H19.1.20-21、滋養保養休養、乾徳山山行、詳細

(体調不調の為、テントミータカ定例のんびり山行です。一般的には充分に日帰りコースです)
※昨年の正月にも同じことをやっていました。

そのときの記事はこちら

・・・で、今回は・・・

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H19(2007).1.20-21…山は行きたいけどゆっくりしたい、山の展望もそこそこ楽しみたいね。休養山行、山梨・乾徳山、豪華一泊二日の山行。曇り空でも、富士山・南アルプス、展望の山頂。

H19.1.20(土)薄曇・・・徳和登山口から国師が原ヒュッテ(避難小屋)まで

秩父・栃本から雁坂峠付近、雪景色。現山梨市(旧三富村)から徳和入り。里宮通過、無人の駐車場。装備と食材のチェック、一応、アイゼンも詰め込む。沢を飛び立ったアオサギが集落はずれの立木にとまっている。
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AM8:40、出発 。駐車場先の荒れたコンクリ路面の林道カーブ、標識の奥、営林署の山火事注意の看板「まといリス・まゆげ鳥二匹」イラスト。数十分の林道歩き、植林に入る登山口は標高1050m巨大な木の看板。林道脇、地元軽トラが一台駐車。
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AM9:05シャクナゲの絵の案内板に導かれ、杉植林へ入る。真新しい「熊出没注意」看板。これからの登り、植林の山肌に古い林道を三回交差する。陽だまりハイキング風、冬枯れの道。雪が無く、真冬仕様の重登山靴が不似合いな里山道。

AM9:55標高1050m氷の厚い水場「銀晶水」。塩ビパイプからの水が出ないので、早速、水道工事、パイプの水流を確保。まだ、今は護岸が落ち着かないので水にゴミが多いが、帰路には澄んでいる事だろう。
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AM10:00古い林道終点「駒止」。行動食に買い込んだ新製品「華麗パン」が、予想以上にスパイシーで美味しい。
華麗パンの記事は こちら
ルリビタキ一羽を暫く観察、御座山以来。

ここから急坂、植林杉から松林、カラマツに変わり、落葉した広葉樹の明るい雑木林、足元は乾ききった登山道。慌てる事もない短距離、ゆっくりと登る。高度計がグングン右肩上がり。

後続、軽装の中高年氏に追い越される。

麓の工事の音・車の音が、よく聞こえる。笹とカラマツ植林が雪景色へ変わる。急登を乗り越え、明るい白樺混じりの国師が原端へ出る。
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AM11:45青空と雪景色の明るい林の中、陽だまりの「錦晶水」水場とトイレの広場。付近の積雪15-20センチ。こちらの水場は塩ビパイプからの豊富な湧き水で一安心。さすが名水、甘露なノド越し。暫くテルモスのお湯と行動食の休憩。
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ノンビリ休んでいるうちに、がっしりした体の後続の外国人単独氏に追い越される。

PM0:10水平移動、唐松林から、高原ヒュッテへ。数十メートル後、国師が原、白樺混じりの林、カヤト。ススキの穂も沢山生える明るい冬枯れの薄雪の草原。積雪20センチ。原に点在する白樺の幹。真正面に乾徳山が大きくその勇姿を横たえる。
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道分岐から新雪がうっすら被る古トレースに沿ってヒュッテへの道、既に先行の日帰り単独氏計二人が乾徳山山腹・扇平の奥へと消えていく。
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PM0:20。標高1640m白塗りの壁、軒のツララ。とうとう扉の引き戸の片側、ガラス窓が崩壊、今回はベニヤ板で簡易補修されている。
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軽く掃除。室内は古びているが日当たりも良く、暖かい空気が漂う。セットした温度計が手持ち無沙汰な、穏やかな空気。白い空で展望は明日の山頂アタックに期待し、今回は(今回も?)休養登山なので、早々に落ち着く。

早めの夕食は、長葱たっぷり豚肉たっぷりのたぬきうどん。ご飯も追加し、ボリュームたっぷり。最近のマイブーム・スルメも焼いて食べる。食後の軽い仮眠のつもりがたっぷり熟睡。午後9時目覚め、軽いおつまみ。外へ出ると、ボンヤリとした空でも、星も光る。風も穏やか、静かな一夜。

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H19.1.21(日)晴れ・・・乾徳山山頂往復のち下山。

外の最低気温-5.8℃(小屋内は0℃)。先週の朝寝坊を反省し、AM6:00起床、すっきりした目覚め、朝食は肉・長葱入りラーメンにご飯の朝食、食欲モリモリ。
休養たっぷりの体、これでは山頂に行かない訳にもいかず、気分よく、荷物の撤収。

小屋内のヘビのヌケガラ記事は こちら

隙間だらけ年代物の古い小屋、煙で燻される事も少ないだろうから、痛み具合は加速しそうだ。あと何年この小屋が持つだろうか?。軽装・用心の為アイゼンを詰めて山頂へ。

AM8:15発、やはり青空は気持ちがいい。風も止み、積雪は日当たりも良く15センチとうっすら。鹿や兎の足跡、小屋からダケカンバ疎林のカヤトを抜け、直接上部の登山道へ向かう。歩行に差し障り無く、十分ほどで登山道と合流。

苔の石垣のある山腹、扇平へ向かう登り。笹原と広葉樹林帯から抜け出て、カヤトと疎らな潅木。

曇天の空が、やや物足りないが、富士五湖周辺のカヤトの山を歩いているような、独特の明るい爽やかさ。うっすらと、姿が拝める白い富士山は、御坂山塊・毛無山を従え、気品漂わせ浮かび上がる。
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朝の気持ちのよい雰囲気、疲れも無く、AM8:35-50月見岩。積雪で白い道も、凍ってはおらずアイゼンの出番もなし。すぐ先の扇平まで高度を上げる。どんどん展望が広がり、空が冴えずとも、南アルプスも全面開放の大展望。南部が新雪で白く、七面山の大谷崩れが白く見え、以南の八紘嶺が覗く。大菩薩から続く小金沢連嶺、丹沢あたり・・・。

AM9:00扇平から先、新雪の様子、持参のアイゼンも不要、山頂への急坂に取り付く。岩と針葉樹の深山らしい落ち着いた雰囲気。積雪もあり、樹林帯とは言え、岩峰も有り、侘び寂びの庭園巡り。

AM9:35鎖ロープの岩場巡り。展望の良い最初の岩場にて、暫し休憩。日帰りにしては出発の遅かった昨日の二人は、無事に山頂往復できたようだ。鮮やかなピンクテープもあり、迷う事も無く、AM9:50山頂直下の15メートルの鎖場はパスして迂回路から登る。
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AM10:00乾徳山山頂2031m着。徳和のオルゴールの時報が流れてくる。毎度、沢山の小銭のお賽銭と石祠。今回はキタキツネの絵が可愛らしい新設の山頂看板。
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貸切の山頂展望は、さすが展望の名山にふさわしいもの。南アルプスも全容を現す。

目前の奥秩父の山並みが迫る。雁坂道・西沢渓谷からの登山道が見える黒金山、国師・北奥千丈。五丈岩付き真っ白な金峰山、甲武信岳・木賊山から南部の秩父連峰。雁坂峠・雁峠・おにぎり笠取山。奥にドカッと和名倉山、黒々飛竜、防火帯の白い雲取山。三頭山と大岳山。
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大菩薩・小金沢連嶺から御坂山塊と富士山・毛無山。陽だまりの白い雪と岩の山頂にて、記念撮影。展望は天下一品。雪の原と化した「大ドッケ」を眺め、テルモスの熱い紅茶・チョコ・パン食、暫し休憩。
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上空、白く尾を引き飛行機が飛ぶ。展望満喫、のんびり過ごせた山頂に満足し、AM10:30下山とする。
山頂直下の樹林帯にて、早くも今日の日帰り単独氏と交差・挨拶。道の下山路は快調に進み、荷物の置いてある高原ヒュッテまであっという間の下降。

無人のヒュッテにて荷物の詰め替え整理、水場で休憩は取ることにして小屋の清掃。小屋を後にする。
AM11:35小屋発。すぐ脇の「錦晶水」にて簡単な昼食・休憩。お土産用に3リットル給水。と、早くも山頂直下で交差した単独氏が軽快に下山。テントミータカ隊と山行スタイルの違う氏の軽快な足取りに感嘆する。

こちらは、毎度おなじみ、のんびり下山。霜柱の溶けはじめ、靴が泥で汚れてくる。途中の「銀晶水」、昨日の工事で、うまく流れ、水も澄んでいる。快調にジグザク下山、今日も無人の登山口着。(二日間の交差者、計三人)

入山中にお祭りがあったようで、林道途中の赤鳥居「山ノ神」に七夕のような錦の飾りが新しく飾られている。奥の岩のご神体も白い御幣。
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PM1:05今日も愛車のみポツネンとお出迎え、駐車場着。荷物の整理・着替え。乾徳山里宮も集落の神社も、七夕飾り風の笹飾りが供えられている。

久しぶりの下山後のお楽しみ、地元グルメと温泉。「(現山梨市)まきおか花の丘」道の駅に立ち寄り・お土産にホウトウ・梅エキス購入。(現甲州市)塩山駅前、馴染みの喫茶店「夢の○」で馬刺しとホウトウの食事。塩山温泉で入浴。

帰路は一般道。柳沢峠・奥多摩・青梅経由、コレといった渋滞も無し。途中の格安ラーメンチェーン店にて夕食。夜、無事帰宅。

この記事へのコメント

2007年01月25日 13:25
雪の時期に国師が原ヒュッテで一泊案、かつて山仲間と話していたことがあります。そのまま埋もれてしまいましたが、テントミータカさん、行かれたのですね。早朝の展望、また素晴らしい!
忘れていたことを思い出させていただきました。
2007年01月25日 16:12
sanae様
いつもコメント戴き有難うございます。

乾徳山一泊二日コース、普通の人は時間もて余しますよ(笑)。黒金山・大ダオをつけると、このヒュッテは位置が中途半端ですし。でも、昔ながらのキャンプ指定でもあるし、雰囲気がよい所ですよね。昔の焼山峠の小屋もこんな感じでしたし・・・・、乾徳山日帰りとしても、ちゃんとした休憩施設(一部雨漏りあり)でもありますから、見学してみてはいかがでしょう?。

>早朝の展望、また素晴らしい!
あっ、コレは健脚sanae様隊なら、すぐにでも、実現可能かと。
2007年01月25日 20:28
乾徳山も一泊で行くと、違う山のようですね。私が登った時は黒金山くらいしか展望がありませんでしたので、そのうちもう一度登らねばと思っています。それにしてもミータカさんがここまで来るのは大変ですね。私は雁坂トンネルを少し下って中津川渓谷方面に行きます、南天山のそばを通り、八丁トンネルを潜って群馬の旧中里村(現 神流町)に出て鬼石町・藤岡市を通り高崎に出ます。この道の方が1時間以上早いと思います。
2007年01月26日 12:53
インレッド様
いつもコメント戴き有難うございます。
ノンビリ鈍行なので、周りの景色もゆっくり眺められるんですよ。緊張感の無い山行ですが、体調も良くないので無理が効きません。
>中里村(現 神流町)に出て鬼石町の道、
雪がチョット心配で・・・、新緑の頃のドライブに良い道ですね。

今回の山行目的の一つ、塩山の駅前喫茶店ホウトウと温泉でした。帰路の奥多摩街道も、西東京バスを待つ登山者の姿が見えて、なかなか楽しいドライブでした。