20060218-19春山の兆し?日光白根山

2/27加筆修正

週末の好天、風邪のひきはじめを、山で治しました。

日光湯元温泉スキー場から奥白根山往復(五色沼避難小屋泊)。
ガチガチの硬雪で、アイゼン・ピッケルでトットコ歩き。
全方向の大展望、北ア・飯豊・富士。
顔が雪焼けでヒリヒリしてます。湯元温泉で入浴

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H18,2,18-19…日光白根山山頂。五色沼避難小屋テント泊、青空と硬雪で大展望の奥白根山山頂。下りのスキー場のシリセードは最高。温泉もゆったり、楽しかったおなじみの雪山。

H18.2.18、自宅仮眠。早朝自宅発。
近くて高い冬の定番山、奥日光白根山の道は通い馴れ、乾燥路面のいろは坂も無事通過。
付近の積雪は例年よりも多い、閑散とした奥日光湯元温泉、いつものスタンド脇の駐車場着。

さんさん陽射しの青空の下、車外で登山準備。体力がイマイチ、ワカンは置いていく。
数日前の好天で、アイスバーンが多く、ツルツルのホテル「花の季」付近も路面。

AM9:45標高1355m歩き出し、いつものスキー場リフト乗り場へ向かう。
リフト一本300円、第三リフトが使えず、スキーコース沿いの一番の急坂を歩くこととなる。
五年ぶりだろうか、久しぶりの急坂、なんとかアイゼンを使わず、リフト最上部終点1800m着。
AM10:45標高1655m眼下のゲレンデを眺める。
この付近の未整備の上級者コースは、スキーヤーがいないので、帰路のグリセードが、楽しみ。

ここからの樹林帯、深い積雪量、それでも先行のトレース有り。
ところどころカチカチのアイスバーンも多く、中途からアイゼンもつけ、森林帯の急坂、緊張感なく進む。見る見るうちにスキー場、温泉街が下方に沈む。

風邪気味の相方が、意外と元気で、有り余る体力、先行で、急坂を登り始める。
静かな登りと思いきや、早くも下山組スノーシュー付お泊り一人交差。
昨日は風雪で厳しい登りだったらしい。

いつもの記述、「スキー場の音楽が遠くなり、かすかに消え、シャクナゲ林を二箇所過ぎ、小広い展望の斜面から直下の湯元温泉街・スキー場の展望と小休止。再びの針葉樹林帯、急坂から右にトラバース気味の膝上の深雪を進み、太陽の光へ向かって支尾根へと乗り越す」。

PM0:50標高2040m相変わらず、快晴、青空の雪焼けが気になる絶好の天気。
三人組の日帰りと交差、直ぐに白い西湖の見える、尾根乗越、着。
ここから先は、どこでもテント可の、大波小波の雪の廊下。
予想外に硬雪、ワカンやスノーシューが無くても、トットコ歩き、ホイホイお気軽に渡って行ける。
この調子なら、五色沼避難小屋までも簡単にいけるだろう。
相元気回復、快調に歩を進める。
午後でも風弱く、展望素晴らしく、赤城や高原山、日光連山が良く見える。

ここからの天狗平経由前白根の稜線は緩いのぼりで、固雪もいいコンディションで足運びが楽。

PM2:30無風快晴ながら、さすがに空が白っぽくなってきた。
ご本尊様(奥白根山頂)を拝みつつ、前白根山頂2373m、鬼怒沼や燧ケ岳、白いたおやかな山肌は至仏山だろう。
前白根山頂からの岩場の下り。最後の日帰り登山者の両ストック氏と交差。

鞍部から大波小波の緩い昇り返し。雪面のダケカンバの枝振りと男体山・中禅寺湖の眺めがなんとも素晴らしい。稜線から小屋へ向かう鞍部へ下ると、ここも例年より雪が多い。
トレースを辿り、時おり足を取られつつも、無事避難小屋着。沼方面に一張りエスパース。

PM3:30 標高2250m小屋を覆う積雪で、2階の冬季出入り口から中へ入る。
無人の小屋内、布団と備品、乱雑なようで不思議と整理された空間。相変わらず、ぼろ毛布が天井の吹き込み雪避けにセットされているが。

1階の明るい奥の窓際に陣取り、炊事用雪を取り、コーヒー・肉舞茸ラーメン、火を炊き、人心地の温度になる。そうこうするうちに、小屋泊の三人様が増え、彼らの静かな様子から、都会の人とわかる。気分もほぐれ、あとは、最大の楽しみ、睡眠をむさぼる。

明るいうちからシェラフにもぐりこむと、もう晩御飯に起き出す気も無く、ひたすら睡眠をとる。
夜半に腹が空くも眠気が増し、とうとう夜明けまで寝込む。
途中で寝袋が熱くて、半分チャックを緩める。

H18.2.19、
外へ出てみると、快晴の青空。ダケカンバの林の奥にチラリと真っ白な山頂のラインが覗く。
予報どおりの早朝からの好天気。これはやる気も出てくるというもの。
張り切って起床・朝ご飯・片付け。隣の小屋泊組に出遅れ。
荷物整理後の、軽装山頂往復軽装での歩き始め。

外でアイゼンセット。
既に、外テント団体様はもぬけの殻、先行で奥白根山ピークへ出かけているのだろう。

AM7:40発、各自ばらばら出発の小屋組。ダケカンバ樹林帯で、もちろんしんがりは私達。
まもなく、上部で下山のテント組と交差。
樹林帯を抜け、岩場の冬季直登ルートを取る先行者とルートを替え、いつもの夏道交差のシリセード下見コースの未トレースの山腹からトラバース気味に登っていく。
カチカチのアイスバーン、「下を見ると怖い」。
大雪でいつもの休憩箇所も坂となり落ち着かず、休む気になれず急坂を一歩一歩確実に登る。

外輪山縁で先行の相方に待ってもらい休憩着。日光連山も見事な景色。
脇の斜面に初めて見る雪庇が出来ている。一息つけ、火口湖跡の平原を渡り、肩の神社におまいり。別のカップルと交差。

奥の山頂の岩場に取り付き、半年振りの奥白根山山頂2578m着。
AM9:00-9:45ぐるり大展望に目を奪われ、一人大はしゃぎ。南ア(白根三山)・八つ・北ア全部(白い槍も)、妙高、苗場・谷川方面、越後三山、尾瀬・飯豊・磐梯山、安達太良・男鹿山塊・高原山上部は雲の中、鬼怒沼がぽっかり白い平原で針葉樹林に囲まれて佇む。
富士・赤城山・袈裟丸山・皇海山、前日光高原。中禅寺湖が大きく横たう。

こちらの大はしゃぎの声に恐れをなし、先着の小屋組二人が早々に立ち去り、暫し貸切の山頂。
風も弱く満足できる山頂でのひと時。

AM10:20-11:15再び無人の小屋内、改めてコンロで、早めの昼食・コーヒー。後片付け。
室内整理整頓、下山。

AM11:15ますます青空が濃く、快晴の空は高く、雲も取れ、燧ケ岳の真っ白い耳二つが見える。
ソフトクリームのような山容の至仏山も見え出す。
くっきりと大きい奥白根山頂にぶらさがるような踏跡が残る。

PM0:00前白根山頂付近にかかる。無風快晴の空で、山頂に団体の人影が群がっている。
丸沼スキー場からのグループだろう。白い雪面の五色沼にも単身の人影が見える。

湯元下山に交差する人影無く、ようやく、尾根からスキー場への分岐にて、前白根までの日帰り氏と挨拶。PM0:45-0:55道標の広場にて休憩。
アイゼンはずし、足元軽くスキー場上部まで、森林帯の中、滑らないように一気に駆け下る。

今日も不整備な上級者ゲレンデ、シリセードには最高の条件で、一気に滑り降りる。
後で気がつくも、一張羅のズボンが擦り傷で痛々しい。
快適なゲレンデシリセードから、スキーヤーにまぎれてゲレンデを徒歩で下降。

今日は暖気で溶け出した舗装面から駐車場へ向かう。
PM1:50前白根山頂から二時間で麓着。相変らず閑散とした駐車場にて荷物をまとめ、温泉セットを用意。

いつもの湯元温泉旅館「湯の家」にて入浴、湯上り。今回も「楽しいグリセード・シリセード」に味を占め、車に乗り込み、日光市街へ降りる。混雑も無い例幣使街道にて帰宅。


                    前白根山から望む奥白根山と五色沼
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                       五色沼避難小屋と山頂
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      山頂へと急坂登り(怖いから下は見ない)        右の岩場が奥白根山山頂
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 奥白根山頂から女峰山              男体山            中禅寺湖
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                       山頂から燧ケ岳(奥に越後三山)
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この記事へのコメント

2006年02月20日 23:47
ああ、日光白根山だあ。
私も冬に行ってみたい山なんですよ、ココ。でも、私のようなヒヨッ子でも登れるのかどうか良く分からなくて…初夏に登ったときは山頂付近、急だった気がしますし。。。
そんなわけで詳細レポが待ち遠しいです。
すごくお天気が良かったんですね~。「怖いから下は見ない」の写真は、下りはどうしたんでしょう???
あと、「トットコ歩き」ってどんな歩き方ですか?
2006年02月21日 19:46
さすがしげぞうさん、
「初夏に登ったときは山頂付近、急だった気がしますし」・・・・その通り、小屋からの急坂が一番きついのです。30分はひたすら、黙々と登るわけで、そこが「怖いから下は見ない」の写真の場面です。

・・・で、帰路は、10名先行の皆さんの立派な階段が出来上がって、雪もやや緩み、へーきで、シリセード交じりで下りました。
・・・で、「トットコ歩き」は、勝手な造言で、硬雪でつぼ足でも、トコトコ雪面を渡っていける様子を表現してみました。
2006年02月22日 21:04
雪が少なくていいですねぇ。(羨)
新潟も、もう少しすればトットコ歩きが出来そう。
”トットコ歩き”は、言い得て妙なり。座布団10枚!
使わせてもらいます。(笑い)
2006年02月23日 00:57
テントミータカさん、お返事ありがとうございました!
「トットコ歩き」、すごくかわいい響きだナって思ったんです。
私もつかお~っと♪(笑)

帰路は雪も緩んでたんですね。確かに、春山でそういう経験があったような気がします。登りはカチコチの雪渓をビクビクしながら登ったのに、帰りは表面が解けてスイスイ下山。雪はカチコチだとホントに怖いですよね。日光白根山、雪があるとやっぱり怖そうですねえ。。。怖がりの私には早いかも。