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H20.2.24、台風並みの低気圧通過で、関東も薄雪。栃木県佐野市の里山でノンビリ、マンサク&「三床山(みとこやま)」周回コースハイク。トコトコトコ歩き。 ************************************** (ネット情報より) 栃木県佐野市田沼町に位置する三床山(みとこやま標高334.6m)は、安蘇山塊の山に登るときアプローチ途中で、必ず目に触れている山だが、あまり知られていない。尾根は露岩の連続で、尾根が複雑に絡みあい、それぞれの峰には、赤松を配し野趣豊かな里山。落葉樹が多い山域なので、特に冬場は周りの山々の展望(秩父、八ヶ岳、浅間山、赤城山、日光白根山、男体山)が利き、北に安蘇山塊の全貌、はるか秩父山群の向こうには真っ白な富士山、南に関東平野の広がりの先に東京のビル群まで見渡せる・・・。 ************************************** 下山途中より振り返る三床山の稜線 2008(H20).2.24(日)晴れ 【コース】鹿嶋神社−沢コース分岐−三床山−334峰分岐ピーク−二床山−一床山−ウッカリ山形町・方峰集落に出て山裾へ戻る −庚申塚−鹿島神社(約4時間 一般向き) 自宅の北関東、車も今朝は雪を被っていた。天気回復の様子だが、今日も高山はきつそう。里山・低尾根なら影響はあるまい。「三床山(みとこやま)・二床山・一床山、トコトコトコ♪〜」と、ピーク周回コースの里山を歩く意欲が湧いてくる。里山装備を整え、車を飛ばし栃木県佐野市へ向かう。雪雲が迫り、前日光高原も雪山、安蘇の低山しか見えず。「どまんなかたぬま」道の駅に寄り、お気に入りの「ふかしまんじゅう」と蜜柑を購入。 田沼駅付近で国道293号から県道66号(桐生田沼線)に入り、鹿嶋神社里宮から「三床山」を正面に細い農道約1km、原っぱの中、鹿島神社駐車場に着く。鳥が沢山いる無人の広場で準備。里山といえども初めての山、緊張感と楽しみでワクワク。 AM11:00出発。登山口標高約100m。神社の西の林道入り口。「三床山南麓土地利用計画」一帯はゴルフ場開発が中途で断念(平成13年)されたため荒れ地となっている。平成14年からは「鹿島の森」として整備計画の大きな看板がある。足元に「二床山・一床山/三床山」標識。草地でオオジュリン・ジョウビタキを見る。 野鳥関係の写真・記事は →コチラ 「猿田彦神」石碑が建つ鹿島神社。拝殿は鮮やかな彩色で、比較的新しく造営された様子。素朴な狛犬は昔からのもの、奥の新しい大きな狛犬は最近のものだろう。 赤い社の柱、像の彫り物が目を惹く 神社脇左側の林道に戻り、雪の残る荒れ地を北に進む。 二・三分で左手に小さな沢を見る。また標識があり「尾根コース・沢コース」との分岐通過。初め沢コースへ進み、次に左の山道、「三床山50分」白プレート。まだ林道沿い数十歩先へ進むも、付近の陰鬱な感じが嫌になりすぐ引き返し、「三床山50分」白プレートの山道に入る。 AM11:22一歩山道へ入ると、松枯れの倒木が多い。なだらかな尾根一帯はかつて赤松林だったようだが、今は荒れている。ナンテンの赤い葉っぱ。 道は松林にヒサカキが茂る中を北に続く。赤松に代わってヒサカキが優勢な林相。安蘇山塊の前衛の里山を歩くと、乾燥した赤松林はヒサカキ、あまり乾いていない雑木林はシラカシに遷移していくようだ。 右手が杉植林になり、笹が目につくようになる。210mピークから北西に緩く下り鞍部から雑木林斜面。「栃木森林公社」の略?「栃林公」の標石。いつになったら本格的な登りになるのかと思ううちに、眼前に急斜面が現れる。 ここから頂上まで急登の連続。山頂まで標高差130mの急登。白い補助ロープが垂れ下がる。無理矢理付けられた様な踏跡が、高みに向かって一直線に続く。 このあたりから植林帯とお別れ、雑木林。今回一番の急斜面はコナラが目に付く自然林で、ヒサカキは殆ど見かけなくなる。 ドングリの種が芽吹いている コウヤボウキも、今時は白い花穂は散りガクが残るばかり コナラの幹にうっすら残る雪は、砂糖がらめの和菓子のよう 露岩が増える。遠くから人の声が聞こえてきた。踏跡はいく筋にも分かれて薄くなる。松が多くなると山頂は近いが、薄い藪気配のまばらな踏跡が続き、ステップも薄く、ふくらはぎが伸びて痛くなる。 PM12:22岩場の展望台に達する。西方向の視界が開け、大小山や303m峰と、二床山が目前に姿を見せる。 呼吸を整えて最後の急傾斜をひと登りすると、この先傾斜は緩む。尾根に出ると「右・三床山」標識がある。 AM12:25-47雑木林に囲まれた細長い山頂台地、所々に雪が消え残る。無人の「三床山(みとこやま)」の頂上。山名板(裏面に97.2.1)を見る。山頂広場の北側は三体の石祠が祀られている。これらはそれぞれを祀った麓の集落を向いているそうだ。 樹林に囲まれ展望はあまり良くないが、東方向が切り開かれ眼下にゴルフ場・佐野市街が見える。ゴルフ場が真近で、あまり山に来たという雰囲気ではないが、その先は「大小山」の山群と広大な関東平野の眺め、これはこれで楽しい。今日は雲が多く、「みかも山」の奥に古河タワーまで。 北側も、少し木々の枝が邪魔になるが安蘇山塊が一望。雪雲に巻かれながら赤城山を確認。こちらも近景にはゴルフ場と石灰鉱山や採石場など。 北風を避け、一段下の陽だまりで頂上の雰囲気を楽しんで休憩とする。大福にコーヒー・蜜柑がおいしい。地形図を見ながら後行程を確認する。20人の団体ハイカーが空身でやってきた。 三床山から「♪イットコ・ニトコ・ミトコ」西への縦走が始まる。この縦走が無くてはこの山の魅力も半減する。ハイカー団体で賑わう山頂を後に、縦走路へは鹿島神社方向に少し戻る。右手樹幹にマーキングテープのある分岐。残雪と露岩、鞍部までロープに掴まりながら一気の急降下。 ロープの急坂を振り返る・・・ 鞍部に立ち、先ほどのハイカー団体様の荷物と留守番の方1人に挨拶。標識を見て先へ進む。今度は登り返し。 暫くは露岩を縫うように尾根を忠実に辿る。細かいアップダウンが多いので、あまり先を急がずに岩と赤松の織りなす爽快な景観を楽しみゆっくり歩く。振り返れば雪と赤松の岩峰「三床山」が格好よく、水墨画のようにも見える。 鞍部から一つ目のピーク、PM1:05-1:30陽だまりで風も弱いので、ここで相方のリクエストにお答えして、ビッグカップラーメンの昼食休憩。 ここからも「大平山」「唐沢山」「みかも山」と田沼・佐野市街の眺めを楽しめる 昼食中に先ほどの団体様が追い越していく。またもこの先も団体様と同行程か?気が重くなるも、彼らはこの先二つ目の峰から右手・北方向、334m峰経由、標高427m「金原山」ルートへ廻った様だ。 食べ応えのあるカップラーメンで満腹、再び静寂の尾根に戻り、ほっとした気持ちで荷を担ぎ直す。鞍部から二つ目のピーク334m峰への尾根を分ける分岐。小展望ピークを経て緩い鞍部。ふと上空を見上げれば、一枝黄色い花、今年初めての「マンサク」開花を見つける。大きく登り返し「二床山」へ。 PM1:57「二床山」山頂着。狭い頂は樹木が邪魔をして視界は良くない。「二床山」白の小さい山名板。この二床山から303m峰(高松)を経て駐車地に戻るルートもある。303m峰(高松)の山裾はかなり広大な樹林帯。 更に赤松と露岩の尾根が続く。日陰の薄雪も、歩くのに全く支障はない。「二床山」から西に下り、両側が切れた岩場から「一床山」が見え、休憩中の人の姿を確認する。山頂周辺が禿げ山になって見える。 「一床山」の山頂が見えて元気回復。ところどころ断崖上を歩き、覗き込むと一気に切れ落ちている場所もあるが、木々があるため恐怖感はない。「一床山」山頂直下、最後の岩場急登。 岩場の急坂を乗り越せば、全方向の大展望。PM2:15視界を遮るものは何ひとつ無い「一床山320m」山頂小広場。目前の葛生の採石山・三峰山の削り取られた山肌の奇観。展望を得るためだろう、周囲の伐採の跡に複雑な思い。それでも、早々の下山が勿体無い一番の展望ピーク、ここでゆっくり休憩とする。 「一床山320m」の山名板・指導標。貸切ではあるし、風も弱いので冬の陽差しを浴びながら、のんびり出来るうねうねと続く安蘇山塊(鳴神山、残間山、野峰、丸岩岳、根本山、熊鷹山、大鳥屋山・・・写真に撮ったがほぼ同定できず懸案)。東には唐沢山・太平山、南には奥秩父、奥武蔵。あいにくの雪雲で富士山、八ヶ岳、浅間山、赤城山、日光白根山、男体山の遠望は利かず。日光・足尾も雲の中、赤城山・男体山がようやく雲間に見え隠れ程度。 飛行機も飛んでいく。倒木には、紅・白の食べられない乾燥キノコ。もう一度じっくり見回して腰を上げる。 PM2:50発。下山路は南西方向に下降、途中の展望台から「イットコ、ニトコ、ミトコ」のピーク・尾根を振り返る。PM3:15支尾根が西と南方向に二分する分岐。この場所には「沢入の滝」プレート。西方向に続く尾根道に鮮明で誘い込まれそうだが、「鹿嶋神社」の道標もあり、安心して南方向に派生する尾根から、車を置いた鹿島神社に向かう。 赤松林からヒサカキの緑が戻ってくる。コゲラの姿・ドラミング。真新しい赤テープのマーキングが、行く先々の樹幹に縛り付けてある。地形図を見ると、尾根末端まで分岐はないので、グングン下る。 藪気配の尾根下部は、あまり人を寄せ付けない様相だが、赤色布のマーキングと刈払いで迷う事も無い、踏跡も確認でき東方向へ下降する。キビタキが飛んでいく。 溜池から植林地、「山形町・片峰」の集落のはずれに出た。予想よりも賑やかな様子に不安を覚えるが、道なりに進み、とうとう舗装県道に出てしまった。 予定ルート、地図にある「足並」山麓への分岐に気がつかず、通過してしまったようだ(こりゃマズイ!!!) PM3:25ここから県道沿いに歩いても、鹿嶋神社里宮経由で元の駐車場に戻れる。・・・が、二倍以上の歩行距離で、靴底の固い山靴の舗装道路歩きでは疲労も大きい。地形図を読み直して山中へ戻る。 溜池まで引き返し、念入りに地形図を確認。山襞の採掘マークを目標に林道を進む。山裾の開発事業で集められた「庚申塚の合祀施設」通過、ついでなので見学していく。 作業道を進み、重機のある採掘地の上、支尾根の切り開き作業道を乗り越す。 PM3:50、立木に赤ペンキ丸のマーキング。ここが「一床山」からの歩道の出口らしい。「一床山」下降中に、真新しい赤テープを盲信し大回りしてしまったのだ。作業道脇の草叢に山案内の標識「鹿嶋神社」が倒れている。。駐車した神社広場から最初に作業道経由で「一床山」を目指せば、迷わなかったかもしれない。山中の下降路が今のままだと、我々と同じように「一床山」からの下降で県道に降り立つ初心者が続出するかもしれない。※歩行距離が長くなるが、マイカーの場合、県道脇の鹿島神社里宮に駐車して、歩くのも一案だろう 正式な山道に戻った事を確認して安堵。作業道歩きで東方の駐車地点をめざす。 PM4:00笹薮の小道分岐に「一床山」道標、。303m峰(高松)への取り付きの道「一床山/高松〜二床山/鹿島神社」の道標。間もなく出発地点、野鳥の多い鹿島神社の空き地・駐車場に戻る。山中の稜線、計30人のハイカーの姿を見てきた。 PM4:10出発時の駐車場は他の車は無く、雪も消え果て、ポツネンと寂しげな愛車に戻り、荷物をまとめる。 駐車場付近は、警戒心の強い野蝶の群れが多く、暫く写真撮影。ホオジロ・カシラダカ・シジュウカラ。昨日の 「尾出山・高原山」に続き、今日も低山とはいえ安蘇山塊の未踏のピークを踏めたのだから満足感は大きい。思いがけずマンサクの花も見つけ、早春の山らしい彩が嬉しい。 ★三床山は県外からわざわざ「遠征」する山ではないが、のんびり展望の里山を楽しみたい人向けだと思います。 ★「みとこやま」の呼び名は元々の呼び名のようです。「一床山」「二床山」の名は誰かが後から付けたようです。「みとこやま」の由来が解れば(数値的な3か?「み」の当て字か?)良いのですが・・・。私的には「イットコ・ニトコ・ミトコ♪」で楽しくなっちゃうんですけどね〜。 帰路に、すぐそばの赤見温泉「おぐら屋」で二ヶ月ぶりの佐野ラーメン600円・ギョウザで舌鼓、帰路につく。夕方、無事帰宅。 佐野市赤見町の佐野ラーメン店「おぐら屋」さんの関連記事は→ コチラ 速報記事は→ こちら 関連野鳥記事は→ こちら ![]() ![]() |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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お天気が良くてうらやましい〜(笑い |
やまおやぢ 2008/02/29 18:28 |
床屋さんの寄り合いみたいな名前の山ですね。(笑い) |
山いろいろ 2008/02/29 21:39 |
皆様、ご訪問・コメント戴き有難うございます。 |
テントミータカ 2008/03/01 19:54 |
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