テントミータカ、山と猫の記憶

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zoom RSS H19.1/13-14、北八ヶ岳・稲子湯から中山峠・天狗岳、往復一泊二日。詳細。

<<   作成日時 : 2007/01/17 17:54   >>

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H19.1.13-14…北八ヶ岳・稲子湯から中山峠テント一泊、東西天狗岳。山中の冷え込みはほどほど。下山後のお楽しみは稲子湯。二週連続八ヶ岳山行記。

H19(2007).1.13-14、冬の定番コース、しらびそ小屋経由中山峠テント泊・今回は東西天狗岳ピークハントがメイン。
※この行程も、健脚者は日帰りできますです、ハイ。

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速報記事・写真はこちら


H19.1.13(土)晴れのち曇り

前夜発、佐久平・道の駅にて狭苦しく車中仮眠。
目覚めは体調不調。山へのモチベーションが下がるも、おにぎりとカップそばのコンビニ朝食で気を取り直す。北八ヶ岳・佐久穂町・稲子湯先まで除雪された林道を新品スタッドレスですいすい登る。カラマツ枝がアチコチに落ちている。

登山口標高1600m。積雪20センチ、真っ白な登山口駐車場はしらびそ小屋の業務用車両一台のみ、閑散としている。

AM8:25出発。上空、稜線から雲が湧きあがる。強風を示すが青空もある。さすが北八つ、しっかりしたトレースがある。先週の降雪で、兎の足跡も深い柔らかな新雪。今日の新しいトレースはさっきの単独氏の物のみ。凍りついた所は無く、歩きやすい。

AM9:10林道終点から歩道入り、道標に雪だるまの崩れかけが鎮座する。沢の氷は凍結、シャンデリア。光が射さないので氷の撮影は帰路にし、先を急ぐ。心配した足取りも軽い。
AM9:30朝日が差し込み明るいカラマツ植林の丘。AM10:05小屋直下の休憩ポイント、水場兼橋脇の広場はまだ日陰で冷え込んでいるが、休憩をとる。

針葉樹林帯、コメツガの幹も太くなり、急坂、ガイド山行中高年グループ六人と交差。空が抜け、「小屋まで2分」道標、小屋はすぐそこ。積雪50センチの登山道、脇の雪面数箇所にピッケルの先で猫の絵を描く。

AM11:00お日様サンサン、無人テント場を通過、しらびそ小屋2060m着。雪原と化した池越しの天狗岳の岸壁、雲で半分隠れる。稜線は、上空の風が強いのか、雪雲と雪煙がたなびき、荒々しい風情。
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リスの姿無く、ヒガラ・コガラがついばむくらいの閑散とした餌台。

今回初めての贅沢!しらびそ小屋内に入りコーヒーを注文し、小屋内で休憩・行動食の昼食。挽きたて入れたてコーヒー・苺ジャムクラッカーつき(500円)美味しい。(休憩のみでも200円なので、良心的な価格)
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見覚えのある出目金老犬、ちょっかいを出すと数回吼えられ、ストーブに定位置にて寝転がっている。時々窓際に姿を見せるコガラ・ヒガラの写真を数枚撮影。

                                コガラ
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AM11:30珍しく他の登山者にも会わなかったしらびそ小屋を後に、先へ進む。相変らずしっかりしたトレースが続く。

AM12:15ダケカンバ林、稲子岳上部にどんどん雲が湧く。林間から覗く稲子岳、火山跡らしい迫力ある岩壁の眺め。雪原に明るく広がるダケカンバ林と、懐かしく好ましい逍遥は飽きる事も無い。AM12:40小屋と峠中間点の日本庭園風丘付近の積雪80センチ。稲子岳上部の岩壁がずんずん近付く。二人組×二組と交差。

PM1:00斜度がきつくなり針葉樹の中の急坂となる。中山峠直下、ジグザグ、オオシラビソ・コメツガの針葉樹林帯。峠への最後の詰めは、明るい雪の急斜面。夏は鎖場もある急坂は、しっかりした階段状トレース。一気に登りつめる。

PM1:55強風の中山峠、標高2410m着。稜線の登山道、風の強さを物語り、カチカチに凍り付いているものの積雪は薄い。主脈縦走路に出た為、高速道並みの立派なトレース。

すぐ上の展望台へ向かう。岩と畳二枚ほどの無人の安全な平坦地からの展望は雪雲で覆われ、目前の天狗岳の裾野さえ見えず。雲の薄くなった所からかすかに見える天狗岳の斜面にも人影が見える。

PM2:00テント設営・基礎工事開始。数十分の踏み込み、フカフカ雪面の地ならし。一時間後には内装も整い、外装もしっかりと均し見事な雪壁の完成。松葉交じりの新雪。持参の水2リットルもあり、ドリップコーヒーで落ち着く。

セットした温度計の表示もすぐ-11℃を越える。心身冷える外気温、テント内部でどんどん火を焚き、内外温度差20℃となる。冬フライをピンと張ったので本体の結露も少ない。雪壁の効果絶大、風も弱く、前回よりは並の冷え度で、なんとなく暖かいテント内。

明日の軽装天狗岳往復を楽しみに、餅をたっぷり入れた力ウドン、長葱・薄切り豚肉入りのご馳走。スルメのおつまみも美味しい。食べてしまえば、他にすることもなく、湯たんぽを作り早々に就寝・・・。夜半に目覚め、ミカンをつまむ。

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H19.1.14(日)快晴、風弱し

最低冷え込みマイナス16.3℃(テント内10.3度)。テント内部、結構、霜が発達している。寝坊AM6:35、美香ちゃんの元気なラジオ体操を聞きながら起床。火を焚けばすぐに霜も乾き、サラサラの室内。今日も元気の出る力ラーメンの朝食。

メイン通路を通過する登山者の物音。晴れた空、樹間から鮮やかに朝日差し込み、薄暗いテント内部も明るくなる。

AM8:40テント撤収、出発。やはり昨日の曇天と打って変わった青空に白い積雪・木々の風景は別格、気合も入る。気分良く往路を戻る。

AM9:20目前におなじみ天狗岳と硫黄岳の岸壁の見える中山峠手前展望台にて休憩・撮影。稜線に多くの人影が蠢く。
中山峠にザックを置き、軽食軽装で天狗岳を目指す。私は保険代わりに雨蓋ウエストバックにアイゼン保険持参・ピッケルの真冬装備にて、久し振りの東西天狗岳に取り付く。

AM9:45黒百合平上、シェカブラが発達。
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北ア・美ヶ原方面を見渡す。風があるが、強風というほどでもなく、多くの登山者で踏み固められ削られた登山道に不安もない。
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下山の人と交差、同じ登山靴の人二人。樹氷の潅木、浅間山が白く浮かぶ。
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                        北ア・美ヶ原を見渡す。
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積雪少なく、やや風があるものの歩行に支障もなく、AM10:40難なく、五六人の登頂者で賑わう東天狗岳登頂。根石岳・硫黄岳の稜線に人影多し。
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休憩には吹きさらしで寒いので、もう少しノンビリ休める鞍部まで早々に下降。
小さな雪庇を切り崩し、日焼けがきつそうな南面斜面にて紅茶休憩。風の通り道にある、雪に埋もれかけた根石山荘を眺め、思い出がよぎる。

AM11:20-11:40、2年ぶりの西天狗岳山頂2646mからのぐるり展望、大休止。諏訪湖・入笠山とスキー場。南アルプス・中央アルプス・御岳・北アルプス(乗鞍・笠〜鹿島槍まで)・北信五山は見えず・浅間界隈、奥秩父。目前の南八ヶ岳主峰群、峰の松目・西岳・編笠。蓼科山がいつもよりも白い。金峰山始め奥秩父の山並み、両神山・御座山・西上州。貸切の西天狗岳山頂で存分に展望を堪能した後、峠に戻る。これから山頂を目指す登山者との交差多し。

AM12:30中山峠、休憩と荷物のまとめなおし。軽装の登山者多くと交差。下山する。PM1:00こもれびがさし、キラキラ緑の針葉樹が光る中間点、休憩ポイント。登山道を忠実に踏む鹿の足跡有り。今日は青空に浮かぶ稲子岳。

PM1:30スノーシュー跡が増え、しらびそ小屋着。カメラザックと三脚が外ベンチに置かれている。付近、シッコ黄色い跡が増えていて、少し気持ちが悪い。小休止、今日もリスのお出ましはなし。稲子湯へと下山を急ぐ。登りの登山者との交差無く、急ぐつもりがなくても下降は軽快で・登山道を適当にショートカット、歩行速度が増す。

PM2:10歩道入り口の沢に光が差し、氷が光り、暫し撮影。
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積雪の林道歩き、猫のお土産に松ぼっくりをつけたカラマツの枝一本拾う。
PM2:40車五台の登山口駐車場着。陽だまりで凍結なし。すぐに東天狗下降で追い抜いた日帰り中高年夫婦が後着。

後片付け、除雪完璧の林道を下り、日本秘湯の会の宿、稲子湯に入浴。ここでさっきの群馬中高年夫婦と再会。温泉素泊まりの明日夏沢峠予定の方ともお話でき、賑やかなお風呂。ナトリウム硫黄炭酸泉のお湯はシュワッと肌に張り付き、実に気持ちのいい湯ざわり、ラムネ風の源泉を飲泉、熱いくらいの沸かし湯、存分にのんびりとお湯に浸かる。

帰路快調に、一般道、下仁田〜関越〜ETC通勤割引にて、自宅近くのラーメンチェーンで味噌タンメンの夕食。無事帰宅。二日間の留守で、顔を忘れられ警戒された猫(プラ)と再会。
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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
テントミータカさんが東天狗山頂に着いた10分後くらいに、私達は硫黄岳山頂だったようですね(^o^)
テントミータカさんが見た人たちと入れ違いに、誰もいない山頂に立ったようです。
稲子湯からのコースもリストにあがっていたんですよ〜
近々行けたらな〜と思っていますが・・・(^^ゞ
稲子湯は前回入っていないので、今度是非入りたいです。
入浴時間が決まっていましたっけ?
sanae
URL
2007/01/17 21:25
はじめまして。
同じ日に天狗に行ってました。ちょうどテントミータカさんのテントの横を歩きました。すぐ登山道脇の薄暗い樹林帯にすごいブロック作ってテントを囲ってましたね。黒百合から明け方に中山を往復しに行って、ちょうど帰りに通ったとき撤収開始で「おはようございます」と挨拶して頂いたのでよく覚えてます。ちょうど東天狗山頂の写真で、ちょっと下側で三脚を立てて座りながら浅間方面の写真を撮ってるのがたぶん私です。この時撮ったカットの撮影データが10:30〜32分でしたので。
ホントにいい天気でしたね〜。
ken
2007/01/18 00:22
う〜ん、お天気にも恵まれ(狙われて)よかったですね。
うん十年前に氷爆登攀合宿で八ッに入山した時の事を思い出します^^
野沢菜に天気は良くてもカリッカリに凍った登山道、直登はビビって最終ピッチを避けた情けない事等々も思い出されます^^;
機会が合ったら、いや作ってまた八ッに行きたいですね〜^^
やまおやぢ
2007/01/18 08:58
皆様、いつもコメント戴き有難うございます。

sanae様
1/14は良いお天気でした。展望第一主義ではありませんが、やはり気持ちが良いですよね〜!!!。稲子湯は八ヶ岳で一番近い登山口ですから毎年行っていますね。本沢温泉・夏沢峠の人も多いですよ。ぜひ、おいで下さい。稲子湯は正午頃から立ち寄り入浴した記憶もあります。はっきりお答えできなくてゴメンナサイ。良いお湯ですよ。

ken様
(ブログでは)はじめまして〜!!!。あの雪壁で南面からの風を防いでました。幕営中、数組の方とご挨拶しました。なんだか、あそこの登山道案内人みたいな感じでしたが(笑)。あの奥のコースは、一番いやらしい積雪状態(パフパフの積雪と積雪で垂れ下がった枝を越えて行かなくてはならない)で、先のピーク往復が一日がかりの雪訓となります。早寝遅起きのテントミータカ隊、山岳写真家失格です。本格的なken様の山写真、ぜひ拝見したいですね。
テントミータカ
2007/01/18 10:40
やまおやぢ様
いつもコメント戴き有難うございます。冬の南八ヶ岳は氷壁・岩登りのゲレンデでもありますよね。その経験があるとは、・・・尊敬します。四季折々の味わいがあるとは思いますが、私は特に冬の八ヶ岳、あの寒さも含め、好きです。
テントミータカ
2007/01/18 10:48
テント泊した早朝の気温
テントミータカ隊はテントの内(−10.3℃、外(−16.3℃)
温度差6度も!!、
テント内は熱々なんですね〜!!(羨ましい!)
自分達の赤岳鉱泉と中山とそれ程違わないと思うのだけれど、
冷え切ったsanae隊のテント内は−14℃
外気温は計らなかったから分からないが・・
外の方が暖かかったのでは・・と思われる(笑)。

トシちゃん
URL
2007/01/20 23:51
トシちゃん様
赤岳鉱泉・行者小屋とか、元々「底冷え」しやすい場所なのかもしれませんね。外気温、20℃いっていたかも?。デジタル温度計、御徒町の多慶屋で買って測ってみて下さい(笑)。
今回は珍しく、冬用フライの長辺側中間部両端を引っ張って、本体とフライ間に空間を多く取ったので、そこが気温の緩衝部になって、暖かくなったのかもしれません。そういう点では、エスパースシリーズのテント冬用内張りは相当暖かそうにみえますね(でも、重いから、所持してませんが)。
テントミータカ
2007/01/21 22:53
H19.1/13-14、北八ヶ岳・稲子湯から中山峠・天狗岳、往復一泊二日。詳細。 テントミータカ、山と猫の記憶/BIGLOBEウェブリブログ
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