定番・本名御神楽で紅葉堪能

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11/2詳細加筆修正。写真は、途中の鎖場

麓林道の橋の工事が完了したため、二年越しの入山者が多かったのでしょう。誰にも合わなかった昨年と違い、賑やかな山中。
紅葉が見ごろで、キノコは少ない〔競争率が高くなった〕ながらも、楽しく遊んできました。今朝は展望の無い霧雨のため、福島側、本名御神楽岳までで下山となりました。三年前に新潟の御神楽岳山頂踏んで以来、今年も持越しです。
コナラの葉始め、モヒカン狩りのような杉の尾根に低潅木の紅葉が彩り、岸壁が素晴らしい眺めです。会越の谷川岳といわれますが、紅葉の時期に限っては、こちらの方が綺麗で、私は好きです。

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H17.10.29、風邪気味で体調優れず前夜発、相方に運転任せ、仮眠。

たっぷりの睡眠で元気回復、朝もやの中、会津板下から秋色浅い只見線沿線、会津金山町市街を通過、本名ダム入り、未舗装林道乗り込む。先行の作業車両が暫く停車、カモシカでも横断したのだろうか。霧木沢橋の復旧工事終了、水溜りの多い林道、新潟・室谷への峰越林道分岐から三条線入り。いつもの登山口手前、立ち木の紅葉も黄色く広い駐車場。

荷物の軽量化でも、お肉と野菜はしっかり詰める。秋のキノコ山行は、のんびりグルメ山行でもある。
野菜も今日が一番多い、長ネギ・玉ねぎ・ピーマン。お肉は、飯豊牛のジャン味付け、豪華絢爛な食材。これにキノコがつくかどうか。登山じゃなくて、秋の食欲味覚山行。

AM8:10発。歩き始めから紅葉が始まっていて、綺麗な景色。

標高480m位。車三台、湿っぽい登山口に駐車済み。登山カードの入った小鳥の巣箱風カラフルラブリーな登山ポスト。

春二回、秋四回、今度で六回目の登山ルート、植林の杉林の道は水気が多く小沢も多い。草刈の跡が有難い。ぐじゅぐじゅの湿っぽい道。黄色が多い紅葉広葉樹林と渓谷。ミズナラ・ブナの大木が多い。「福島県自然保全区域」の看板も伊達じゃない。

昨年11月中旬のモノトーン水墨画の雰囲気濃い・八乙女の滝。今年は、紅葉に彩られ、華やかな絵葉書のようなお景勝地に変身。足を止め、休憩とする。見上げる岩峰・岩肌も紅葉が映え、目を奪われる秋景色。
岩場の高巻き、鎖場も残雪の頃は雪に埋もれ冷や冷やもので通過したところ。赤が多くなり、ますます綺麗な紅葉の渓谷に感嘆の声が尽きない。

谷地平の背丈以上の叢の中の探るような道、今回も見事に刈り払いされ、何の事も無く、例年どおり、すいすい歩く。立派なワラビの枯れ枝が気になる。

「八丁板」洗濯板の滑滝渓谷と岩壁の対岸、夏でも涼しい渓谷沿いの登山道、上流へと詰め、数回の渡渉。ムキタケが少々。耳のようなキノコが生えていて珍しい。終わりかけ・生え始めキノコをそこそこ収穫。沢を離れ、松の痩せ尾根に取り付く。

盛りの紅葉、カエデ・ツツジ類の色とスラブの眺め愛でつつのんびり登るも、キノコモードで遅れる相方、獲物が少ないので丁寧に収穫。
この急坂だけが飯豊並みの急登。階段状になっているのでふくらはぎは痛まない。風の冷たさに上着増やし、休憩を多くとりつつ、高度を上げる。空は白くも展望よく、低温で汗もかかず、快調に高度上げる。三年連続の同時期のお馴染みの道、緊張感無く、予定の道のりで難なく進める。それにしても今年は紅葉が見事で素晴らしい。

尾根上部、紅葉真っ盛りの松尾根、樹幹の覗きから御神楽の岩壁がよく見え、凄みさえ感じる迫力ある風景に、元気も蘇る。急登に喘ぐも、「杉山が崎」道標の小広場まで、ここ一番の踏ん張り、一気に上る。
AM11:55ここも紅葉でカラフルな賑わいの「杉山が崎」着。先着、相方を待つ間、下山のいわきのご夫婦と会話。この方たちもリピーターらしく、キノコ情報交換しつつ別れる。ここまでくれば、今日の別荘、御神楽避難小屋・山頂も近い。

キノコ袋ぶら下げた相方とホットコーヒーとパンで大休止。紅葉の赤みよりいっそう増し、付近のモヒカン山並みと遠望の山々、まだまだ展望も良さそうな天気に感謝し、歩行再開。

ゆるい下り、登り返しの松とカラフルな彩の低潅木の尾根道、ふかふかの木の葉の尾根、ゆるゆるアップダウンで標高を上げる。山腹も赤みを帯びた紅葉で錦の模様。実に素晴らしい。
道脇に時おり出てくるモミジの小枝、艶やかな紅葉が、足を止めさせる。ナラ類の葉も極彩色で見事な彩りに包まれ、新潟のやせ尾根らしい紅葉で飽きることなく登山道を飾る。
赤く染まる「熊打場」通過、展望もぐっと広がり、見渡すモヒカンのスラブが、豪雪地帯を物語る山並みで続く。ここも赤が続く岩場の長い鎖場・ロープ、一気呵成でささっと登り詰めるも、年と共に、ふらつく感じの頼り無さ。

笹とブナ林に入り、整備された階段の道、標高1150m、ひょいと姿を現す地味な御神楽避難小屋着。PM1:00。無人の小屋へ入場。
懐かしや、新古の冬囲い板が、中に立てかけてある。玄関の下の隙間からの木枯らしで、コンクリートの土間に木の葉や屑が散乱している。崩れかかった煙突の継ぎ手が真新しくなり、飯盒が土台代わり。
一面に広がるゴザ、格別綺麗ではないが、使い勝手がよく、山の別荘へ帰ってきた気分。二階も一面に広がるゴザ。
今年は採光も明るい一階に泊まる事とし、雨の降らないうちに、持参小屋備品のポリタンで、小屋から200m先、水場へ出かける。

御神楽避難小屋特製和牛焼き肉作成中に、宇都宮のリピーター二人ずぶ濡れで登場。初めて会う同泊の登山者。伺えば、毎年今頃泊まりに来るとの事。かけつけビールで憩う彼らに焼肉のおすそ分け。落ち着いた後、彼らはストーブを使うべく薪と水の用意に取りかかる。

たぶん彼らの装備は、ビールは沢山あっても着替えは無いのだろう。濡れた枝から火を起こすのは相当難しく、私も猫の手ほどに手伝うも旨くいかない。だが、彼らのストーブへの執念実り、濡れた木でも、ガスコンロで乾燥し焼きを入れる。と、ようやく本格的に火が起き、こうなれば、やはり、暖かいストーブの威力。お湯でも何でも沸かせるし濡れ物も人間毎、乾くというもの。
そうこうするうち、こちらも焼肉とキノコラーメンで満腹。食後、、雨足弱まるも止まらず、宇都宮岳人も物静かに方たちで、二階に移動。雨音と風のみの静かな避難小屋、。

PM7:00仮眠から醒め、蝋燭も赤々と、お茶飲み、全身マッサージ、熟睡。


H17.10.30、夜半からの雨音止まず、未明に起床、用足しにシャベルもって外へ出るも、濃霧と雨、展望のかけらも無し。御神楽本峰までの往復の意気も消沈、明るくなるまで惰眠。
小降りの雨にがっかりしながら、朝の準備、荷物のまとめ。掃除、登山靴履く。小屋泊の宴会山行ばかりでは決まりも悪いので、本名御神楽山頂までの空身往復とする。

AM7:10発、雨止み今がチャンス。紅葉散り始め、濃霧の岩交じりの道は、展望も無い。AM7:30ツツジ類の紅葉に彩られた福島側本名御神楽山頂1266m、一年ぶりの登頂、おおっ、これで登山らしい。脇の石祠は伊佐須美神社。春先の会津高田・明神岳の伊佐須美神社奥宮を思い出す。ここも濃霧に巻かれ展望なし。電話が通じ、下界へ連絡。証拠写真採り、早々に下山。

AM8:00小屋へ戻り、掃除。出入り口の扉のサッシ修理に励む、宇都宮岳人に挨拶、出発。

AM8:10鎖場下にて小雨の中傘差し、下界が見え始める杉山が崎にて雨も止む。天気回復の明るい空模様に、夏着に戻る。急坂の下山路は続々と日帰りの登山者と交差。よくよく考えれば、今が一番紅葉も美しく、入山者も多い秋山シーズンなのだろう。

急いで下山しているつもりでも、宇都宮岳人に追い越される。麓でキノコ採りの若者三人と交差。うち一人の足元がスポーツサンダルで吃驚する。
本日20人ほどの交差、登山口近い空きスペースに駐車の宇都宮岳人と挨拶、車の帰路も同じルートらしい。
AM11:00着。車五台を従えた、雨雫に飾られた愛車待つ駐車場。着替え荷物の整理、三キロほどのキノコ、車のキーを回す。

車の帰路は、金山町・玉梨温泉せせらぎ荘にて入浴・鮎定食。先着の宇都宮岳人と再会。奥会津路、昭和村から田島ダムまで真っ盛りの紅葉の峠道。必ずどこかに見頃のあるもみじ紅葉を楽しみつつドライブ。塩原温泉でやや渋滞、高速渋滞も少しで済み、夕方帰宅。

この記事へのコメント

2005年10月30日 23:28
次から次へといろいろなところの紅葉を拝見させていただいて、感謝感謝です。しかも今回は一泊二日ですか!!!奥会津や新潟も、低い山は今ごろが見頃なのでしょうか?
そうそう、ウェブリアルバム、ぜんぶ拝見しました。私も以前チャレンジしたことがあったのですが…途中で面倒くさくなってしまって(笑)。
テントミータカさんは、まめですね!
2005年10月30日 23:50
いよっ、クイーンしげぞうさん、ほめ上手、コメント有難うございます。
ただ、もう、暇ですから・・・。好きな事にはマメなんですよ、私。下越は豪雪に磨かれた岩盤の山が私には、面白く珍しいのです。
今頃は丁度1000-1500mのあの辺の山、綺麗ですよ。コナラの葉が赤く染まるんだ。未丈が岳とか、権現堂山・金城山あたり、関東から近くてお勧め、帰路は越後湯沢の温泉とへぎ蕎麦付きでいかがでしょう。
2005年10月31日 11:35
私のエリアへようこそ。(笑い) 御神楽岳は何度も登っていますが、会津からの本名神楽は登った事がありません。いい登山道のようですね。いつか登ってみたいものです。
今度は未丈とか金城とか? 段々こちらに近づいてますね。(^^)
2005年10月31日 14:02
山いろいろ様、どうもです。そうそう、だんだん新潟へ近づいているでしょう?。
前述の山は、数回通っているので、私個人としては行きません。
今年は、もう少し、奥まって、加治川ダム付近の紅葉の山の予定です。ああっと、胎内からの二王子も歩きたい。焼肉に負けないように、山頂で鍋焼きうどんでも、こしらえるかな。
2005年10月31日 20:26
土曜日は焼峰でした。紅葉は盛りでしたが、やはり今年は燃えるようなとは形容できないですね。飯豊も蒜場も俎倉もよく見えました。
明日は倉手山だし、3日は山形です。
2005年11月02日 15:08
山いろいろ様、いいお知らせ有難うございます。来週、いきまーす。天気が良いといいな。
そっか、秋の倉手山・・・・いいとこ突きますね。11/3の山形の山便りも楽しみにしてますね。