8/24-27、(8/25雪倉岳・朝日平)白馬・雪倉岳・朝日岳、花と展望の山行記

前日の記事は コチラ

2007(H19)8.25(土)晴れ

白馬山頂・三国境―雪倉岳-朝日岳水平道―朝日平・朝日小屋テント場

               ※雪倉岳山頂より望む白馬岳
画像



荷をまとめ、珍しく早立ち、AM4:30出発。白馬山頂・三国境通過。

                            コマクサ残り花
画像



AM6:17標高2360m昨日の合流点にて休憩。左下方に氷河湖の長池が見える。

小蓮華山(大日岳)・雪倉岳が見える。風が渡り涼しい。
画像


画像




               海谷山塊・火打山・焼山・雨飾山の山並み
画像




タカネマツムシソウ群生、砂礫の稜線をたどると鉢ガ岳の鞍部に着く。


                       旭岳の雲が見る間に晴れる。
画像



山腹の花畑は、チングルマ果穂の波が一面を占める。


                           綺麗なヨツバシオガマ
画像



                             ユキクラトウウチソウ
画像



ミヤマリンドウ・ミヤマアキノキリンソウ


                    三国境から白馬岳への稜線が見える
画像



ミヤマミミナグサ残り花

鞍部から鉢ガ岳の東山腹をほぼ水平に巻いていく。

ミヤマアキノキリンソウ・マツムシソウとコゴメグサ・シラネニンジンのお花畑。
ヨツバシオガマ・ウサギギク、花が多くも、ハクサンコザクラとはご対面できず。

お花畑を横切って稜線に戻り、少し下ると避難小屋の建つ雪倉岳の鞍部。

標高2400m雪倉岳避難小屋内にてラーメンの中食・休憩
※小屋管理人の「緊急時以外の計画的な宿泊は禁止」貼紙あり。

小屋からの雪倉岳の登り。雪倉岳は草付の尾根を、二重山稜の接点めがけて登る。

風が吹き付け、タカネマツムシソウ群生と共に涼む。ほんの少しの休憩で体が楽になる。


ラン科ツレサギソウ属の花?ハナイカリ(Yoshi様、ご教示有難とうございます)
画像


                         トウヤクリンドウ
画像



ミヤマアキノキリンソウ・ウメバチソウ・ミヤマコゴメグサ・ハクサンシャジン・ムカゴトラノオ・ミヤマウイキョウ・ミヤマコウゾリナ。

一面のコゴメグサが雪の様に白い絨毯、紫のマツムシソウが揺れる。ユキクラトウウチソウ・ウサギギクも彩りを添える。

急坂から振り返れば、白馬・三国境。清水岳の稜線に立山・剱岳が見えてきた。
画像



多くの登山者との交差。

ゆっくりでも休み時間の少ない歩みは、コースタイム並みの速度。
二つの岩屑の小コブを登ったところが頂上で南北に長い。
画像



AM10:00標高2610.9m雪倉岳、黒い御影石の立派な山頂石碑。頂上の越中側は広い岩礫の斜面で、花も豊富。

北面花畑の斜面から白馬方面の大展望。立山剱岳・妙高~雨飾、高妻・乙妻、黒姫山。

見る見るうちに雲が湧いてくる。

遠い朝日小屋、三角赤い屋根が浮かぶ。名残惜しく頂上を後に先へ進む。

赤い砂礫地にお花がポツポツと残る。枯れ花のコマクサ・ツメクサ・クモマミミナグサ残り花。

頂上から広い主稜線をゆっくり下っていき、途中から右の越後側へ出る。

ザレ場から岩稜の尾根道を下る。ガレ場と草付交互の道のり。

花が格段に多く、オヤマソバ・カライトソウ・ミヤマシモツケ・ウツボグサ・タカネマツムシソウ・ユキクラトウウチソウ・ハクサンシャジン・ハクサンフウロ・ワレモコウ・ミソガワソウ・シシウドが満開。

                       ミヤマシモツケシモツケソウ
画像



                       ミネウスユキソウは終盤
画像



たどる岩稜の右手は圏谷地形で、雪倉池などの池塘を見下ろせる。

この岩稜を外してジグザグに下り、左の圏谷地形の中をトラバース(カライトソウ・イワショウブ・マツムシソウ・シロウマアサツキ)して県境線の主稜に戻る。


                           ハクサンシャジン
画像



                            タカネマツムシソウ
画像



                     カライトソウ・イワショウブ・マツムシソウ
画像



                             シロウマアサツキ
画像




草付き(タテヤマウツボグサ・ミソガワソウ・シモツケソウ・トリカブト咲き始め・オニシモツケ・カライトソウ・ミヤマアカバナ・エゾシオガマ)へ入る。

背後の大ガレに追われるように下ったところが「ツバメ平」。

標高2055mハクサンフウロ・タカネトウウチソウ・トリカブト満開の水場にて休憩。

猛禽類二羽が飛んでいる。ウソ・ホシガラス



ここから主稜線を外れて、ホツツジを愛で、オオシラビソなどの林を抜ける。
画像



アザミとアキノキリンソウの登山道、ツバメ岩のガレ場を横切る。
画像



落石に注意して横断するとまもなく清冽な水とお花畑の小桜が原端に出る。小桜が原の木道歩き。

前方に朝日岳の巨大な山容が光っている。

アキノキリンソウ・オタカラコウが盛の中、イワイチョウ・モウセンゴケの残り花。オヤマリンドウ・ウメバチソウ。

三段の湿原を登り返し、小屋への水平歩道と朝日山頂経由登山道との三叉路着。

此処から小屋まで、最後の頑張り。水平歩道に入る。

朝日岳西の水谷のコルを抜ける巻き道で、時間的には頂上を踏むのと大差はないが、展望が良く、お花畑・池塘有りの気分の良い道。

緑がかったキヌガサソウ、オヤマリンドウが咲くも、残雪の谷間縁にツガザクラ・チンクルマ・ハクサンコザクラ。ハクサンフウロ・ヨツバシオガマ・ナデシコ・クルマユリ、シラネニンジン・ハクサンボウフウ。

名ばかりの水平歩道、アップダウン多く、登りも多い。

花畑と笹・針葉樹林を乗り越え、大きなガレ場の沢と鎖場過ぎ、ようやく、(水谷乗越)朝日山頂道と合流。
ちょっと登り、小屋のある朝日平(イブリ平)が近い草原歩き。


疲労が溜まり、相方を先行させ、こちらは歩行速度も鈍化。


三角屋根が映り、PM3:00標高2150m朝日小屋テント場着。
画像



小屋の周り、花が綺麗

小屋やテント場の回りは花盛り、タカネトウイチソウ・色の濃淡のハクサンシャジン・イワオウギ・エゾシオガマ・ミヤマナデシコ・イワツメクサ・ミヤマツメクサ・クルマユリ・アサツキ・ヤマハハコグサ・イワショウブ・キンコウカ・タテヤマウツボグサ・マツムシソウ・ヒメシャジン・カライトソウ・シモツケソウ・ミヤマアキノキリンソウ。

画像


画像



朝日平木道のチングルマ、綿毛が光る。
画像



夕方、雲が晴れたり曇ったり、白馬・雪倉・清水岳・初雪山・犬が岳が見える。
画像


満ち足りた気分でテント(テント10張り程)へ戻り、山行記録をつけるにも転寝状態で眠気が勝り中止、熟睡。
画像




翌日の記事はコチラ

この記事へのコメント

2007年08月29日 14:52
雪倉~朝日岳行かれたのですね!
懐かしい写真を拝見させて頂きました。
同じような処に行っても、私とは写真が格段に違いますね!!
雪倉鉱山道は安心な道なのですね?
来年、又行きたいです!
雪倉と朝日をやはり繋いでみたいです。
よっちゃん
2007年08月29日 15:14
久し振りでのぞいてみました。ちょうど一か月前に大池、三国境、雪倉、朝日、蓮華分岐、栂海新道を親不知海岸まで歩き、海に飛び込みました。まだかなり残雪がありベンガラが飛び散っていました。花は新鮮でした。
韮崎以来お会いしていませんね。
2007年08月29日 19:51
お疲れ様でした。
まだまだこのあたりは沢山の花々が咲いて
いるのですね。帰りは鉱山道でしたか。昨年は
通ることが出来ませんでした。
2007年08月29日 19:59
再コメです。
失礼致しました。登りが鉱山道だったのですね。
帰りはそうすると五輪尾根でしょうか?。もしか
して栂海新道なんて???。
2007年08月29日 20:51
いつもコメント戴き有難うございます。

noritan様
 三年ぶりの雪倉岳・朝日岳(いつもセットで)でした。花は盛りを過ぎていましたが、紫の花が多くて涼しげで楽しめました。雪倉鉱山道は大池の尾根道よりはキツイですが、普通に歩けます。紅葉の頃が一番おススメの登山道です。雪倉岳山頂からでも朝日岳・・・遠いですね~!バテました。

よっちゃん様
 コチラこそ、ご無沙汰しております。私が栂海新道を降りた時はドライブインのアイスで、海は手を浸し、体を冷やしただけでした(笑)。近年の南アは北岳ばかりでお恥ずかしい。黒戸尾根、そろそろリベンジを考えています。紅葉の綺麗な山で、ぜひお会いしたいですね~。

インレッド様
 残雪が豊富な割には、日当たりのよい尾根の花は早めに終わっている感じです。これ以上の花の大群生を期待していましたが、天気が良かったのでこれで良しとしましょう。帰路は照葉の池に寄り道、のんびり五輪尾根の下山でした。栂海新道は、黒岩平・アヤメ平付近のみ再訪したいです。




Yoshi
2007年08月29日 22:32
タカネマツムシソウきれいですね。夏場に山に登らないので長いことお目にかかっていません。記憶に残っているのは30年以上前に飯豊で見た姿です。トウヤクリンドウの前に出てくる写真の花はハナイカリのようですね。昨年初めて見つけて名前を特定するのに苦労しました。9月になると野州原(裏男体)林道の傍らにたくさん咲いています。
2007年08月29日 22:46
Yoshi様
 ご教示有難うございます。早速訂正しますね。花がイカリソウに似ていますね。葉っぱがリンドウ科の特徴のようで、日光白根にもこのように矮小化したハナイカリが咲くとのこと、見てみたいな・・・。飯豊北方稜線のマツムシソウ大群生も見事ですね(ちょっとキツイ山ですが)。
2007年08月30日 17:28
この界隈全国でも有数の花の種類の多いところですね!
小生も飯豊で最初にマツムシソウの群落を見て以来、惹かれるようになりましたが、朝日界隈もまけず沢山咲いていますよネ!
2007年08月30日 18:14
輝ジィ~ジ様、いつもコメント戴き有難うございます。
 まさに、花の種類と量で、日本でも有数の山域ですよね。んで、北海道や屋久島みたいに遠くもなくて、有難い山です、
 ハイ。大朝日連峰も昨年の晩夏に行きましたが、盛りを過ぎたとはいえ、それはそれは見事な群生で、感激しました。
 飯豊も豊富な量のマツムシソウ群生を見ているはずなのですが、湯の平温泉からのテント装備往復で、ヘロヘロ。稜線では、ゆっくり花を愛でる余裕の無くて・・・体力充実していたら再訪したい飯豊朝日連峰です。