錦秋の那須ハイク・姥が平と三本槍岳20051013

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10/15詳細加筆

H17.10.13…ひと月出遅れた秋那須単身写真ハイク。錦秋と超展望に恵まれ、平日でも大賑わい。二年連続の姥が平、展望抜群の最高峰・三本槍ヶ岳。秋風と紅葉で、実りある一日。矢板温泉付き、腰痛も大分回復し、元気取り戻しました。

H17.10.13、単身・前夜発、腰痛で控えめ軽装登山。姥が平の紅葉見頃の情報仕入れ、天気も良さげな予報に、じっとしていられず。数時時間の下道ドライブ、標高約1470m・峠の茶屋大駐車場に入り、仮眠。

明け方からハイカーの物音賑やかに、雲海の劇的なご来光の時には、既に駐車場は満車。カメラマンとハイカー、観光客風・高年齢の中高年ハイカーも多い。

AM6:10発、既に駐車場付近、ロープウェー付近の紅葉が身頃、やや、黒っぽくもみえる。予報どおり、天高く、さすが秋山。

那須のミニ穂高・朝日岳も光があたる。赤いナナカマド・モミジの木の下くぐり、森林限界抜ければ、ミニススキの穂の綿毛きらきら輝くメルヘンの景色が広がる。

すでに峠・登山道に人影多し。峠の小屋といい、夏冬と、見慣れたはずの景色でもこんな秋の快晴の空で見ると、きらきら輝き、今日も見飽きる事も無く、わくわくしながら先へ進む。テルモス二本と日帰り装備なので、軽く、ぐんぐん足が進む。

AM7:00冬の強風がうそのように穏やかな峰の茶屋避難小屋で休憩。皆、外で休んでいるが、一人、扉の開いている小屋内にて、ほっとコーヒーとパンで軽い食事。真冬の暴風の下りが夢のよう、のんびりもそこそこ、外へ出る。

大倉・三倉山のたおやかな稜線。紅葉の色も確認し、茶臼岳無間地獄経由、期待の姥が平へ向かう。
稜線直下の紅葉が盛で、赤や橙も色鮮やか、想像以上の彩りの素晴らしさ、目を奪われてしまう。緑のハイマツが現れ、那須の植生特徴を思い返す。ようやく朝の光が差し込み始めた姥が平、まだ朝早いため、人が少ない。


ダケカンバの白い枝振りが浮き立ち、紅葉が千切れ雲で浮かぶ対岸の山肌を愛でつつ、下る。噴煙を上げる茶臼岳の山腹チラシ寿司の紅葉西斜面を見ながらゆっくりと歩く。近付いた後続者も、この彩りを楽しんでいるのだろう、声が遠くなる。カメラマン達も先着済。

AM7:30ハイマツも豊かな姥が平一帯着。ひょうたん池まで左200mの道標を見て、木道を行いく。終点に池があり、無風の水面に逆さ茶臼岳と池の周りの紅葉、絶好の撮影ポイント。樹木で隠れ、少しの水辺にて数人のカメラマンが撮影中。朝日の射光がどんどん変化していく。時間待ちと水面の波待ち。
絶好の紅葉写真の被写体だらけ、手近な、涸沢の気分で、幸福感一杯。どんどん人出が増えてきている。テレビ・新聞で数日前に何回か報道されたそうだ。

池の手前の丘にて、ハイマツと紅葉越しの大倉三倉山、水蒸気吹く茶臼岳と蠢く人の影眺め、コーヒーとパンで大休憩。元に戻り、更に進むと、樹木のない大きな広場に着く。この辺りが姥ケ平で紅葉の名所である。日陰のガンコウランに霜が降りている。

大型カメラを構えたカメラマンも数人いらっしゃる。広場のナナカマドの木、葉が落ち、鈴なりの実をつけている。今日は最盛期を過ぎたとはいえ、昨年と違い、スカッと秋空、朝の斜光で、紅葉が浮き上がり、写欲進みシャッターがバヂバチ切れる。

大型三脚・アオリつきの中板カメラの本格派カメラマンと交差、ガラガラの露岩の登山道、ロープウェーも動き出し・ハイカーとも呼べない観光客多数とも交差、牛ケ首目指して登る。

AM10:10強風の1915m牛ケ首。20人以上が休憩している牛ケ首にて山座同定と展望楽しむ。
 周囲の山、ぐるり目に飛び込み、大佐飛山塊・高原山、とげとげの女峰山、太郎山、黒く浮かぶ。日光白根山・燧ケ岳・会津駒。奥に越後二山(越後駒・中の岳)飯豊がより一層白く浮かぶ。稜線らしく吹き付ける風が冷たく、風除け場所を選び、しばらく休憩。

まだまだ時間があり、展望も素晴らしいので、熊見曽根あたりまで足を延ばそうか。

青空に水蒸気の雲踊る無限地獄経由、AM10:30峰の茶屋小屋へ戻る。人出いよいよ増え、大賑わい、学校遠足の学生の姿も見える。

ここからは私も、写真は控えめに、登山者らしく稜線歩き。山頂で晴れる保証はなさそうだ。左手の大倉三倉山の姿、立山から見る大日三山のようなもので、いつも神々しい感じがして、私の好きな眺め。
朝日岳手前のトラバース道の潅木と草付きの紅葉、ススキの穂と共に群生して美しい。ピンクがかったホツツジの残り花数輪。

朝日岳取り付く鞍部、蝋燭岩の冬道と合流後は、アラモの砦・茶色い岩場の鎖道からひとしきりの登高、朝日岳の肩稜線着。北西斜面は安達太良山・矢筈森の肩と同様、火山帯の荒涼たる山肌。ところが北東の斜面は緑の原、この対照が面白い。

ここまで歩く人、多過ぎ、すでに三本槍からの下山者とも交差多く、一方通行の渋滞気味。賑やかなれど、この先へ行く人は程よい加減、やっと落ち着いて歩ける。低潅木はやや黄みがかり、ツツジ類も赤い、緑の笹原とハイマツに、点々と広がり、昨年より黒ずんで冴えない山腹の笹原の紅葉斜面。

まだまだ先が長い。軽装の人多く、天気が良く、簡単にこの標高を歩ける今日は有難い。続々と三本槍へむかう人の列。

熊見曽根から清水平の下りは新品の蛇カゴと丸太の階段で整備され、木道とベンチの清水平へ下り休憩。今日は湧き水もとぎれ水溜り風、風の弱く、日が当たると居心地の良いオアシス。続々と山頂からの帰路の人とも交差する。
山腹を巻き加減、これまで快適だった道のりも、鞍部への泥道の下りで少し緊張する。

三本槍最後の登り、たどり着いた一等三角点の三本槍ヶ岳山頂1917mは五・六人ほどの賑わい。AM12:00一角に兎の尻皮敷き、二年振りの山頂にて大休止。遠望が利き、安達太良・吾妻・磐梯・猪苗代湖・飯豊はもとより、月山、大朝日と中岳・以東岳が見えるのに驚く。

新潟側も、御神楽・川内山塊・粟が岳、浅草・守門。越後駒ケ岳・荒沢岳・中の岳。

会津朝日から駒ケ岳・燧ケ岳・至仏山、日光白根山・太郎山・女峰。裾野に雲浮かぶ高原山と男鹿山塊。七ガ岳・荒海山、目前の大峠から大倉・三倉山、会津西街道。北方はガスの中。
ここから見る付近、沼原・南月山・茶臼岳・朝日の岩峰と山の姿もそれぞれ変化もあり、改めてこの山域の良さを実感させられる。
最高の展望に気分良く、陽だまり休憩。パンとコーヒーでゆっくり楽しむぞくぞく登頂者も増え、よりいっそうの賑わいとあって、こちらはそろそろ退散・片付け。

PM0:40発、記念写真も撮らず、帰路に着く。
雨の心配も無く、ついつい居心地の良い陽だまりの清水平で少し昼寝。PM1:10-1:50。

静かな休憩地点で、たまたま人が居ない広場のすぐ脇でパンツ下ろそうとする中年女性に、奥の笹薮で用足すよう忠告する。藪へ入るのが「怖いっ」・・・乾燥して足元しっかりして蛇もダニも居ないのに・・・。誰だって嫌でしょう、休憩ベンチの側がオシッコ臭いのは。たしかにこの辺は、森林限界超えて、人通り多くて登山道にトイレは無くて女性は特に困るのは解かるが。自分勝手な思考回路を見せ付けられ、ムッと来る。

近所の山ならではの、のんびりとした帰路。

来る時は立ち寄らず先を急いだ各ピークしっかりと踏みしめる。

最後の朝日岳ピークで、先着者から、今日の麓の渋滞混雑の様子知らされる。平日でも、那須の紅葉は人出が多い事を実感。初秋は竜胆の名所で光るススキの写真を撮る。

峰の茶屋から三斗小屋温泉へ向かう人たちの姿見える。二軒の温泉旅館、今日も予約で一杯の様子。

PM3:30-3:50峰の茶屋で休憩、駐車場まで一気に下る。

PM4:20五割入りの駐車場にて片付け、路上駐車の車に注意し、帰路につく。湯元温泉パス、空いた道路の一般道、街の温泉施設にて入浴。渋滞無く、夜帰宅。晩御飯は自宅でカップラーメン。

この記事へのコメント

2005年10月14日 01:04
めっちゃ快晴ですね~!!!はぁ、羨ましい。
こんな日は仕事してる場合じゃないですよね。

っていうか、平日でも渋滞ってマジですか!?
さすがは那須・・・。

しかし、神様はよくぞこんな風に芸術作品を作ってくださったものですね。
散る前に鮮やかに色を変えるなんて、、、粋すぎます。
こういう写真を見ると、やっぱり自然に勝る芸術はないなあと思います。
2005年10月14日 07:33
近くなら行くんだけどな。向こうの火口らしいところはガスが出ているんですか?
2005年10月14日 09:14
おはようございます。
やはり、この時期はジッとしていられませんね。(笑い)
この写真の場所の近くに、小さな湖があるでしょう?以前、その湖のベンチからきれいな紅葉を見ました。忘れられない光景の一つです。
2005年10月14日 09:28
しげぞう様
明け方から午前10時までが写真勝負でした。

みけ様
茶臼岳から水蒸気上がっています。硫黄もぷんぷん、箱根大涌谷みたいに登山道やロープウェーあり、安心して歩けますよ。

山いろいろ様
ひょうたん池ですね。ここも、しばらく粘って写真撮りました。後で写真アップしますね。