テントミータカ、山と猫の記憶

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zoom RSS 2/17栃木の山、岳ノ山」・大鳥屋山周回ハイク詳細

<<   作成日時 : 2008/02/20 07:53   >>

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H20.2.17、週末のんびり里山ハイク二日目。栃木県佐野市・秋山地区。五丈の滝からの周回コース「岳ノ山」「大鳥屋山」。地味なはずな安蘇山塊(あそさんかい)も栃木百名山・一等三角点の山となれば・・・・・。今日もたぬま道の駅「ふかしまんじゅう」が美味しく、寒かったけれど、満足な一日ハイク

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(随想舎「栃木の山100」より)
「岳ノ山(たけのやま)」は山懐に五丈の滝を抱く信仰・修験の山で、途中岩場などもあり、四季を通じた静かな山歩きが楽しめる。山頂から「大鳥屋山(おおとやさん)」への縦走などもできる。
「大鳥屋山」は標高は693mと低いものの、晩秋から春にかけては、落葉や新雪、残雪の中の快適な山歩きが楽しめる味わいのある山である。また、峠や山頂・稜線には所々に石仏や石碑が見られ、その昔、信仰の山であったことが伺える。
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・・・近年この二山が「栃木百名山」に選定、一等三角点「大鳥屋山」との周回コースで入山者が増えたようだ。ルートも要所要所にマーキング整備され、特に「岳ノ山」は以前の「ルートファインディング技術が必要」のない、一般的・安全なコースに変貌した。近年ヒル被害が多く、夏季は要注意。


                    岳ノ山から大鳥屋山へ向かう
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2008(H20).2.17(日)晴れ

【行程】佐野市・秋山、五丈の滝入り口町営駐車場→岳ノ山704m→大鳥屋山693.1m→町営駐車場(歩行時間4時間)

体調はイマイチながら冬晴れ。勿体無いので、前日の大平山(おおひらさん)山塊ハイキング に続いて、今日も近郊の里山ハイキング。

 昨日より今日は、更に季節風が強く、富士山も雲が地吹雪のようにたなびいている。日光連山も雪雲の中。佐野市・田沼入り。道の駅「どまんなかたぬま」は朝から大賑わいで、楽しみにしていたホカホカのまんじゅう2パック(地粉使用5個420円)と赤飯(350円)を買い込み、葛生・秋山地区へ乗り入れる。

道の駅「どまんなかたぬま」の「ふかしまんじゅう」関連記事は→ コチラ


 登山口を勘違いして山奥に車を乗り入れたのが幸い。三滝方面へ続く車道、山懐へ進む。集落も途切れ、谷あいの道。付近の山は残雪が多く、車道も除雪跡が残る。凍結道でこれ以上の車の乗り入れが不安になる頃、杉植林地の中の「ザゼンソウ自生地」着。

 AM10:30-10:50寒々と薄暗く、雪が残り、擬木の柵に新品ピカピカの鉄条網(侵入者防止・自生地保護の為?)保護柵を一周する。私の生まれ育った田舎では、その辺にゴロゴロして嫌われる部類の植物だったが、いまや人気者・・・隔世の感。
 まだ早いかな・・・と期待していなかったザゼンソウが数株咲いている。暫くザゼンソウ見物・撮影。この間、数組の見物客が来たが、すぐに引き返す。常連の人から聞けば、昨年よりも花が小さいそうな。
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 撮影後、手持ちの道路地図・ガイドコピーを読み比べ、行き過ぎたことを確認、「せめて岳ノ山だけでも・・・」と、車を引き返す。

途中の民家脇、果樹畑でボケ写真でも、ルリビタキ(雄)を撮れた。
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 県道200号線佐野市営(旧葛生町営)バス停付近、「五丈ノ滝」道標に従い左折する林道に入る。細い林道、アイスバーンで慎重に乗り入れる。道々積雪もあるし、こんな地味な山に来る物好きはいないだろうと思ったが、一面銀世界の市営駐車場(立派なポットントイレ有)は意外にも4台の車(団体が入ったそうだ)。
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 駐車場入り口の坂が単線のアイスバーン、乗り入れる自信がないので、駐車場脇の近道歩道スペースに車を置く。行動食・ポット2本を念入りに確認し、登山靴を履くうちに、コレまでのチンタラモードから一変、俄然やる気が沸いてくるから不思議だ。

 AM11:37標高230m位、出発。先ずは主目的の「岳の山」へ向かうべく「五丈の滝」道標を見て、林道を右に川沿いを進む。
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          林道終点には佐野市の観光案内と「五丈ノ滝」案内板が設置
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                沢の堰堤付を通過、堰堤の水は完全結氷
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杉植林の山中を進んでいくと、観爆台への分岐。
 観爆台へと少し階段を下りて行くと、下方に手すりのついた観爆台が見える。残された今日の行動時間も短いし渇水期の今時、滝への期待も薄く、下降が嫌になって引き返す。

※「五丈ノ滝」といっても実際にはそれ以上に大きな滝で、落差40mを越える(100mで33丈)県南地方一の美滝ではある。昔、修験僧が山にこもっていた事から別名「和尚の滝」とも)と案内板で紹介してある。水量豊かな新緑の季節にでも再訪しよう。

 分岐まで戻り登山道を進んでいく。昭和62年3月に沢沿いの観爆台が出来るまでは、滝見の格好の場所だったという「滝見の松」に出る。案内板には崖に突き出した形の良い松が描かれているが、今は朽ちている。
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 立ち寄らずに通過するが、手すりから覗いても潅木が生い茂って滝の姿はほとんど見えないそうだ。これまでは整備された遊歩道も、ここからは登山道らしくなる。

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              杉植林地、沢沿いの山道を緩く高度を上げていく
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 沢を離れ杉林の中を進むと大岩がでてくる。「炭焼き穴」数箇所のある場所で、小休止。
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このあたりから急登が始まる。変化に乏しい杉林のコース。ジグザグ急坂、ふくらはぎが痛くなってくるので、ガニマタ気味に黙々と足を運ぶ。手入れされた真っ直ぐ林立する杉植林。
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 雑木が混じってくると急登も終わり、トラバース気味に緩やかに登って行けば、尾根道に合流。雪がぐっと増える。立木に色とりどりのテープが巻かれた分岐で、「岳ノ山」への進路は左手に変わる。右にも尾根伝いに道がある(「愛宕山」方面)。

 PM1:10山鳴りが響き渡る稜線、北方向から吹き付ける山風は身に沁みるほど冷たく、予定の「腰を下ろしての休憩」所ではない。とはいえ、軽装なので立ち休憩で疲れもすぐに解消する。凍り付いた積雪にトレースも残り、靴底の固い革靴の威力を実感しながら尾根を登って行く。
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「岳ノ山」頂上直前、石を積み上げた台に石祠があり、前にはソロバン二本(うち一本は懐かしい五個玉大判)が供えられている。商売繁盛の神様なのだろう。少々のお賽銭で欲張りな祈願する。
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 ここからほどなく「岳ノ山」山頂(704m)PM1:20着。無人の山頂台地にも不動像・石祠が祀られてある。御嶽山の文字の石碑があるので、「岳ノ山」の名の由来は「御嶽山」の意味かも知れない。
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 木の間からかろうじて北方向の視界が開け、日光方面が望めるらしいが、今日は雪雲で覆われ白い山裾がほんのわずか。
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 この先の行程の検討会。ここまで標準タイムで登れたので、コースタイムで歩けるメドがつく。初めの予定では来た道を下ってあと一時間で駐車場。・・・が来た道の尾根直下のジグザク急坂が嫌らしいのと、明るい内に下れそうなので大鳥屋山経由で駐車場まで二時間とみて、周回する事にする。

 山頂からは明瞭な踏み跡が西方向に続き、ウッカリすると引き込まれそうだが縦走路ではない。これまでの道同様、分岐・要所はしっかりとテープ類でマーキングされ、大鳥屋山の進路は南方向の痩せた尾根筋とすぐに判る。

 下っていくと松が多く、がらりと雰囲気が変わる。我々と逆走ルートと思われる中年ペアと交差。
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 松尾根に気分良く進むと、ロープつきの岩場の急降下と変わる。西上州の岩山を彷彿させる下りだ。慎重に下ると、目の前に大きな岩が聳えている。岩の右側基部も歩けそうだが、こなれていないカモシカ道の様でもあるし・・・数歩進んだ先は、とてもロープか鎖が無ければ下りられる所ではない。大岩の基部に戻り、じっくり観察すれば、二つの岩の間を越えて行くのが正解。
 
 安心して岩に取り付き進んで行くと、テープ・岩場の尾根が続いている。手持ちの山行記録にも、山頂岩場周辺が難所と書いてあるので、もう難所はなかろうと気を取り直し進む。

 岩場を過ぎると雑木の尾根が続き、のんびりと枝越しに周囲の山を見ながら進める。植林地帯の中の道に変わり、その先には624m峰が待ち受けている。以降、大鳥屋山までは変化に乏しい道のり。桧と雑木が入り混じった広い尾根となり、また趣が変わる。ドングリの実がたくさん落ちている。ヤマグリも少々。
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 緩やかに登って下り、右は雑木、左は桧の尾根を急登、PM2:00624m峰通過。広々とした尾根を緩やかに下りて行く。文字が消えてしまったが白い表示テープ・赤テープ、持参の地形図とコンパスで方向を確認して左折、桧林を進む。

 立木にはっきり表示され巻テープのある分岐点、標高約570m。左に「五丈の滝駐車場」作業用林道と併用しているような下山道の分岐。

 ここから三年ぶりの懐かしい「大鳥屋山山頂」はすぐ先、標高差100mの一登り。近い山頂の様子に、ここまでくればもう一山の登頂を逃す気もなくなり、頑張ってピストンする。

 暫く急登が続き、三年前(白岩鉱山からピストン)見覚えある山頂北側、展望の坂を通過、積雪5センチほどの雪の坂道。
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 やがて東西に細長い植林地帯の平坦な山頂台地に出る。前方に続く雪面に手入れの行き届いた杉林が印象的。カモシカの足跡が縦断している。積雪の杉林を進んで行くと、石祠と石碑が数個並ぶ。
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 PM2:36すぐ先の平坦で広い場所が一等三角点のある大鳥屋山山頂(標高693m)。展望は全くなく片側は杉、片側は雑木の地味で静かな山頂。期せずして、二日連続の一等三角点の山頂となった。昨日の晃石山の山頂とは打って変わった静かな大鳥屋山山頂は、テントミータカ隊には好評でも、人によっては薄暗くて余り居心地の良くない場所に思えるのも無理はない。陽が差し込まない為、一面の雪が溶けずに残っている。
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 無人の山頂部、石碑の前で、十分ほどの休憩。出遅れ出発で、期待していなかった二山を繋げ歩く事が出来てゴキゲン。行動食とテルモスのコーヒー・みかんがより美味しい。PM2:55軽くなったザックを担ぎ直し、祠に参拝。登ってきた道を下り、PM3:05「五丈の滝」分岐点通過。
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 植林帯の道は雪も柔らかく、歩行に支障ない。大きく左にトラバースして支尾根二箇所に乗り越し、少しずつ高度を下げる。
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「岳ノ山」登りと打って変わって楽な道のり。道中、水はけが良いサラサラの土、乾燥した杉落ち葉で、皮の登山靴の汚れも少ない。

 杉の葉も沢山、クッションがよく膝に優しい。今年は杉花粉は多いのだろうか?。この鼻水・くしゃみは風邪ではなく花粉症か?。緊張感なく、あれこれ考えるうちに、ポンと積雪の林道に飛び出す。PM3:25林道終点着。
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 この林道が、歩き始めの登山口Y字路を左に進んだ「下前沢線林道」の終点。林道を沢沿いに下りて行くと駐車地に戻る。PM3:15駐車地着。
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 そばの立派な「山ノ神」祠に無事下山の参拝。駐車場の車は一台もなし。しんがりを勤めた愛車に戻り、荷物をまとめる。乾いた林道歩きで登山靴底も汚れが少ない。




             車の帰路、セメント採掘現場の山肌に見とれる
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            再び「どまんなか田沼」に寄り道、駐車場でハクセキレイを撮影
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 暖かい「焼そば」で空腹をなだめ、休憩。再びハンドルを握り帰路につく。二日連続290円ラーメンはさすがに飽きるので、自宅で夕食(豚シャブ・常夜鍋風)食材の買い物をする。夕方、無事帰宅。

※「岳ノ山、大鳥屋山」は、「栃木百名山」・「一等三角点」狙いでもなければ、県外からわざわざ遠征するほどの山ではない。確かに変化に乏しく展望もなく距離も長く、植林地帯で占められているこのコースは一般受けしない。静かな山をゆっくりと歩いてみたい人向き。今回は割愛したが、このコースは「五丈ノ滝」の存在を抜きには出来ない。栃木県の名瀑、水の豊かな時に再訪したいが、ヒル出没地域なので対策も忘れないように。





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