20060527-28、大崎里宮経由八海山(薬師岳)往復、詳細。

ようやく、タイトル名どおりの詳細記事アップ。

速報済み、20060527-28、大崎里宮経由八海山(薬師岳)往復、詳細。
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H18.5.27前夜発、越後湯沢で仮眠。快晴の朝迎える。小屋のある新潟の山、八石山・白鳥山は山開き・豚汁フェアでパス。
金城山と比べ、勝手知る八海山に計画的な予定変更。来週からの再就職、風邪気味と腰痛で大事をとる避難小屋泊。10日前の霊泉小屋偵察が功を奏し、定番コース(秋に広堀から五竜も歩いてみたいな・・・)。

大崎里宮から八海山(薬師岳まで)、途中小屋泊大和町・大崎八海山里宮の駐車場の定位置駐車、準備。

いつものストック・ピッケルの装備、避難小屋泊、荷物の軽量化(サーマレスト無し)。融雪水のアクとり用にコーヒードリッパー。夏用寝袋。
雨具の上着から手袋を取り出した後、肝心の雨具の上着をトランクに置き忘れる。(登りのロープウェー休憩所にて気がつく)。

AM7:30発、標高180m。
付近の杉林、残雪有り。宮野屋さん脇の登山者ポストに記入提出。滝修行の控え室、消失の跡の再建中。10日前より劇的に雪が減り、神社の奥、杉林の登山道へ入る。赤が多いが中に白もあるイカリソウが満開。オオルリ・キビタキ賑やかにさえずる。

タニウツギ・イカリソウ・シャガ・オオイワカガミ・オオカメノキ。ユキツバキもまだまだ見頃。鎖場梯子の急坂、初めの展望台からの登山口、貯水池に鯉幟の列がかかる。キスミレ・カタクリ・チゴユリ多し。ツツジ・フジ。ウワズミザクラ。

イワウチワ満開の様も嬉しく、シュンランもチラホラ咲き始め。汗滴り落ち、風邪気味も吹き飛ぶ気持ちよさ。休憩の間、服に山ダニ数匹、ぞっとし、取り払う。気持ち悪いので、タイガーバームを塗りつけ予防。
ウグイス・キビタキ・オオルリ・イカル、野鳥の声、賑やか。残雪とカタクリのプロムナードから、金剛霊泉着。ブロック雪崩の跡と沢一面の残雪。霊泉にて給水、写真撮影。

AM10:10霊泉小屋前の登山道、残雪が消え果た霊泉小屋着。整理整頓済み、清々しい室内にて小休止。小屋ノートに、自分の記録を確認。懐かしく読み返し、記帳・行動食・アセロラドリンク(最近のマイブーム)で寛ぐ。朝霧も晴れ、眼下の幾何学的模様の田んぼ(魚沼産こしひかり)がよく見える。

AM8:10小屋発。先へ続く尾根道を進む。ユキツバキ多し。御馴染みとなっても、細めの見事なシロブナの林、気分がいい。雪面に茶色のブナ芽吹き殻がこぼれ落ちている。文明の利器・ゴンドラの営業期間が増えたおかげで、ますます静かな登山道。北魚沼群コシヒカリ田んぼから八海山山頂までの標高差1400m、歩ききれば充実感がまるで違う。

チゴユリ・ユキツバキ・マンサク・イワナシと、道なりに花も沢山。タムシバも咲き始め。イワウチワとカタクリが満開。シュンラン・タムシバ咲き始め。巻機・米山・黒姫山・八石山が見えてくる。
上の平手前、八海山で初めて見るサルの群れ(20匹位)と遭遇。親子サルもいる。上の平は一面の雪面。

AM11:15石碑と杉の立ち並ぶ小広い展望台から、この先向かう、初めて八つ峰(山頂部)を望む展望台、元気づけられる。石碑群と釣鐘の広場、早くも下山の地元単独氏がせっせと倒れた石碑を直している。こちらは大荷持、ヘロヘロ登りの休憩で、とても石碑を直す余裕がなく、甘栗で休憩。せめてもと、地元単独氏にも甘栗を渡す。

ブナ林の林床、イワウチワ満開。上下権現堂山を従え、白い守門が浮かぶ。

急登と水平の繰り返しの登山道は、足元の枯葉もこなれていず、静かな様子を物語る。コシアブラ・マンサク平も一面残雪歩き、芽吹きすらない。
ロープウェー駅の物音が聞こえてくる。

尾根取り付き部へ用心の為、赤布取り付け。高いブナの幹、仰ぎ見る赤ペンキ印あるのも、真冬時のツアーコース用のものだろう、積雪の多さが窺い知れる。夏道が不完全な雪堤と交差、べったりの雪面斜面拾い、ゴンドラリフトの山頂駅が近づく。

PM0:10-1:00残雪相変らず多く、トイレ付き展望台の広場に出る。営業中のゴンドラから降りた観光客の姿がチラホラ・・・と覚悟するも人気なし。広場付近は重機で周りの木々をなぎ倒した後の様子。
早めの昼食とし、八海山大神側、目前の大きな避難小屋の引き戸を開ける。行動食の昼食。
・・と、ここで雨具の上着を忘れたことに気づき慌てふためく。明日の雨は覚悟してのコース取りだったのに・・・。

小屋内の綺麗なゴミ袋を借り、自分の携帯用と合わせ、危機管理、ゴミ袋ぐるぐる巻きで下山を覚悟し、予定通り泊りとし、先へ進む。

定食のノンビリ登山のはずが予想外のアクシデントに気合が入り、明日の危機管理の姿を想像し、緊張の面持ち、休憩小屋発。豊富な残雪、花も山も四月の山。されどブナの緑は六月の色の濃さ。
四合目の丘へ向かうブナ林急登、トレースも人影もか細く、本格的な入山者は、例年になく少ない(六人と交差)。

支尾根着。ますます八海山頂を近く望み、今夜のお泊り場も確認。山頂部は昨年同様の残雪量で安心。ますます緑薄く、白さが違う広い尾根歩き。
大倉道分岐付近下の女人堂左脇の見事な岩盤の八海山と越後駒ケ岳の展望の登山道にて休憩。例年の積雪のある所は、それなりに多い残雪。

山頂からの帰路の数名と交差。無事、山頂へ行けたそうな。

船窪地形にも、たっぷり残雪が残り、雪の回廊が連なるも、雪壁の深さただ事ならず。越後駒が左手、燃える新緑と残雪、薬師岳の岩壁・女人堂が見え、素晴らしい景色に、身も心も軽くなる、ここも撮影に時間を掛ける。

 ご機嫌にこにこ顔。祓川から薬師岳へ続くたっぷりの雪の斜面も確認。残雪越しの山の展望は益々良くなる。
女人堂直下へ続く道も残雪豊富、下りのグリセードが楽しみ。胎内くぐりもある岩混じりの登山道に、イワウチワが満開、伸び切ったフキノトウ数株、マンサク。岩のジグザグ道・短い梯子、短い雪面歩き、急坂梯子、流水の先、例年並みの残雪、小屋前1354m広場。

見上げる先の登山道を歩く人の姿がチラホラ。格段に展望も良くなり、守門・浅草・未丈・越後駒がお出まし、目前の八海山も残雪と新緑・岩壁のコントラストが素晴らしい大迫力で、美しい姿が大きく横たわる。雪の豊富な巻機山が金城山から尾根伝いに続き、牛の様にゆったりとした山並みが続く。

小屋の出入り口やトイレの扉もゆがんで締めにくい、今年の大雪の傷跡か?。雨漏り防止の仮補修ビニールシートも神殿の裏に掛けられている。何時もどおり、きちんと整頓された二階の定位置に落ち着く。相方の風邪も登りの大汗と共に、消え去る。

コーヒーと行動食後、翌日の悪天の報に、薬師岳までアタックとする。

PM3:30発、山頂部の岩峰はこれまで何度も歩いているので、今回は薬師岳で充分満足。祓川から上、歩き易そうな長いべったり雪。一面の残雪、雪面つぼ足にピッケルも良く効く。鎖場二本を雪面からパスし、最後の鎖のみ夏道、シャクナゲ咲き始め。

風がうなる稜線、PM4:30薬師岳山頂1654m着。千本檜小屋・八つ峰。大鐘を二回打ち鳴らす。銅神・石碑が林立する祷拝所の山頂。何とかギリギリ雲かかり始めた中の岳の展望に間に合い撮影。しげぞう隊とさすらい人サン、二組が越後駒が岳に早々の日帰りとは知らず。風が物凄く強く吹き荒れ、飛ばされそうで落ち着かず、数分の滞在にて復路戻る。

祓川付近のグリセード、最高の雪質で楽しい。雪面を選び、へらへら笑顔、いそいそと、楽しみの祓川までの急斜面のグリセード、程よく緩んだ雪面は絶好のコンディション、楽しい下り道。
これで課題修了。

PM4:55のんびり小屋ライフ。ゆっくり養生したく、荷物広げ、早速貸切の小屋で山菜・飯豊牛焼肉フェア。夜景撮影。夜半の風強く、小屋を揺らします(小屋の仮補修ビニールシートが朝真っ二つに破けていた)。小出・魚沼の夜景が綺麗。


H18.5.28

低気圧の接近を知らせる夜半の風音に小屋が揺れるが、くたびれているので朝まで眠る。新潟地方の天気の崩れは遅れ、えーっマジかぁ。まだ展望もある。やや早起き。
山菜入りラーメン朝食。荷物をまとめ戸締り確認、戸締り、下山開始。

AM6:45発。朝、怪しい雲が忍び寄るも、佐渡や弥彦・角田がくっきり見える。巻機・飯士山に雨雲。
ゴミ袋グルグル巻きは避けたく急いで下降。周囲の山、雨が降る白い霧に煙る。

大倉道分岐から、振り仰げば、女人堂が、「またおいで」、見送りされている感じがする。雪面駆け下り・グリセード、ゴンドラ駅まで一気に進む。

AM7:50-8:05登山者も観光客もいないゴンドラ駅上、小屋にて休憩。借りたゴミ袋を返還。

花を愛でる展望の尾根、米山にも雲かかり、姿を消す。ブナ林入り。雨の降り出しが近づく。体調も良く快調に下り、魚沼平野の田んぼと集落がどんどん近づく。
七色の鳴きまねキビタキの声を楽しみ、アカモノの蕾多し。ブナ林雪面が途切れ、ユキツバキの赤が目に沁み、萌黄のぶなの芽吹きが瑞々しい。色濃いイワウチワの撮影。

AM9:00-9:30霊泉小屋にてゆっくり、ラーメン・コーヒー休憩。

AM10:30小屋を後に、ここから急坂の下降。

小屋から歩き出すといよいよ本降りの雨。霊泉清水で地元の大部隊日帰りハイカーと交差。新緑のブナ林歩きは傘いらず。
雨粒が多くなる頃、大崎八海山里宮着。滝修行場の沢にてストック類の泥落とし、車へ戻る。
AM10:30大型バス・観光客で賑わう駐車場。車に戻り、雷も聞こえる本降りの雨となり、そこそこに撤収。

車の帰路。いつもの地元グルメも寄らず、行動食残りでつなぎ、小降り雨の中、回数券で越後湯沢温泉にて体をほぐす。

赤城北面経由の帰路もスムーズ、黒保根の田舎饅頭とすいとん。夕刻明るいうちに無事帰宅。

今年の残雪の多さを実感、八海山大神の霊験あらたか。これからの夏秋シーズン、今年も、充実した体力で、山歩きを楽しめそうな気配。


この記事へのコメント

2006年06月06日 07:40
知らない山の名前ばかりですけど、小屋でのグルメな夕食、豪華! 日の出の頃はまだお天気は大丈夫だったんですね。花もいっぱいですし、やっぱり越後方面の山はこちらとは全然違いますねえ。
あ、(^_-)-☆曲がり竹の茹で方等、ご教授ありがとうございました! これで来年はおいしく食べれますわ(^-^) 
2006年06月06日 21:38
みけ様
早々に詳細がアップできず失礼しました。タケノコ、ぜひ現地でお楽しみ下さい。食べたい人は、皮をむけよ・・・と。