涸沢定着テントーその③20050829

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H17.8.29、
涸沢―北穂―奥穂―涸沢

気合いれ未明から目覚め準備できるのも、冷え込み厳しく寝ていられなかったから。北穂高往復は慣れているけど、北穂―奥穂は十何年振り、どきどきしてくる。

AM5:00発、涸沢小屋上の草原はトリカブト・アキノキリンソウ、ナナカマド・ヒョウタンボクの赤い実。ミヤマシモツケのピンクの花が可愛らしい。

鎖場の先にて、北穂小屋泊の下山者と交差。展望良く、北穂テント場まで高度上げると、奥穂までの稜線、表銀座・後立山連峰・南アルプス・八ヶ岳・富士・浅間山、久し振りの対面。涸沢テント場にもようやく日が差してくる。

テント一張りの北穂テント場通過。写真撮るにはいいテント場だろう。イワギキョウ・イワツメクサが稜線を彩る。
稜線三叉路、もう、北穂山頂間近、槍の姿チラチラ見える。

AM7:50-8:30届いた北穂山頂3106m、裏銀座・薬師・黒部五郎・笠が岳、立山は槍の後ろでみえず、久し振りのキレット越しの展望。南アルプスは塩見・荒川・赤石・聖もみえる。富士山が霞んで消えていく。妙高・火打・戸隠山も霞みながらも確認。今日も表銀座・常念山脈、よく見える。数人の賑わい、ここで大休止。単独者に記念撮影とってもらう。土木工事開始のセメント回し賑やかな小屋へ下り、トイレ借用。小屋前ベンチもがら空き。
再び、山頂へ戻り、行動食食べ、写真撮影。この後の予定が緊張感溢れるコースなので、なんだかのんびりするにも落ち着かない。

靴の紐締めなおし、涸沢岳経由の奥穂高目指す。たしか、過去二回の記憶では、大キレットよりも怖かったはず。

三叉路から岩峰の稜線へ入る。数人と交差、やはり、相当厳しい様子。1本使っているストックをしまう様アドバイスされるも、やはり、慣れているストック使い、どんな岩場でも、使える。落石の人身事故に気をつければ、やはり、随分、役に立った。鎖よりも岩のホールド、しっかり掴んだほうが安定して、取り付きやすい。交差する団体の中にヘルメット着用の方もいて、用心深く、感心する。

AM9:30最低鞍部、花多く、トウヤクリンドウ・シコタンハコベ・イワギキョウ・エゾシオガマ・イワツメクサ。それでも急登のアップダウンで、一つ間違えば、奈落の底、視界が良くて、怖さが増す。クサリ・ハシゴ・ボルト等々、10年前と違う、気力・体力の衰え、身に沁みつつ、肝試しの如く、進む。

ようやく、涸沢岳の取り付きにてようやく、緊張から開放され、目前の奥穂・ジャンダルム眺め、涸沢岳も山頂3110m踏む。
AM10:20-10:40、眼下の穂高山荘は快晴の空の元、布団干し。直線距離は近い北穂も、ここまでの難儀な道、もう1日時間があれば絶対通らなかった縦走路。ここからでも槍が北穂の左肩に覗く。しばらく、休憩、のち、山荘へ向かう。

AM11:00山荘にてトイレ休憩。山荘の中にはいり受付にて、テント場の様子伺い、奥穂高山頂へ向かう。

さっきよりもずうっと安心できる鎖場過ぎ、山頂までのんびり歩ける。トウヤクリンドウ・イワツメグサ・アキノキリンソウ・イワギキョウ。さすがに交差者多く、人気のピーク。西穂高への分岐手前の岩場に終わりかけのクモマグサが残る。

分岐乗り越し、ジャンダルムの勇姿、目前に、直ぐ先が奥穂高山頂部。休日は大賑わいの山頂部で、祠にも触らなかった私も、今回は、人少なく、山頂祠3190m・山座同定板、じっくり確認する。前穂に続く尾根端にて大休止。

PM0:00-1:00記念撮影はカップラーメンに頑張ってもらい、ラーメンランチと昼寝。常念山脈背後に雲湧くもまだまだ展望良く、槍の奥に立山も見え、前穂の向こうに焼岳・乗鞍岳。昨日の屏風の耳が、今日は随分低く見える。上高地の帝国ホテルの赤い屋根が良く目立つ。今年は北岳に続き、高所登山が多い。天気に恵まれた夏山なのだ。

ようやくジャンダルムに雲かかり、存分に展望楽しみ休養後、下山とする。

PM1:40山荘のテント場二張り設営。ザイデングラードの下り、本日入山の元気な小屋族が、ぞくぞくと登ってくる。
予想よりも花多く、楽しめる。ウサギギク・イワギキョウ・ミヤマコウゾリナ・クロトウヒレン・ハクサンボウフウ・オンタデ・アキノキリンソウ。

涸沢テント場ぐんぐん近付き、パノラマコースから雪渓横断、ポツネンとした我が家着。今日は私設テント10張り程。随分、閑散としたテント場。靴擦れはキズバンとテーピングで防止できたが、靴底が大分痛んできている。

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