烏帽子岳ー船窪岳山行記-20050803

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H17.8.3-7避暑の北アルプスシリーズ、ほぼ単独テントがんばり登山。高瀬ダムから烏帽子岳、野口五郎岳、不動・船窪岳。コマクサはじめ沢山の花と展望、S組と再会。大町から歩いた相方にピックアップされ下山。雷鳥も見てキノコも食べて、静かに歩けたテント四泊五日山行。

H17.8.3、前夜発、ETC通勤割引時間ギリギリセーフ。道の駅にて仮眠。早朝、空いてる七倉ダム登山口駐車場入り。セントバーナードと女性職員の登山相談所にカード提出。今年からゲート開錠時間早まり、AM5:30からとの事。自宅連絡後、縦走の小屋泊り単独行者と相乗りのタクシーにて高瀬ダム入り。今年の不動沢土砂流出多く、7/中旬にようやく、登山道整備されたらしい。

AM6:00標高1290m、一年ぶりの高瀬ダムに降り立つ。快晴の空、単独テント装備と食料で、相当荷物が重い。食料は袋ラーメン4食・カップラーメン2食・白米1袋・レトルトカレー1袋・ソーセージ1本、粉末スポーツドリンク3袋、干し無花果5個。力の源黒砂糖。尾根の急登、やや、自信なくも、のんびり歩くつもりで出発。

堰堤を渡りトンネルをくぐり、吊橋を渡る。不動沢の堰堤が高くなる。今年は二メートル、ブルで整備したそうな。タクシー同乗の単独おじさんの足は速く、あっという間に姿も消える。

AM6:40烏帽子岳への通いなれたブナ立尾根。ソバナ咲く水場で休憩。青年組数人がすいすい追い越していく。鉄パイプ階段の続く取り付きの急登。林の中涼しく、河原歩き30分が、いい準備運動で、調子よく足が進む。クガイソウ・ガクアジサイ・センジュガンピ・ヨツバヒヨドリ・タマガワホトトギス、歩き始めから花が多い。高度が上がると、餓鬼岳唐沢岳が目前に見えてくる。

交差する人も少なく、小屋までの12区間。忠実に1区間づつ休憩取り、慎重に進む。南アルプスを思わせる羊歯と針葉樹林帯。息が上がり始めた8番地点から、足が重くなる。林床にコバノイチヤクソウ群生見つけ撮影。上下二回のガレ場の展望台から、烏帽子岩・不動南沢岳間のガレがよく見え、この尾根からの初めての好展望に、急登も慰められる。オミナエシ群生・ホタルブクロ・ソバナ・ギボウシ・ヤマハハコ・サラシナショウマ・オオバタケシマランの赤い実、サンカヨウの濃い紫の実。タヌキ岩通過、4番AM10:10三角点の広場にて大休止。

続く急登、カニコウモリ・ツマトリソウ・ゴセンタチバナ・アキノキリンソウも可憐な花に見える。足がしびれ始め、骨盤にベルトが食い込み、痛くなる。ほぼコースタイムどおりの歩程、慌てる事は無い、閑散とした登山道でもある、休憩をこまめに取り、息を整える。

AM11:30大好きな休憩地点、1番の大ダケカンバ。今日も、爽やかな雰囲気のこの場所がお気に入りで、いつもここでも大休止。花も高山らしく、ヨツバシオガマ・ニガナ・エゾシオガマ・ハクサンボウフウのお出迎え。ここで、持参のスポーツドリンク1リットル総て飲み尽くす。

ナナカマドとダケカンバの緑がまぶしいジグザグ急登、ブルベリーの葉の雫、すすってみる。三つ岳に取り付く数人の登山者の姿を確認。お花畑から稜線乗越に出る。ヒメクワガタ・ウサギギク・ミヤマアカバナ・チングルマは果穂。青いトタン屋根も懐かしい小屋へ向かって下る。

PM0:00花崗岩の砂が石庭模様の小屋前広場。目前の赤牛岳・薬師岳も覗く。今日もお花畑にイワギキョウ満開、コマクサは少なく、白花一株とピンクが少々。固い蕾のミヤマリンドウ。小屋付近は、見覚えのある本日の小屋どまり登山者数人の賑わい。

PM1:30寝不足もあり、疲れ果てた我々は、テント受け付け・水購入、いつものテント場へ向かう。林に囲まれたテント場はガラアキで、良く見ると樹林の影にひっそりと数張りのテントがあるのみ。

風景撮影、小屋で受付、水リッター¥200で購入、テント場へ向かう。ヘリポートまでのお花畑、イワカガミ・チングルマ・ハクサンイチゲ・ミツバオウレン花残り、ミヤマリンドウ少々。ヘリポートで電話かけ、テント場への下り、アオノツガザクラ満開、登山道沿いの林床、ミヤマママコナの大群生・ウサギギク・クルマユリ。

先着数張り、閑散としたテント場、連泊のテントとなれば敷地に数箇所迷った後、展望と水はけ考えた好適地にゴアライズ本体のみで設営、ペグは使わず張り綱を石にて固定。テント出入り口から池と三つ岳が見える。雲が出たり消えたり、カップラーメンの昼食、タイガーバーム体中に塗りつけ一眠り。整地不用、砂地の敷地で当たりも柔らかく居心地良し。

PM3:00気分良く目覚め、まだ夕食に時間があるので、付近散策。山が見える小屋前ベンチにて冷えた三つ豆缶詰¥600購入、美味しく戴く。天気ももちそうなので、ニセ烏帽子へ遊びに出かける。ぞくぞくと船窪岳からの縦走者と交差、彼らから、登山道の様子聞き取り調査兼ねる。
エゾシオガマ・ウサギギク・ハクサンシャクナゲ・コマクサ・リンネソウと、花を楽しみ撮影しつつ、ゆっくりとニセ烏帽子着。
PM4:30-5:00チシマギキョウ・タカネツメクサ。テント大荷物・スパイク地下足袋の若夫婦と話しが弾む。彼らは10日間の日程で八方尾根から南下、笠へ抜ける富山の方との事。今日は船窪―烏帽子12時間かかったそうだ。素晴らしい計画と夫婦の足並み揃ったむつまじい様、お若いのによく頑張るなぁ。

テント場急ぐ彼らと別れ、暫くニセ烏帽子にて、のんびり寛ぐ。目前の烏帽子岩は今回も登らないだろう、南沢岳・ガレの不動岳から船窪岳、あさっての幕営地、七倉岳が、まだまだ遠い。眼下は高瀬・七倉ダム。
小屋へ戻り、水と明日の野口五郎岳散策用、お弁当代わりの、防災非常食柔らかい缶づめパン購入。
賑わうテントへ戻り、袋ラーメンの夕食、寝袋に篭る。軽く雨音するも、被害無く、後は、熟睡。

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