凍えた・・・再びの上州武尊

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11/14加筆修正。アルバムもあるよ。

H17.11.8前夜発、一時間後の県道にて、路肩に片足落ちた軽自動車、急ぐでも無し、助ける。久しぶりの前橋経由、国道の長い運転。
月夜野町付近からの夜間の雨天の中、みなかみ町通過、初めて乗り入れる裏見の滝行きの完全舗装の道路、高度がぐんぐん上がる。雨が時雨風に光る。裏見の滝駐車場にて仮眠、他長岡ナンバー一台同泊。

短い行程のため十分に睡眠、夜が明けてから目覚め、車のガラス、霜降り無し。明けてみれば綺麗なカラマツ黄葉に包まれた駐車場。水洗トイレの出入り口のコンクリ水溜りに要注意。駐車場にてお湯沸かし朝の支度。
武尊神社先へ乗り入れる先行車に続き、整備された砂利道乗り入れ、無事、林道終点駐車スペース入り、全車四台乗り入れ。仰ぎ見る武尊の山稜、白っぽい。

AM7:00発、整備完璧な道標、迷うことなく、カラマツ林から登山道入り。落葉しきった雑木林にブナ帯。薄雪出てくる。薄手の目出帽被る。

AM8:00-8:10馴染みのある上の原口からと登山道合流、ここからの古い記憶は大雪の冬道でひたすら高度を上げた記憶のみ、無雪期の道は初めての様相。針葉樹の支尾根に陽射しあたり、暫く休憩。冷え込みはきつく、薄手の手袋では役不足。薄雪の厚みが増すも、靴が夏靴のため、早くも浸水。油断して雪山の装備・意識が、ずれている。季節感修正の山行か。
が、新雪の薄雪にトレースをつける快感はたまらない。

今日は秋冬の装備調整の登山の様相。薄手の手袋が濡れ、ウールの手袋の重ね着で暖かくなる。スパッツも夏用のため、まとわり付く雪が融け、徐々に内側のズボンが濡れる。前回は谷間の雪に埋もれ、見つからなかった手小屋沢避難小屋を見ることも今回の楽しみ。

と、尾根のすぐ下に、白粉まぶした卵型の避難小屋。ああっ、この形様式は谷川連峰式のもの・・・・懐かしい。小屋へ寄り道、中を空けて確認し、元の道へ戻る。

「愚痴尾根」の名が可笑しい登山道。石楠花も混じるコメツガ原生林進み、岩場が近づく。冬場は右側から迂回して登った岩場に、半分凍りついた梯子・鎖場。鎖を引っ張れば、動き、使える。氷が厚くてアイゼンも無く歯が立たず撤退したこともある、中の岳の二の舞にならず安堵。冷たい鎖もなんのその、慎重にぐいぐい登っていく。こんなとき軽装備で身が軽い事が有難い。


靴がずぶ濡れ、岩場の上に出れば、快晴の青空と霧氷の雪景色、寒いのは嫌いだが、これがあるからやめられない。

岩や針葉樹の幹に、えびの尻尾と樹氷。氷の厚み数センチ。まだ風は冷たいが、快晴の空。山肌のダケカンバも霧氷の景色で綺麗。ナナカマドの実にも霧氷。

今日も展望良く、笠が岳・至仏山・燧ケ岳、平が岳・越後三山がみえる。日光白根がひときわ白い。谷川岳は朝日が薄雪。苗場、浅間。潅木とハイマツの霧氷の枝ぶり楽しみつつ、最後の急坂、今日は朝一番の沖武尊山頂2158m。

AM10:20-11:00山稜の南東は雪が既に陽光で雪が消えている。暫く、双眼鏡で展望楽しんでいるうちに、中の岳から、単独氏一人、剣が峰から夫婦連れ一組と賑やかになってくる。剣が峰組は、聞けば武尊神社からの周回コースとの事。私と逆周りのコース取り。お互いに安心して、目的のコースが歩けること知り、笑み浮かぶ。

山頂滞在もそこそこ、剣が峰へ回る。雪が消えかかり、濡れても気温が上がって歩くのに支障なく、PM0:00-0:30無人の剣が峰山2020m。北風避け、ハイマツの影で暫く休憩。

先行単独氏が下山路へ向かう鈴の音聞こえる。針葉樹の幹につかまり、急坂・泥道の下山路。急降下で、みるみるうちに獅子が鼻山の岩峰が高くなる。

斜度が緩み平坦路、ブナ林の中、渡渉二回。ほどなく今朝の分岐着。駐車場付近に茂る草、ひっつき草の葉も綺麗に紅葉。

PM2:40駐車場に車三台あり。荷物まとめ、ずぶ濡れの靴に新聞紙入れておく。この分では、予備の靴も無し、明日の登山はどうなることか、不安残る。

林道から武尊神社へ途中停車、参拝。裏見の滝見物はなし。

奥利根の国道沿い、見事に紅葉最盛期。新生みなかみ町入り、久しぶりの谷川温泉にて二時間休憩入浴\550。コンビニで食料仕入れ、食事。登山靴乾燥の奥の手・禁じ手を使い、乾燥させる。明日の予定は、赤城山か皇海山と決め、移動、道の駅にて仮眠。他にも車中泊の車数台。

星空北風が車を揺する。

この記事へのコメント

2005年11月10日 05:36
すごーい!迫力サイズ。絵的には素晴らしいですが相当冷え込んだのでは。
2005年11月10日 07:35
そりゃ、もう、あーた。稜線がこの景色。

夜間のドライブで「なんか、雪っぽい雨だなー」と思いつつ駐車場入り。

目出帽子と手袋は完璧でしたが、靴やスパッツ夏用でしたから、下山後の温泉でゆっくりしましたが、寝るとき、あの冷えの感覚残ってました。
アイゼンもってなかったので、鎖場の氷がもっと厚かったら撤退しましたね。コレも前科あり。

この氷も、朝だけで昼には気温も上がり、みるみる内に溶け出し、日陰にしか残りませんでした。昨日は一日雪雲の中でしたから、いよいよ群馬北部の山も本格的に雪山になるでしょう。