烏帽子岳-船窪岳山行記20050804

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H17.8.4、今日は休養日、慌てて起き出す必要も無い。が、すぐ脇が登山道。未明からの張り切って歩き出した登山者の物音で目が醒め、テント出入り口から覗く空は、星空から快晴の様子。しかしまあ、一部、小屋泊の人で、未知の登山道、ヘッドライトで歩こうというのだから恐れ入る。ここはテント場の中に登山道が横切って判り難いのだから、前日夕方でも下見すれば、ここで、道迷い・口論とならずに済むのに。甘いなぁ。

予定は、野口五郎岳往復、槍ヶ岳と水晶・鷲羽岳の展望が楽しみなので、早出に越した事は無い。午前中の天気好天の予報、テント内乾燥も兼ね、荷物を中央に寄せ、重石代わりに石を二つ載せ戸締り。朝食も袋ラーメンでやや飽きてきたが仕方ない。テントを後に出発。小屋泊テント泊共々、皆の旅立ちも早い。

AM5:10発、冴えない雲かかるご来光拝み、快調に進む。荷物が軽い軽い、昨日の疲れは残っていない。
昨年来の裏銀座縦走路は懐かしく、表銀座・餓鬼・唐沢はギザギサの稜線が手にとるように近い。コマクサも見頃の群生が有り、ついつい道草も多くなる。イワツメクサ・タカネツメクサ・ミヤマコゴメグサが満開で白く映え、タカネスミレ・チシマギキョウも彩りを添える。コケモモ・ミネズオウ・クモマニガナ・イワキキョウ少々。左手の水晶岳・赤牛岳をお供の三つ岳肩からふいに、槍ヶ岳登場。
立山・白馬が見え始め、烏帽子・船窪・針の木・蓮華の面々も。

三つ岳の始めのピークを乗越し、まだまだ遠い野口五郎岳の白い山肌。残雪・融水もあるお花畑にて休憩。イワカガミ・チンクルマ・ハクサンイチゲ・アオノツガザクラ・キバナシャクナゲ・タカネヤハズハハコ、ハクサンボウフウ、まだまだ最盛期の花。ウサギギク・ミヤマリンドウ・ヨツバシオガマ咲き始め。これから向かう先、野口五郎岳方向は快晴の青空。

長い長い三つ岳の尾根道、花崗岩で滑って当ればさぞかし痛そうなブツブツ石。ゴロゴロ大岩の飛び石渡りも久し振りで愉しい。ホシガラスが三羽、例の三三七拍子でからから鳴声。白い砂山の野口五郎岳が近付き、前山経由、小屋直登コース。

AM11:20営業中のの青い屋根と茶色のペンキでしっかりお色直し済みの小屋前にて休憩、平成16年からテント場閉鎖のロープが寂しくも、野口五郎小屋の大切な水場豊富な残雪の斜面は今年の大雪を物語る。
小屋受付へ入り、小屋主らしき方と会話、愛媛ミカンジュース購入。テント場閉鎖の理由は、落石・強風等、厳しいときがあるそうで、人命優先ではやむをえない。息整え、山頂めざし急ぎ足。祠過ぎ、岩の間の新鮮なチングルマの株愛で、広い野口五郎岳山頂2924mへ向かう。

AM7:45好天、目前に槍・表銀座・双六・三俣蓮華・鷲羽・ワリモ・ハイレグ水晶が、どっと勢ぞろい。水晶―赤牛ラインの残雪もある。五郎池も見える。薬師・立山・白馬・針の木・蓮華、まさに360度、風も弱く、名峰を目の当たりに、予定通り、ここで大休憩とする。ミカンジュースと缶ぱん、小屋のお弁当で和む山頂。
お盆に連泊した双六小屋もよく見える。早起きの効果、10分と立たない内に雲湧き、槍ヶ岳が消えてきた。まだ、焼岳・鷲羽・水晶は健在。皆、暫くここで休憩するも、のんびり過ごす訳にも行かないようで、十数分の休憩後、続々と水晶へ向かう。水晶小屋へデポしてここまでの軽装往復のグループもいる。広い山頂を贅沢にも静かに過ごせるのは、我ながらなかなかの贅沢かな。

AM8:45、写真を撮り、存分に展望を楽しんだ後、復路を戻る。布団干しの小屋へ挨拶し、空き缶を返す。

夏雲の湧くのは早く、鷲羽岳もいよいよ霞みかかる。雪渓融水のお花畑にて、給水・花撮影。後続の中高年夫婦、水晶小屋泊は47人の刺身混雑だそうな。野口五郎小屋は30人なので、小屋泊登山者の動向、可笑しい。健脚の夫婦、常念から槍ヶ岳泊、水晶泊、ここからブナ立て、一気下山、おみそれしました。先行してもらい、此方は花撮影とコマクサ荒しの砂地均しつつのテント場戻り。タカネツメクサとチシマギキョウ・コマクサの綺麗な写真撮れ満足。午後になると、本日の入山者、野口五郎小屋目指す健脚者、数人と交差。

二泊目のテント場も三割の賑わい。体のお手入れ、暫し休息。明日の縦走用お弁当、五目御飯アルファ米と水購入。テント場の中年おじさんグループの野菜たっぷりなメニュウ誉めた甲斐有り、美味しいレタス戴き、お礼に、三つ岳の雪解け水情報提供する。思いがけないレタス追加の早目の夕食、明日の長丁場に備え、カレーライス。明日の未明発に備え、ドキドキしながらの就寝。

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