涸沢定着テントーその②20050828

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H17.8.28、
涸沢―屏風の耳―涸沢

未明から皆行動開始、テン屋も小屋屋も、行動がすばやい。山屋見本のような皆さん。素晴らしい黄金色のおわんの底の山肌の朝焼け見て、満足。

今日の予報はよくなく、午後は早めに雨が降り出しそう。こちらのテントも今日からフライ無し、となれば、寒そうな稜線にテント移動プランは取りやめ、相方には、のんびり下山していただくこととする。
レインフライと大鍋は持ち帰って、きゅうりとキーウィは置いて貰う、貴重なビタミン源。
のんびり起床、相方が荷物をまとめ記念撮影する頃には、既に八時。パノラマ新道分岐まで送りがてら、こちらも、屏風のコルまで、のんびり往復散策とする。

AM8:40特急の相方の下山様子、見下ろし、パノラマ新道・山腹の道、進む。
ここも花多く、オトギリソウ・サラシナショウマ・キオン・ミヤマダイコン・トリカブト・キオン・コゴメグサ・エゾシオガマ・クロクモソウ・クロトウヒレン・ヤマハハコ・ダイモンジソウ、白青ミソガワソウ、いたるところで、お花畑。撮影に足を止める。展望良く、涸沢や穂高・ぐんぐん槍・西岳・南岳が、青空に姿現し、目を奪われる。

岩場トラバースロープに導かれての細い道続く。一箇所、ダイモンジソウ群落に気をとられ、岩場の道はずす。似たような踏跡有り、戻り、トラバースの緑のロープ、通常コース再確認する。ヒョウタンボク・ナナカマドの赤い実。オヤマリンドウ。

早くも、登りの人と交差、クロウスゴの紫の実・コゴメグサ群生愛で屏風のコルに着き、休憩。

AM10:00手書きの看板で〔屏風の耳20分・頭30分〕表示と地図で、未踏の道も安心して進む。脇の花畑、大型セリ科の花、トリカブト・サラシナショウマ。下山の人と交差。ハイマツ帯の急坂。
解りにくい大岩帯、稜線どおりに乗り越し、にごった池二つ通過、ハクサンフウロ。細い稜線の道から、三角点のある屏風の耳2565mらしきピーク着。

AM10:50奥にケルンの見えるピークがあるが、道が悪く、時間もかかりそうなので、ここまでとし、のんびり過ごす。後続の元気な青年に写真とってもらう。彼は先目指すも、止めたらしく、隣のピークでのんびり休んでいる。
屏風の耳からの展望良く、槍がにょきっと裾野広げその上に野口五郎・真砂岳。本谷橋から北穂池の点線ルートの沢の様子も丸見え、大天井から常念山脈。梓川沿い上高地、目前の前穂からぐるり北穂の稜線、涸沢カールと、この地から初めて見る大展望。上空は秋空なのだろうか。青空から筋雲、夏雲沸く様、じっくり貸切で眺め、言うこと無し。
ホシガラス・トンビの姿も眺められる。資材荷上げヘリや空身ヘリ、時々飛んでいる。

帰路ものんびりとしたもの、花の写真取り直し。同じ道間違いのグループに声かけ、正規ルートに戻ってもらう。やはり、あそこは迷いやすい所らしい。

PM2:00腹ペコでテントへ戻り、水補給・ラーメン、清拭している内に、雨降り出す。長く降らない雨で、水はけの良いテント、シングルでも今回は、しみこみも無く、快適に過ごす。夕方、念のため、明日の北穂への道、涸沢小屋まで確認がてらの散策、今日の私設テントは20張り程。

明日の、メインイベント、北穂―奥穂、ぐるり一周に備え、早めの就寝。夕方のラジオで今朝、前穂の登山道で滑落死亡事故があったこと知る。どうりでヘリコプターが賑やかに飛んでいた訳だ。

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