テントミータカ、山と猫の記憶

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zoom RSS 6/9-10、新潟・十字峡から丹後山・大水上山往復、一泊二日

<<   作成日時 : 2007/06/12 14:48   >>

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H19..6.9-10…雨の予報にもめげず、越後・丹後山、静かな小屋泊。ササバギンラン・花も種類・量も多く、ほどほどの展望で楽しく過ごせた、久しぶりに歩いてみるとブナ林も豊富で、いい山だったな〜山行。

6/10朝の丹後山山頂からの眺め
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2007(H19).6.9土、曇りのち雨

雨の予報、二年ぶりの越後三山脇の丹後山。雨脚激しい中、前夜出発、湯沢にて仮眠。
三国川・十字峡へ向かう。
車三台先着の駐車場、雨上がり風で雰囲気良く、装備の点検準備(予備テント持参)。
「落石道路欠損」車両通行止め鉄格子のゲート林道入り口。沢音が轟々と大きい。
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AM6:39標高450m、駐車場出発。林道歩き、釣り人三人と交差。
今時の林道歩きは残雪も跡形もなく、安全に通過。融雪水が、道を沢状に流れる。

林道歩きの花も綺麗で、タニウツギ、ミツバツチグリ?キジムシロ?。ヤグルマソウ。
三国川本流に落ちる小沢の滝が綺麗
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AM7:00標高485m林道の水溜り、水溜りには小さなオタマジャクシが一杯。
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林道沿い、苔むした小沢雫の水が美味しい。ヤグルマソウ白花にタニウツギピンクの花コラボ。
ウワズミザクラ(アンニンゴ)・エゴノキの白い花。

                              エゴノキ(甘い香りつき)
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AM7:20橋通過、登山口もすぐそこ。
AM7:30標高530m丹後山登山口「登山カード」記載所。タニウツギが満開。
先着休憩の日帰り単独氏、ここから先行で登っていく。

擬木階段の急坂はさすがにカメラをしまい一生懸命登ることにする。
支尾根取り付きまで、一直線の広葉樹の森の登山道。フカフカの木の葉、意外と滑らず、ぐんぐん高度を上げる。
梶川尾根か丸森尾根か、飯豊の訓練とも本番とも劣らない斜度。その割には、危険なところも無く、歩き易い道のり。

ギンリョウソウ芽吹き。

再訪の道のりも最近では忘却速度が速く、新鮮な気分で歩ける。
とはいえ、石の何合目標示の間隔が、1−5合目まであまりにも広すぎ、いつもバテてしまうことは記憶にはっきり残っている。

初めて見るササバギンランを見つけ、しまっていたカメラを取り出し撮影。
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AM8:06テント場としても気持ちが良さそうな林の平坦部「一合目」通過。
AM8:30標高850mハルゼミのヌケガラを見つける。

AM8:40「二合目」AM8:45標高920m雲の中に中の岳山頂部。谷間に豊富な残雪。
ウラジロヨウラク咲き始め、ヤマツツジ満開。
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ブナ林の緩やかな尾根歩き。本谷山・ネコブ山は雲の中。
霊泉小屋以来のシロブナ林は綺麗で「美人林」のよう。
白いドウダンツツジアブラツツジが鈴なりで花をぶら下げる。

カメラを出すと歩行速度が一気に落ちる。ウラジロヨウラク。
雲多いながらも中の岳山頂部が見えてくる。

AM9:15標高1010m、ゴヨウマツの大木と展望のヤセオネ。尾根一帯を「カモエダズンネ」という。
いかにも新潟の山らしい尾根歩き。ヤマツツジ満開。

AM9:30標高1020m「三合目」岩尾根にヤマツツジが這いつくばって咲き乱れる。アカモノも綺麗。
撮影に夢中になって、ふと、見ると、靴下にササダニ。慌てて、振り払いスパッツを付け直す。

日向倉山・中の岳山頂部、雪多し。谷間に豊富な残雪。岩場の山頂部が特徴的な、五月に展望リベンジ達成できた高倉山が見える。

ヒメコマツからブナが多くなる登山道に入る。ムラサキヤシオツツジ少々。

AM9:45標高1125m見事なブナ林の坂を気持ちよく登る。気温が低く虫も少ないので快調に進める。
雌の大きなノコギリクワガタ2009.6.23訂正ヒメオオクワガタ(中越の山やサン、サンキュ!)
を掴まえ、山行のペットで持ち歩く。

AM10:00標高1150mブナ林は細いシロブナ林。花の終わったシャクナゲ。

残雪が登山道脇に残る。鳥のさえずり賑やかに、キビタキ・ウグイス。

やがてブナも原生林風大木と変わる。

AM10:15標高1260m「四合目」。高倉山・阿寺山〜中の岳の稜線。残雪淵にシラネアオイ。
登山道はナナカマドの花・アカモノ。

雨がポツポツ降り出す。傘を差す。
雪融けしたばかりの登山道は、春の花畑。イワカガミ・イワウチワ・カタクリ・ショウジョウバカマ・イワナシ。潅木はタムシバ・オオカメノキ・コシアブラ。

AM11:00標高1420m「六合目」潅木帯休憩。風強く、傘をしまい、雨具で登ることにする。

まだまだ余力があるのも、涼しいからだろう。

カタクリ・イワナシ・ヒメイチゲ・タムシバ・マンサク、ショウジョウバカマ、花が慰めてくれる。

「ジャコの平」から、コシジオウレン・ミツバオウレン・タテヤマリンドウ花を眺め緩やかに登っていく。

前方に笹の群生が一望できる。鎖場の岩場は、このコース唯一の難所。

濃霧の中、AM11:30標高1595mジャコの峰・「シシ岩」七合目の標石で元気回復。
斜度も緩くなり、高原のプロムナード・穏やかな道のり。雨は止んできている。
展望が無くても気持ちがいい。

豊富な残雪登りから笹尾根と変わり、稜線が近いことを物語る。
コシジオウレンとの再会も嬉しく、タテヤマリンドウ・カタクリ・ヒメイチゲ。

AM11:45標高1660m八合目の展望岩。
素手で冷たく、すぐに手袋が出てこないので先行休憩の相方に手袋を借りる。八海山が浮かぶ。
雨は完全に上がり、一安心。ここで、行動食の休憩。シャクナゲの花。白花イワカガミ(コイワカガミ?)。

AM12:00標高1730m残雪湧水が流れる登山道。コシジオウレンが満開。

丹後山山腹を緩く巻くようにトラバース。

水場分岐の木の道標、ようやく稜線着。
谷から吹き付ける風が冷たく、のんびりと休む間もなく、足早になる。雪の消えた夏道沿い、一気に小屋へ向かう。

霧の中から浮かび上がる、二年ぶりの丹後山避難小屋。

AM12:15丹後山避難小屋着。丹後山山頂は1808.7m。

群馬単独氏昼食休憩中。挨拶。

二階へ登る鉄梯子も面倒くさく、こちらもひとまず一階でラーメン昼食とする。

小さなザックを旨くパッキングした言葉遣いの丁寧な単独氏が下山して行き、後は貸切の小屋となる。

一時の掃除、二階に荷物を上げ、雨の降らないうちに、丹後山山頂へ向かう。
すぐ先の丘。花は、赤いキクザキイチリンソウ。コシジオウレン。

雲が低いが、展望もあり、阿寺山〜五竜岳・八海山・御月山・中の岳・兎岳・荒沢岳・平が岳(雲の中)・巻機山(雲の中)。

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小屋へ戻り、二階で荷物を整理し、ノンビリ寛ぐ。
気温が低く、羽毛の寝袋を身に纏う。小屋の温度八度。

豊富な天水で、コーヒーで暫く休む。外の風雨の音が聞こえ、天気の運の良さに感謝。
窓からの展望も望むべくも無い。

焼肉ご飯の、豪華料理。外の風雨の音が聞こえ、相変らず展望も無い。
ズボンのポケットのクワガタに気づき、慌てて外に出し、砂糖キュウリの餌をやる。まだ元気でよかった。

腹いっぱいになり、本格的?に睡眠。昨夜の寝不足と急登の疲労で、寝つきが良い。

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2007(H19).6.10日、曇りのち雨のち晴れ

鳴声がイマイチのウグイス声で目覚め。窓からの東南面の展望は雲で無し。
平が岳、ようやく山頂部確認でき、白々と大きく横たわる。

ゆで卵入りカレーとラーメンの朝食。荷物をまとめ一階におろし、空身で大水上岳「利根川水源碑」までの往復。

AM7:13丹後山避難小屋出発。
AM7:15標高1808.7m丹後山山頂。今日も荒沢岳が見える。あの登山道、歩きたいな〜!!。

大水上岳の肩は、豊富な残雪。越後三山が、よく見える。中の岳の左、黒い御月山が異彩を放つ。
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六月の融雪とは言え、花はまだまだ五月。
登山道の花も、ノウゴウイチゴやキジムシロ咲き始め・ショウジョウバカマ。イワカガミ・色の濃いキクザキイチリンソウの群落は雨に打たれイマイチ、でもたくさんの蕾・ヒメイチゲ蕾。
シラネアオイ群落も雨で打ちひしがれたように、うなだれている。オオバキスミレ。ハクサンフウロの葉がたくさん。

AM7:45-55大水上山1831m山頂「利根川水源」石碑にトヤマキシャヤスデが群がっている。
昨年秋の北那須・坊主沼山行以来のトヤマキシャヤスデさんと再会。
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AM8:30標高1780m小屋に戻り、掃き掃除・トイレ掃除、来た時よりもきれいにして、メモをつけて善意の箱に心づけ入金・小屋ノートに記帳、出発。

カメラをマクロレンズにし、下山は花撮影専門とする。コシジオウレン撮影。
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ホシガラス・ウグイスの声。

AM9:15上空の雲が薄くなり、風もなく、八海山・中の岳展望の良い八合目、先行の相方展望岩で待っている。ここで追いつき休憩。
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シャクナゲ・イワカガミ紅白・オオカメノキ。

AM9:30標高1455mタムシバロードで撮影。
雪融けの道、マンサク・花の開き始めたカタクリ・イワウチワ・ショウジョウバカマ。
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AM10:15標高1110mブナ林入り。黄色い雨具の泊り装備単独氏と交差、彼は中の岳へ廻りたいそうだ。

AM10:37三合目・ヒメコマツ大木の尾根にて休憩。ヤマツツジが今日も綺麗。
暑くなり空気も乾いてきたので着替える。ここで、クワガタ2009.6.23訂正ヒメオオクワガタ(中越の山やサン、サンキュ!)を放す。
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AM11:00標高930mアカモノ・マクロ撮影。
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いままで楽しんでいた中の岳の展望もここでお終い。

ゴヨウマツのヤセオネ急降下。ウラジロヨウラク・面白い形のブナ。
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AM11:20標高805「二合目」ヤマツツジ・ナナカマドの花。

緑がかったヤマボウシの花が揺れる。
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山中の鳥、コルリ・オオルリ・コガラ・ヒガラ・キビタキ・メボソムシクイ(ゼニトリ)・センダイムシクイ(チヨギミ)・ツツドリ・ウソ・ホトトギス・カッコー。

麓が近くなるとハルゼミの声が賑々しく、鳥の声が聞こえない。

AM12:00標高530m林道終点、登山口にて休憩。青空、陽射しが照りつける。
濡れ装備を乾かしつつ林道歩き。

AM12:15、橋通過。渓谷の眺めを楽しみつつ、林道を下降。渓谷の石にキセキレイ。エゴノキ花撮影。


PM1:00標高450m駐車場着。空腹に耐え切れず、お湯を沸かし、カップラーメン昼食。
観光客の往来多し。

一年間有効回数券があるので、越後湯沢温泉「山の湯」にて入浴。庭のダイモンジソウが見事。

三国峠経由一般道の帰路。関東は雨。赤城北面道、290円ラーメン夕食。夜、無事帰宅。


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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
今晩は。
数年前の今頃に日帰りで行った時は、栃の木橋に着くまでに、三ツのスノーブリッジがありアイゼンを持って行かなかったので怖い思いをしました。さすがにミータカさんは腰が痛いなどと言いながら、あの鉄砲登りの続く道を平気登ってしまうのですね。私は3合目の鉄砲平まででウンザリしましたが、そこからまだまだ一直線の鉄砲登りが続き、北アルプスのブナ立尾根よりきつい道と思いました。それでも上部の笹の草原は展望も良く白根アオイも咲いていて楽しい道でした。大水上山のハートの一滴は利根川の最初の一滴で美味しい水でした。実は同じ日に隣の本谷山に行く予定をたてて地図も買い準備をしていましたが、雨と雷と言う予報でしたので中止にしました。雷は今まで何度も怖い思いをしていました。そばで亡くなった人を2度も見ていましたので、今回は家で本を読み絵を描いていました。
インレッド
2007/06/12 19:32
インレッド様
いつもコメント戴き有難うございます。

惜しかったですね〜、登山口でお会いできたかも・・・。

>雷は今まで何度も怖い思いをしていました。そばで亡くなった人を2度も見ていました

 いつも今時、計4回登っていますが、どうも、丹後山は「雷が落ちない」イメージがあって・・・、山中も雷の気配もなくて、平気で登っていましたね。寒気にすっぽり包まれていたのかな?。
 目前で、そのような悲惨な光景に遭遇したら、私とて、山へ出掛けられませんね。今度から、気をつけよう。

※貴重な経験談、ご教示頂き、有難うございます。
テントミータカ
2007/06/12 20:14
荒天予報もものともせず、さすがミータカさん頑張りますね。
よその方にまた地元の山を教えて頂きました。いつか登りたいと思います。
忘却速度のスピードアップには笑わせて頂きました。うまい表現だなぁ。座布団一枚!。
山いろいろ
2007/06/14 15:22
夏に丹後から中の岳まで行ったことがあります。
すごくきつかったことを思い出しますね。
天気が悪いという予報のなかで出かけるなんてつわものですね〜
tacoball
2007/06/14 20:30
皆様、いつもコメント戴き有難うございます。

山いろいろ様
ありゃ?、まだ、未踏でしたか?。
晴れていれば、ジャコの峰から先は、タテヤマリンドウが満開で爽やかブルーの小路で気持ちがよいのですが、さすがに、雨や曇りでは花を閉じてしまって、やや残念でした。

tacoball隊長
巻機山までは山看板があるのに、越後三山は不作です(笑)。

中の岳がらみは、さすがにキツイので、たんご、タンゴ♪と、幾分楽なルート取りで遊んでました。天気がよいと中の岳周回が楽しいんですけどね〜。
テントミータカ
2007/06/18 00:58
暫くこの辺りともご無沙汰で懐かしく拝見いたしました。
毎度の事ですが山、花 鳥 茸 虫 …森羅万象色んな知識どうして身に付けられたのでしょう?まさに恐るべし です。
ササバギンラン始めて見させていただきました。
輝ジィ〜ジ
URL
2007/06/22 07:07
輝ジィ〜ジ様
いつもコメント戴き有難うございます。
>…森羅万象色んな知識どうして身に付けられたのでしょう?
同じ山・同じ季節に、飽きずに何度も歩いていると、こうなります。な〜〜んて!。輝ジィ〜ジ様の角田山・粟が岳みたいなモンです、ハイ。

トヤマキシャヤスデは昨年教えて頂き、ギンランは「ギンランかな?」と自宅でよく調べると「ササバギンラン」でした。この二つは今回初めて認識しました。次回はナニが出てくるかな?、楽しみです。
テントミータカ
2007/06/22 09:58
6/9-10、新潟・十字峡から丹後山・大水上山往復、一泊二日 テントミータカ、山と猫の記憶/BIGLOBEウェブリブログ
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