り付く。少雪に僅かにお印程度のシェカブラ。氷はなく、雪と砂のミックスで歩きやすい。
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AM8:30定番の薬師山頂2780m一帯の岩峰と大きな富士山の景色、定番ながらも、素晴らしく、写真撮影。今朝の体調不調がウソのよう、体が軽くなる。単身、あっさり観音岳肩2800mまで進む。
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AM11:20-30雪面の肩にて、狙いの富士と薬師岳の風景を撮影。
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夫婦連れが、ささっと観音岳へ向かって行く。八ヶ岳も丸見え。奥秩父、五丈岩の金峰山、瑞牆山の岩峰が異彩を放つ。富士と十枚山・安部奥の名峰連なる。絶景の北岳の眺めも、大樺沢・白根御池の白い様子を確認。帰路につく。
                            八ヶ岳
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                            金峰山・奥秩父
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AM12:00-12:30無人の薬師小屋前ベンチで昼食。

PM1:15「砂払岳」にて、最後の絶景を愛で、残りのテルモス紅茶で休憩。午後でもまだまだ展望は良く、富士山が浮かび、写真撮影が忙しい。飛行機雲も引かぬ安定した空。天気の崩れる気配も無く、目前の池山尾根に行かなかった昨年の後悔の念、よぎる。陽だまりで、いい感じ。存分に、本日の展望を満喫し、樹林帯へ戻る。

下山道は、小屋裏手、冬道をまっすぐに滑降。単独氏がソーラーシステム脇で陽だまり休憩中。
PM2:00閑散とした南御室小屋着。単独氏のもの、エスパース新テント1張りのテント場へ戻る。まだ陽射しがあるので、しけった寝袋の乾燥。鍋に汲み置きの水、外に置いていると、十分も経たないうちに氷が張る。
ラーメンライス・カレーの夕食。静かにテント場の夜は更ける。早めの就寝。

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H18.12.25(月)晴れのち薄曇

下山日は、予報通り、雲の多いモルゲンの夜明け。今日の最低冷え込みマイナス13.0℃(テント内11.8℃)。さすがに昨日より幾分寒い気がする。心配した体調も良く、食後、ささっと片付け、二日ぶりの大ザック担ぐも、きのうほど辛くなく、無事に下山できそうな体調に、一安心。

AM8:30出発。猿バージョンの山看板を見つけ大喜びで撮影。日陰の谷間、辻山の山腹をトラバースする見事な針葉樹林帯。休憩なく、体が温まる頃、「苺平」。
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AM9:10-20「苺平」にて休憩。陽だまり。皆が休む広場にテント跡とオシッコ跡。他の登山者との交差なし。シラビソの樹林帯が見事な雪道。登山道を歩くカモシカや兎の足跡。

AM9:45-10:10「火事場跡」、笠雲がかかりそうな不思議な雰囲気の富士山を撮影。箱根の山が見えそうな。まだまだ続く好展望に、大休止。富士山の撮影・行動食と紅茶でゆっくり休む。帰路の白根三山の展望を愛でる。今日は飛行機雲が長くたなびく。この先の登山道、入山時よりも氷の路面が増え、滑らないよう、緊張した下降が延々と続く。

                      ふたコブらくだの背のような笊が岳
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                        薄衣まとう富士山
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AM10:45-11:00神経をすり減らして、アイスバーンを通行の末、杖立峠着。付近の積雪もぐんと減る。林道工事の物音が響く。大崖頭山の見える手前、笹の二重山稜にて、長靴に背負子の小屋関係者二人と交差。

PM12:05-15今日も陽だまりの夜叉神峠、着。小さな子供をつれた夫婦一組、きちっと山の格好、陽だまりのベンチでランチ中。午後の陽だまり、のんびりとした雪道の唐松林ジグザグ下り、山の神・石祠に無事の挨拶。
林道・駐車場が樹間に覗く。PM0:50駐車場着。

車内を整理し、荷物を詰め込む。出掛けにサイドブレーキを引いて心配したが凍結もなく車内も暖かい。乾いた車道の帰路。林道工事中の平日の為、交差車両が多い。経費節減のため、一般道の帰路。

穏やかな芦安集落を抜け、甲府市内のラーメンチェーン店にて味噌タンメンの昼食。
大菩薩がキツネ色の草原。甲州市に名前が変わった塩山へ向かい、温泉入浴。奥多摩経由、車の流れは快調に、無事自宅着。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ミータカさん 今晩は
南御室小屋辺りも今頃は寒いのですね。私は夏しか行ったことがありません、小屋の食事はイマイチだったのですが、「南アルプス天然水」だけは美味しかった記憶があります。もうチョイ頑張って地蔵のオベリスクの画像も見せて頂きたかったですね。(無理を言ってすいません)
インレッド
2006/12/27 20:04
インレッド様
いつもコメント戴き有難うございます。
いえいえ、これでも、暖かいほうです(笑。
トップページから、アルバム一覧で、昨年末の鳳凰三山がございますの、そちらに、オベリスクの写真がございますので、お時間が許せば、ご覧いただけたら、幸いかと存じます。
テントミータカ
2006/12/27 20:08
早速 オベリスク見せてもらいました。私が行った時は、かなり深い霧で何にも見えませんでした。地蔵峠のお地蔵さんも可愛いですね。また 行きたくなりました。
インレッド
2006/12/27 20:34
インレッド様
毎年飽きもせず、同じ所へ行くので、こんな芸当が出来ます(笑。
夏の鳳凰三山も良いそうですよ。砂払岳で雷鳥が砂浴びをするし、タカネビランジも咲くし、私も夏に行ってみたくなります。
テントミータカ
2006/12/28 14:20
H18.12.23-25南ア・鳳凰1.5山、テント二泊三日山行、詳細 テントミータカ、山と猫の記憶/BIGLOBEウェブリブログ
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