11/15、高原山(たかはらやま)鶏頂山-明神岳、赤線引き

近くて良い山、栃木県の高原山(たかはらやま)


11/8の前黒山~明神岳に続き、残りの未踏ルートを繋ぐべく、11/15に鶏頂山から明神岳を周回歩いてきました。

烏が森の住人さんYoshiさん といった大先達は、健脚者日帰りで、前黒山から鶏頂山を歩かれています。
・・・が、さすが、亀足のテントミータカ、二日に分けざるをえない訳で(笑)


11/8の前黒山~明神岳、記事はこちら



                    明神岳からの展望
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H19.11.15、単独日帰り登山。気になる高原山北西のピーク。藪漕ぎルート、後半。無事、鶏頂山~前黒山赤線引き完成。観光客のいないハンターマウンテンスキー場。冠雪の日光白根山の展望、日光側料金所から中腹までのモミジ紅葉が見頃、日塩モミジライン。

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「栃木の山100より」抜粋

塩原・鬼怒川の温泉地に囲まれた高原山は、冬はスキー客で賑わうが、春から秋にかけ、静かな山旅が楽しめる。又、登山道のかたわらには、かつて信仰登山が盛んだった事を偲ぶ石仏が散見できる。

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2007(H19)11.15(木)晴れ時々曇り

未明に自宅発、早朝の塩原温泉から日塩もみじライン入り。車の通行もまばら。

先週の前黒山林道分岐通過。ハンターマウンテンスキー場は門が締まっている。 
車道歩きを考え、いつもの大鳥居の鶏頂山スキー場入り口から鶏頂山・御嶽・明神岳・ハンタマスキー場のルートをとる。
釈迦が岳も行きたいが、亀足なので、無理の無いコースで自重しておく。

AM7:05標高1275m灰色の大鳥居前の空き地に駐車。

登山道は明瞭で迷うような場所はないが、今回の鶏頂山スキー場の道よりも、赤鳥居の西登山口の道筋の方が広く、そちらがメインのようだ。

車内で朝食

行動食に水・テルモスのコーヒー
前回同様、用心の為、ツェルト・簡単な炊事セット


AM7:05標高1275m駐車地出発

赤い鉄の柵「関係者以外立ち入り禁止」
「ここは国有林です、無断で立ち入る事を禁じます。日光森林管理署長」の張り紙

登山は文句あるまい、脇から、くぐりぬける

道端、ススキ

             何の実?ミニポンポン綿毛が可愛い
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AM7:11標高1300m鶏頂山登拝口
「鶏頂山奉賛会・御嶽山下野巴教会・鶏頂山自然保護育成会」提供の立派な登山道案内図

                          ヒメジョオンの残り花
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笹藪が濃いカラマツ林に入る。

カラマツも広葉樹も既に葉は殆ど落ちてしまっている。

スキー場のゲレンデ沿いの道。

笹藪が濃いのゲレンデ跡から、枯木沼へ登る
初めてこのコースを歩いた時、まだスキー場が営業していて、ドキドキ登った記憶が懐かしい

霜が水滴で笹が濡れている
露払い

AM7:32標高1370mゲレンデ最上部
上空、北方からの雲多し

枯木沼へ向かう
木の鳥居・ススキ

                            枯野の湿原
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寂しげな幅広い木道
落葉しきったダケカンバの白い幹


                    赤い実、トゲの枝からノイバラ?
                ※メギでした!Yoshiさん、ご教示ありがとうございます。
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別の赤い実はカナメモチ?(5ミリの実の先端黒いガクが残る、小さなリンゴのよう)
               ※ノイバラでした!Yoshiさん、ご教示ありがとうございます。
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AM7:45標高1390m
テープ類・指導標に従い、木道から、鶏頂山へ向かう

                 笹とススキのゲレンデ跡に戻る
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冬に通い慣れたコースなので安心して歩ける。
赤鳥居からの道を合わせ更に進む

道はシモバシラ
朝日が差し込む

AM8:04標高1440mススキが光るゲレンデ終点、鶏頂山山頂部が見える

ゲレンデが切れて、ここからは表日光連山が見えるはずだが、今日はまだ雲の中。

樹林の中の道に入ってゆく。

山道に入ってすぐ、AM8:15標高1460m右に大沼への道を進む。

大沼入り口から、初めて大沼見物に行く
笹が駆り払われていて、歩きやすい道
カラマツの落葉の葉でフカフカ

たぶん水量が少ない大沼湖畔にて、数枚写真撮影、ここからも鶏頂山山頂が見える
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元の道に戻る

ヒノキ林の中に広々とした道、夏道も平らで、歩きやすい。
黄緑の苔の塊に日がさす

鶏頂山の方向標識が処々に設置されているので迷うことはない。


AM8:32標高1495m登山口から約1時間、鳥居と祠のある弁天沼。


                      水面が鏡の弁天沼
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赤い鐘を鳴らす
邪念たっぷりで、石祠に参拝する。「銭鋳の宮」だそうな

ここから左に行くと釈迦ケ岳へ、右へ行くと鶏頂山に分かれる。
右の鶏頂山への道を選んで進む。

付近のダケカンバのびのび気持ちの良い眺め朝日に輝く

AM8:40「霊泉御助水授所」に寄り道
水場の確認。

美味しい湧き水が出ていた
身を清めるため一杯戴く



             傍ら、お賽銭が豊富なお不動様?石仏にお参り
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水場から戻り、釈迦ケ岳と鶏頂山を結ぶ尾根上、急傾斜部を登る
急登だが、笹が刈り払いされとても歩きやすい。

積雪時の苦労が夢のように楽々主脈稜線分岐へ向かう

笹薮の下は根っこや小さな岩が多い。
弁天沼から登ること30分、鶏頂山と釈迦ケ岳の縦走路のある尾根の鞍部。

AM9:02標高1625m稜線分岐着

右へ進むと約10分で鶏頂山山頂に達する。

鶏頂山への登り

要所に鉄ハシゴ・草刈整備が行き届いて歩きやすい

周辺の紅葉も二週間前、烏が森の住人さんの時が、鶏頂山の南斜面・御嶽山が見頃で、いまは彩りもない。

AM9:17-00標高1765m鶏頂山山頂
山頂には立派な鶏頂山神社社殿

金鶏山ともいい、猿田彦が祭られている
神社の扉を開け、本殿にお参り、鶏の石仏脇の太鼓を鳴らす

青空、日光連山は奥白根山が冠雪
男鹿山塊
前黒山・学校平・釈迦が岳・西平山、目前の高原山の各ピーク展望良し




               山部3D山看板も無事で一安心
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この先の御嶽・明神岳の登山道の様子、烏が森の住人さんとYoshiさんの記録チェック
裏の笹原広場で休憩。 
行動食とテルモスのコーヒーを取りながら釈迦ケ岳・中岳・西平岳を眺めていると、初老の単独氏が登って来た。
氏は、この山が初めての様子で、釈迦が岳まで行くそうだ。

弁天沼から鐘の音数回。

陽射しが強くなり笹に付着した露も乾燥したので、雨具を脱ぎ、御嶽山分岐・釈迦ケ岳方面へ向かう

先刻の鞍部まで戻り、右手の火口に沿って釈迦ケ岳に向かう
古い記憶の笹薮は、すっかり刈払いされ歩きやすい
笹道を20分程下る

笹刈りが行き届き、初回の笹深い道が嘘の様な歩きやすい道のりにビックリ

ガレバ越しの三角オニギリの鶏頂山
左から弁天沼からの近道を合わせる。
弁天池近道分岐、池まで20分分岐
分岐の注意書き「さわみちにつき、あしもとちゅうい、されるべくそうろう」良い文句

分岐からは御嶽山への登り


           御嶽への登り道、振り返れば、鶏頂山の展望良し
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                          大きな立ち枯れ木
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明瞭な分岐点があり、明神岳分岐を越し、少し下る。

目前の釈迦が岳を確認し引き返し、御嶽山ピークはどこかはわからずじまいで、明神岳分岐点へ戻る


AM10:30標高1690m明神岳分岐にて休憩




鳥獣保護区、真新しい赤の鉄看板
真新しい赤ビニル布「鳥獣保護区」・黄ビニル布「狩猟鳥獣捕獲禁止区域・ニホンジカ・イノシシを除く」が随所に取り付けられている

日蔭で薄暗い北面の笹薮を見て、雨具ズボンをつける
いよいよ笹藪漕ぎの踏み跡巡りが始まる

気合を入れ直し、進む

真新しいビニル紐も取り付けられており、赤ペンキ・指導板も完備

道は、初め笹が深いも、迷うほども無く、快適

場所によっては笹が登山道に被さっているが、予想外にハッキリした道


             古い丸太輪切りのクロマジック書き指導板
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笹に被って足元が倒木に引っかかることもない道で、一般登山道の範疇に思えた

笹の下の道筋を見失うことはない。

ヘリコプターの音

時々、遠くから銃声の音(狩猟解禁)



針葉樹と笹、哲学の道で、気持ちがよい
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AM11:22-30標高1565m針葉樹の広場で休憩

北に進むにつれて笹は薄く・背も低く歩きやすくなってくる
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最低鞍部から緩い登り

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AM11:50標高1540m地点に、今回の楽しみ、避難小屋が現れた

外見はまあまあだったので、中を覗くと床が傾いて、雨宿りする程度で横になることも出来ない。
松川温泉から岩手山への登山道以来、「国土美化・汚さぬように美しく・栃木県観光・日本観光協会」金属プレートが室内に貼り付けられている。
昭和30年代に立てられたものか?

周辺の笹は低く踏跡は明瞭で歩くには全然支障がない。

小屋を後に、登山道を15分ほど登ると、その先はスキー場からの刈払の道が待っている。


AM12:00標高1555m笹を刈払った登山道を登るも、先週の観光客の賑わいに戻るのが、気持ちを暗くさせる。。

西展望台の外れに、登山道の標識が設けてある。
あまりの人気のなさに、おりからの強風で紅葉ゴンドラが止まっているのかと思うが、やがて、ゴンドラの運転期間が終わった事を知る。

観光客のいない無人の山頂一帯の様子で、嬉しい。

西峰下展望台で一息つく、高原山主峰群を眺める

AM12:10明神岳西峰1624m「明神岳神社」に参拝

AM12:26-42標高1640m明神岳東峰にて休憩・行動食
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                       前黒山が懐かしい
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先週に引き続き、スキー場ゲレンデの下降

スキー場の冬支度・準備、スノーマシン用給水セットの始まったゲレンデ
時々作業車が交差

なるべく、スキー場の南側のルートを選ぶ

作業通路から、少し藪漕ぎ、PM1:24もみじライン着「17.6」表示板
路肩に慰霊の花束が飾られている

付近の日塩もみじライン沿いの紅葉はお終い、車の通行は少ない。
二週越しの行程が繋がって満足しながら駐車地に戻る。


PM1:30標高1185m道端に沢山咲いて、可憐でカスミソウみたいと思っていた花、「ハキダメギク(綺麗なのに、可哀想な名前・・・)」
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                   ウメモドキ?の赤い実・黄色の葉
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                     マユミの赤い実も鈴なり
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山葡萄の実が路肩に落ちている
見上げれば、鈴なりの山葡萄の実


PM1:45標高1205m
「エーデルワイススキー場」脇の園地、昭和34年就任、観光開発に力を入れた横川栃木県知事の顕著碑がある
※今では、観光乱開発といわれかねない、今はどう評価されるのだろうか?。私としては、山中の、あの避難小屋を再整備して欲しい所だか・・・



                      エノコログサが光る
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「人と森林とのふれあいの場・日塩モミジライン森林空間総合利用地域」看板

PM2:27標高1270m駐車地点着

帰路の日塩もみじラインの紅葉は、日光入り口~富士見台~白滝までが、モミジの紅葉が見頃。

日塩モミジライン経由、鬼怒川温泉経由。夕方、無事帰宅。





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この記事へのコメント

Yoshi
2007年11月21日 22:26
テントミータカさん こんばんは。

2005年以来この地域はご無沙汰中なので、避難小屋付近の笹原にダケカンバがニョキニョキ立つ光景懐かしく拝見しました。丸太輪切りの指導板なんてあったんですね。塩谷写真サークルさんが設置したものかな?

先日、八方牧場周りを歩いていて気づいたのですが、葉の落ちた時期に赤い木の実を観察するのも結構楽しいですね。棘のあるのはメギ、その下はノイバラですか。マユミの上の写真はやはりウメモドキみたいですね。調べ物して勉強になりました。それと、ハキダメギクは我が家の花壇の雑草の代表格であります。
2007年11月21日 23:12
Yoshi様、ご訪問・コメント戴き有難うございます。
 「塩谷写真サークル」さんの指導板ですか、今後、要チェックですね(笑)。
 御陰様で、山行記録ばかりでなく、メギ・ノイバラのご教示、有難うございます。ウメモドキも覚えたてホヤホヤなので、ホント、助かります。メギは初めて知りました。コトリトマラズとか、メギ科でヘビノボラズとか、面白い名前もありますね。
 ハキダメギクは我が家には無いのですが、枯れ草の芝生にクローバーが目立ってきたので、そろそろ除草しよう・・・。
赤鬼
2007年11月22日 06:53
この時期だけは関東が羨ましい。連日時雨でうんざり。もうすぐ雪山に
なるので待機中。でも最近なにかと忙しい。山はご無沙汰。
烏ケ森の住人
2007年11月22日 13:02
テントミータカさん  Yoshiさん  こんにちは。

Yoshiさんのレポートに誘発されて、私も過日歩いたのですが、お二方の観察の鋭いのにはいつも感心しています。
ハキダメギク・・・名称から来る印象とは異なり可憐な花ですね。掃き溜めに鶴というところかな? 帰化植物のようですね。花弁が三裂になっているのが気に入りました。(こんなの多数あるのかもしれませんが、花音痴なものですから)
2007年11月22日 16:24
皆様、ご訪問・コメント戴き有難うございます。

赤鬼様
 お仕事、忙しそうですね。これから私も冬枯れの関東の山シーズンです。ガソリン代が安くて済みます(笑)。でも、乾燥した冷え込み、身に凍みますよ。
2007年11月22日 16:29
烏ケ森の住人様、ご訪問・コメント戴き有難うございます。
 Yoshiさんは別格、私なぞ、亀足ですから、せめて自然観察に力を入れないと(笑)。花も覚えたつもりが、すぐ忘れてしまうので、お恥ずかしい。「掃き溜めに鶴菊」で、覚えやすいですね~。
2007年11月30日 19:34
あまり地図も見ないなまくらジィ~ジです。この界隈になると尚更全く
解りません。恐らく小生には終生縁が無い山かもしれませんが、線繋ぎされるミーさんにいつも敬意を表します。
2007年12月03日 18:19
輝ジィ~ジ様、ご訪問・コメント戴き有難うございます。
 近所の山ですから、チョットは頑張らないと(笑)。そちらの気になっていた粟の隣の白根山、今年は持越しです。