西吾妻界隈周遊20051008-10

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10/14、山行記録詳細、載せました。

H17.10.8-10 腰痛のため滋養保養休養山行、一応赤線シリーズも兼ね、まる姉とすれ違いは残念ながらも、西吾妻界隈・紅葉狩り山行。白布高湯温泉楽しみ、紅葉ドライブも楽しめた、明月荘・西吾妻避難小屋泊の、のんびり山行記。

H17.10.8、

腰痛対策、滋養保養休養の山旅は三年ぶりの吾妻連峰。前夜発、道の駅にて仮眠。朝食のバナナとパン齧りつつ、栗子峠から米沢・サルの群れ見て白布高湯入り。白猿タカちゃんの里だった。迷うべくも無く、天元台ロープウェー駐車場。まる姉の姿なし。

万が一の避難小屋満員に予備テントは欠かせず、献立は、涼しくなったので、久しぶりの焼肉定食復活。腰痛の為、水を少なくして荷物の軽量化。でも、周りの日帰り観光客風の中では、異彩を放つ、大荷物の装備。誰が見ても、安達太良まで行こうかと見える、大縦走隊。なーんて、この辺ウロウロのへなちょこ隊。ロープウェーの時間気にしつつ、ゴンドラ・リフト片道\1500、腰痛代に支払う。

かっこいい、お坊ちゃま風五歳のハスキー犬連れのご夫婦と同乗で、天元台高原入り。駅舎のトイレへ立ち寄り、さんさん、日差しの外へ出る。美味しい清水の水場がある。ペンション群とスキー場、ひろびろとした高原は白布温泉街と別世界のリゾート地の様子。
緊張のリフトは三本ともペアリフト、大荷物でも楽に乗れるのがありがたい。シングルリフトだと命がけでバーにしがみつかないと、落っこちそうで、怖いのだから。
リフトの下はチチコグサふわふわ綿帽子で白く光る。残り花のエゾリンドウ・ヨツバヒヨドリ。リフトを乗り継ぐごとに山肌の紅葉が華やかな色合いとなり、ご機嫌となるも、最上部のリフトは雲の中へ突入。で霧雨に遭い、半分濡れネズミと化し、寒さで震えつつの長―い乗車時間。

AM9:00なぜか、丸太製三角の鐘がぶら下がるリフト終点、霧雨やまず、先着の登山者が、リフト乗降台の下で身支度整えている。その姿は、紛れも無く、私たちの行動パターンと同じ。つまりは、休憩施設は無い、簡易トイレのみの純粋なリフト最高点なのだった。
意外に簡素な設備に半分驚きつつも、軒下の仲間となって、完全装備に着替え、行動食で改めて腹ごしらえ。ついでに足元の新鮮なオシロイシメジ採取し、小屋でのラーメンの具にする。
目前のリフト、早い雨交じりの天気に、ビニル雨具の軽装者で、早々にリフトで下界へ降りていく姿も見える。

AM9:20立派な登山道案内板にて短い行程を確認しつつ登山道入り。ゴゼンタチバナの赤い実が光る。クロウススゴの酸っぱい実をつまみ、赤黄緑の彩り愛で、コースタイムより遅れ気味で、懐かしい人形石の広大な庭園着。
AM10:00霧雨が止み、やや明るくなった感じがするも霧の中、展望なし。午後の雨予報に先を急ぐ。人気少なく、あのリフトの賑わいは皆、かもしか展望台経由西吾妻山往復なのだろう。
人形石界隈以外は人影まばら。まる姉の話をして、今回の山行中に遭えた時の合言葉の練習をする。
シラタマ・クロマメの実が鈴なりの湿原のふち。熟れたクロマメが甘くて美味しい。池塘も多い湿原はすっかり赤くふかふかの絨毯。いろは沼と呼ばれるこの広さと池塘群、さすが西吾妻らしいスケール。キンコウカの橙の紅葉の葉も半分枯れはじめ。
木道も整備されているが、泥道も多く、スパッツ必須の登山道。
赤いチングルマの葉の紅葉、果穂もほとんど吹き飛び、わずかに残る。橙・白のネバリノギラン。今年の夏の当たり年の名残、コバイケイソウの黒い花柄。草つきに紅葉の彩り確認するも霧がかかり、ぱっとしない。
笹と針葉樹の多い吾妻の紅葉はちらし寿司の紅葉。稜線はほぼ終わり。紅葉は、ナナカマドの葉が吹き飛び、ルビーの実が鈴なり、彩りはツツジ類が主役。カエデも少し。
稜線の登山道は落葉した葉が、泥道を赤く染め上げている。石の段差が歩きにくい下り、熟練者コースのママノモリ分岐、AM11:25藤十郎1860m。ここから大平温泉への道もある。

再び木道、植生復元工事の跡が痛々しい弥兵衛平湿原めぐり。
木道・池塘のふちを飾るエゾリンドウも、役目終え、西吾妻稜線も静かに息を潜めて、確実に冬支度。狂い咲きのチンクルマ花が数輪。


これほどまでに土砂の流失した湿原の復元は無理だろう。痛々しい旧道の荒れ具合。それにしても、関川村風たいしたもん蛇、太くて長い土留めのコモが面白い。
数人の単独氏と追いつ追われつ。明月荘分岐手前にて本降りの雨となり、今日は傘も無し、急ぎ足、緑色が滑りやすい木道、明月荘へ向かう。

 PM0:30意外と分岐から遠い、懐かしい明月荘の白い建物。標高1831m、無人の内部に一安心、金明水の水場へ水汲みの相方。待つ間に二階を掃き掃除。
シート・荷物広げ、落ち着いたところへ水汲み隊戻る。とりあえずカップラーメン・コーヒー、仮眠。目覚め、本格的夕食、豚の焼肉がうまく出来上がり、お褒めの言葉授かる。そうこうする間に、少数のグループ入場。皆ずぶ濡れで苦労した様子、今夜は12人ほどのゆったりとした宿泊。
 二階の窓から見下ろす雨の中の明月湖、針葉樹にナナカマドの実が色を添える。

H17.10.9、

たっぷり熟睡の朝、霧で真っ白の外。オシロイシメジラーメンの朝食。冷え込みが弱いはずの朝も、さすがに東北の2000m級、荷物まとめ、外に出てみるとさすがに寒い。用意した目出帽かぶり、小屋や周辺の撮影。
AM7:00発、今日も滑りやすい木道、分岐へ向かう。分岐に荷物置き、東大巓へ向かう。小沢と泥化した、登山道。

AM7:45空が抜け、展望の無い東大巓山頂1928m踏み、先の湿原の展望台で休憩。一切経山・家形山・東吾妻山が見渡せる。東側は青空も見えるが、西吾妻側米沢方面から雲が分厚く垂れ込め、展望なし。
北関東の自宅へ電話すると、向こうは土砂降りの雨との事。

朝の展望楽しみ、西吾妻への復路を戻る。交差する人もまばら、それでも昨日よりは展望よく、中大巓・雲がかかりながらも西吾妻、雲の切れ間から磐梯山。弥兵衛平の広大な湿原広がり、振り返れば、昨日は霧で見えなかった明月荘らしき影も確認できる。

昨日の雨で紅葉の落ち葉が増えている。静かにのんびり歩けるのも、中大巓のいろは沼まで。今日はまる姉と会えるだろうか?。

AM10:00人形石からは大勢の日帰りのハイカーで雑踏の賑わい。体育の日がらみの三連休らしい大賑わいの登山道と変わる。家族連れもツアー客も、老若男女、様々な人たちが歩いている。
整備されたところとそうでない所の落差の大きい登山道。前回は残雪で夏道が不明だったので、今回初めて歩くようなもの、新鮮な景色、湿原がのびのびと続く。
大凹の水場で給水、梵天岩への急坂の登り返し。先の平坦地で休憩。今日は雨の心配はなさそうだ。

AM11:45梵天岩から吾妻神社は霧で視界なし。山頂から戻ってくる人が、西吾妻山頂は大賑わいで休む場所も無い位、トコロテン方式の人の出入りだそうな。
神社への参拝のハイカーの行列。西吾妻小屋めざし、黙々と歩く。小屋へ続く木道は人影もまばらで、ようやく静かな吾妻らしい雰囲気に戻る。

明日の予定・若布平への下山路見やり、小屋付近の木道が近づくと、木道縁で昼食のハイカーが大勢座り込み、学校遠足を彷彿させる休憩状態。この様子では、小屋もトイレも休憩の人で満杯だろう。

PM0:10小屋の中へ入ると八割入りの賑わいで、熱気で眼鏡が曇る薄暗い二階の片隅にて休憩とする。ちょうど同時に休憩の明月荘泊予定の単独行氏と会話しつつ、ラーメンランチ。
 時間の経過とともに、日帰り休憩のハイカーも小屋を後にする。こちらお泊り隊、寝袋広げ数時間の仮眠後、無人の小屋となる。

 小屋ノートで、若布平コースも無難に歩かれている様子、心強く、安心する。あまりに時間をもてあますので、空身で西吾妻山頂へ向かうこととする。・・・と、県外らしい宿泊グループ四人がドカドカと小屋へ入る。
誰も挨拶も無く、二階の私たちの横にどかっと陣地広げる。女性陣の「二階のほうがトイレの臭いがしなくて良い」の一言で、わざわざ薄暗く天井も低く、居心地の悪いこちらへ決めたらしい。
こういう場合、通常なら無人の広々明るい一階へ行くのに・・・トイレだって二重扉で、そんなに臭う訳無いのだけれど。・・・、最大の難点は、先客の我々に挨拶が無いのが理解できない。
ともあれ、暗くなるまで時間はあるし、彼らの側に居たくも無く、皆にもてはやさられる西吾妻山頂へ往復に出掛ける。
PM3:30馴染みの展望の無い無人の西吾妻山頂2035mにて記念撮影。復路、西大巓1982mに二人のお泊り登山者の姿がこちらへ向かってきている。相方と相談し、一階へ移動する事とする。このほうが精神衛生上、好ましい。

 PM3:50小屋へ戻り、二階へ行くと、それなりに広い敷地なのに、我々の寝床ぴったりに宴を広げている。〔あれは、最初から私たちを一階へおろす作戦だったのだろうか?〕。
備品の小屋ノートの表紙が水筒で濡れても気がつかない「すっかり自分たちの世界に浸っている」六人組となっていた。さすがに我慢できず、そばの一人に、濡れたノートを注意し、ささっと荷物まとめ、無人の一階へ移動する。もちろん濡れたノートも一階へおろす。
 天井も高く、窓も大きく明るい一階にて、爽やかに荷物広げなおし、夕食準備。今夜はレトルトのアナゴ散らし寿司。昨日より評判が悪い・・・がっかり。そうこうするうちに親子連れと夫婦連れ二組と増え、一階は計六人の静かな雰囲気で居心地良くすごす。隣の焼肉のにおいが鼻をくすぐる。

 二階の団体は、賑やかに、貸切で騒いでいる。相方つぶやく「ありゃ、山歩きよりも小屋で宴会するのが目的なんだろう」。ともあれ、紅葉真っ盛りの三連休の山、今日も、ゆっくり避難小屋で泊まれるとは、有難い。
寝る前に腰背中マッサージするも、真夜中に痛くて目が覚め、私のうめき声で、気がついた相方がすぐにマッサージしてもらい落ち着く。のんびりプランでも、二日目で疲労がたまるのだろう、相方の心配り、有難い。

H17.10.10、

予報は午後から雨。二階の団体様、AM4:00起床AM5:20出発。出掛けの挨拶は、最後の方が「お先に・・・」って、結構遅くまで騒いで、朝も真っ暗なうちからガサゴソ煩かったでしょうが。なぜに、「どうもお騒がせしました、失礼します。」のセリフが出ないのか。
一階はAM5:00起床、AM6:40我々が先行出発。

 若布平への下山路、湿原から滑りやすい苔むした石、小沢状の泥道も混じる笹の急坂。米沢山の会の赤三角プレートとスキーツアーの道標で迷うこと無い。高度落とすと、針葉樹林帯の中にも紅葉が混じり、明るい華やいだ感じがする。

鍛冶小屋跡・金小屋跡・水場通過。まま=崖の振り仮名が面白い。
水芭蕉の葉が出て、斜度が緩み、単独の日帰り地元男性と交差。野原の平坦地、ススキも茂る紅葉の若布平。
 AM9:00ダケカンバに蔦の紅葉が幻想的、明るいブナ交じりの広葉樹林帯。見事に生えそろったベニテングダケの綺麗な姿。

やせ尾根から植林帯。小屋泊装備の単独青年、タイツ姿の軽装の女性と交差。古い林道跡に出て、霧雨となる。
AM10:00車道脇の滝の袂着。すぐ先が、天元台ロープウェー入り口分岐。相方に空身で駐車場の車取りに行ってもらう。

 十数分、施設の軒下で待ち、合流。白布温泉入り、かんぽの宿で入浴\500、有名人のサインが沢山飾られている蕎麦屋で、普通味のもり蕎麦、戴く。

 帰路はへ抜ける。西吾妻スカイバレーも上部の紅葉盛り、各所の駐車スペースにて、車止めて、観光客気分で紅葉鑑賞。
裏磐梯の道の駅の、地物野菜と米、きのこ、山形よりも割高な値段。花豆ジェラードと炭火焼牛串食べ、味噌のみお土産に買い込む。

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