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zoom RSS 3/30、石裂山(おざくさん)@栃木の名山、詳細記録

<<   作成日時 : 2008/04/11 00:33   >>

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 前日光高原の南端、鹿沼市「石裂山(おざくさん)」。ハナネコノメを初めて見て感激、整備された周回コース歩き。

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随想舎「栃木の山100」より
 石裂山(おざくさん標高879.4m)は1000m前後の低山が連なる前日光高原の南東端に位置し、梯子・鎖場のある変化に富んだ山。日光連山から足尾から両毛の山々、関東平野までを一望できる好展望コースでもある。また、カタクリやヤシオツツジの群落も見事だ。古来「おざく信仰」と結びついた信仰の山でもあり、加蘇山神社は勝道上人が開山したといわれる由緒ある古社である。
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2008(H20)3/30(日)晴れのち曇り
【行程】「加蘇山神社」下ノ宮、登山口・駐車場−竜ヶ滝―剣が峰―石裂山―月山―竜が滝―駐車場(一般向け、コースタイム3時間40分)



                    速報記事は →コチラ

                   花写真記事は →こちら


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 早春の花と鎖場の様子も見たく、鹿沼市、山岳信仰の霊山「石裂山(おざくさん標高879.4m)」へ向かう。鹿沼市内にてツバメを見かける。日光の山、男体山がこの季節にしてはずいぶん白くなっている。鹿沼市営バス路線もある。市内からバスでも一時間、終点「石裂神社」。石裂神社前の案内板・トイレもある(紙がなかった・・・)。

 大水沢沿いの林道、積雪・凍結もなく、細い道だが車も入れる。登山口「加蘇山神社」の下ノ宮の広場・駐車場着。既に車数台ある。さすがにハイキングとしても遅い出発時間帯なので人影はない。アカヤシオの頃には大賑わいになるのだろう。
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 広場には、石裂山周回コース案内板・本格的な登山コースの為の警告板・環境美化看板。マムシ注意看板。準備するうちに夫婦連れが下山してきた。念のため、山の様子・鎖場の様子を伺う。

 AM10:43駐車場発。ここから加蘇山神社の苔むした石段を見上げ、帰路に立ち寄ることにして、横の沢沿いの道に進む。後で知った事だが、神社経由でも、その先で道は一つになる。
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 トウゴクサバノオとユリワサビが、さっそくのお出まし、数分間撮影。
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 猟銃のイラストつき「発砲注意」看板。鬱蒼とした杉林の中を「一の橋」「二の橋」と渡る。オクノカンスゲ・ユリワサビ・ハルトラノオが咲き始め
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 AM10:56清滝(4m)通過。
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 どんどん進めば、鹿の食害防止ネット沿い、伐採後の植林地、脇を通過。日当たりの良い山道は、スミレがちらほら。ハルトラノオ・オオコガネネコノメソウ(大黄金猫の目草)の群生。
※後で知ったが、石裂山は「花の百名山」に、ハルトラノオの群生で紹介されている。
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 鹿避けネットの奥に白いアズマイチゲが一輪。沢側の檜の幹に鹿?熊の爪とぎの跡?。「五の橋」を過ぎ、雨乞いの滝ともいわれる竜が滝の休憩所に着く。
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 AM11:21-30植林地・来た道を見下ろす展望の良い休憩所だが、風当たりも良い。登山道の警告板もある。石灯籠から谷沿いに進んでいく。すぐに周回コースの分岐。沢は次第に細くなるが、道はしっかりしているので不安はない。

 栃木県天然記念物の「千本かつら」が、風前の灯火のような、枯れた幹が目立ちながらも、沢の中央右手に見る。付近の道はトラバース道が崩れ、すぐ上にしっかりした高巻き道が作られていて、安全に渡れる。

 AM11:30-50沢に降り立ち、思いがけずも、ハナネコノメの群生を見つける。最近のネット情報で高尾山の群生地ほど花の量は多くはないが、初めて見るハナネコノメの可愛らしい花、嬉々と撮影。ツルネコノメソウ(蔓猫の目草)・ヨゴレネコノメ・コチャルメルソウもいる。撮影・休憩。
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 沢が伏流となるあたりから急登がはじまる。AM12:00-12:05「中の宮」の休憩所。「加蘇山神社から1.5キロ」表示。登山コースの警告注意看板。ここから「奥の宮」まで15分表示。梯子と鎖場の登りとなり、すぐに一枚岩が現われる。やたらと重たい新しい鎖場を慎重に通過。
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 AM12:12-20「奥の宮・石裂岩」の看板、ここが石裂山の由来の場所だろう。立派な梯子を上ると洞窟があり、加蘇山神社の奥の院が祀ってある。長い梯子の往復なので、初めてこの山を歩く相方のみ、見てきてもらう。
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 まだ薄日がさす道は、「奥の宮・石裂岩」から沢を巻いて尾根を目指す。

 マルバマンサクの花が咲き始めている。岩の脇の湿った登山道脇に、思いがけずセリバオウレンの群生を見る。相方と合流、再び緊張感溢れる尾根道の急坂が続く。
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 AM12:30ヒゲズリ岩の岩場に出る。道幅が狭い。おびただしいイワウチワ?イワカガミ?の群生、茶色のつやつや光る小ぶりな葉。花時に又来て見たくなる。しばらく登ると山腹に出て、落ち葉の斜面にカタクリの葉がポツポツ目立ってきた。日当たりの良いところは数輪咲き始めている。

 目前、厳しい岩山の稜線が、先も厳しい道のりを示す。

 AM12:45いったん足場の安定した植林地の尾根鞍部に出る。道標があり、「東剣が峰0.2km/石裂山0.6km」表示。岩場をヘツルように固定ロープから、稜線を右に曲がり約5分進むと東剣が峰。
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 剣が峰から石裂山の岩場は、コース最大の難所。鎖場・梯子の整備が進んで、以前よりも安全に歩けるようになった。(北アルプスよりも立派な梯子に感動するかも)。鎖場・梯子の急降下からすぐに登り返す。
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 PM1:15西剣ヶ峰。「石裂山25分・東剣が峰0.1Km」表示。林に囲まれた山頂の展望を補うように、30m先に展望台の表示。ようやく石裂山山頂部が近づいてきた。アカヤシオの固い蕾が目につく。アカヤシオの花時が楽しみな山稜が続く。
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 PM1:18なが〜い梯子を急降下。低山でこれほどの梯子の連続は珍しい部類だろう。滑り止めつきの立派な梯子に感動する。
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 鞍部になり、御沢峠の道標がある。左手から合流するのは、粟野側の賀蘇山神社からのルート。

 峠から右へ巻いて登る。後続の若者グループの声が賑やかに響き渡る。ダンコウバイ(アブラチャン?よりも花が詰まって咲く感じ)の黄色い枝を見送る。
 尾根上へ出て、月山(つきやま)への分岐に着く。左に数分進めば、山岳信仰の霊山「石裂山(おざくさん標高879.4m)」山頂。
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 PM1:34-2:10山頂は広葉樹林の中にあり狭く、360度の展望は楽しめないが、これからたどる月山が目前に見え、日光連山方面の眺めがある。既に雲が厚くなり、朝見えていた男体山も見えず。横根山・栃木鳳凰三山(地蔵岳・夕日が岳)あたりの展望のみ。三等三角点は前日の寺久保山と全く同じ風体。
 アカヤシオの固い蕾。マンサクの花。ここで肉うどんの昼食。後続の青年達5人組もすぐに追いつき、ここで昼食。彼らと話せば、栃木の人で、どうりで遅い出発でも平気な訳だ。食事を終え、焼肉中の青年達に別れを告げる。

 月山へは分岐を戻り、道標通りに左に進む。PM2:20-2:30月山山頂には石の鳥居と月読命(つきよみのみこと)を祀る社と天狗岩がある。(山看板「鹿」バージョン(既報済み)あり)。山看板と久々に対面。ここからは、日光連山と遠く尾瀬の山並みが眺められるそうだが、既に雲の中。
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 月山からは道なりに急降下。道標に従い右に折れ、PM2:44岩場の下に鎮座する石祠脇を通過。
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 黄色いダンコウバイの枝を見て、薄暗い杉林の中をグングン下降する。
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再び竜が滝の休憩所の手前、周回コース分岐に出る。

 PM3:15無人の休憩所ベンチで一息。いよいよ雲が低くなり、いつ降り出してもおかしくない空模様。元の道をたどり、「加蘇山神社」に立ち寄り、お参り。

 PM3:35奥社登拝口の裏口から注連縄のかかった見事な太い二本の杉の間から無人の広い境内に入る。市の天然記念物・加蘇山神社の大杉三本だそうな。神社は、岩裂命(いわさくのみこと)、根裂命(ねさくのみこと)、武甕槌男命(たけみかづつおのみこと)の三柱を祭拝し五穀豊穣・商売繁盛の守護神として近在の信仰を集めている。
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 苔むした表参道の石段を下る。

 PM3:40広場・駐車場着。観光客風の人もチラホラ見かける。山中、予想外に沢山の早春の花々に魅せられた。※アカヤシオ・カタクリが咲いたら、また行ってみたい。

 帰路、鹿沼市外から雨が降り出す。夕方無事帰宅・・・自宅で夕食。

※低山といえども、今では完全に整備された岩場歩き。見所も多く、信仰色の強い展望の山だが、花も沢山楽しめる。里山の楽しいエッセンスを詰め込んだ名山だろう。




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ミータカさんおはようございます!
何年か前に石裂山に行ったことがあります。
初めて見るアカヤシオに驚嘆の声を上げたのを覚えています。
ただ新潟からは遠く、そんなこと言うとミータカさんに笑われますが、何かバスで観光旅行をしたような気分でした。
速報記事、花写真記事と合わせ、その時を思い出しながら見せて貰いました。
石裂山にはいろんなお花がいっぱいあったのですね。
アカヤシオの記憶しかない自分はやはり未熟でした。
甘納豆
2008/04/11 06:17
甘納豆様、ご訪問・コメント戴き有難うございます。
 いい時期・アカヤシオの盛りの頃に歩かれたのですね。大賑わいだった事でしょう。健脚の皆さん、軽々と歩かれたんでしょうね。私も今回初めてアカヤシオ以外に花があると知った程度で、ウン十年前歩いた晩秋の、梯子・鎖場の怖いイメージしかなったので、今回は嬉しい驚きでした。
 でも、花の量では新潟には叶いません。私が意気揚々と撮るささやかな花の量なので、その写欲すら打ち負かしてしまう花の新潟の山は、素晴らしいです。
テントミータカ
2008/04/11 20:26

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