12/22、赤雪山・仙人ガ岳、松田川ダムから周回日帰りハイク詳細

H19.12.22、リハビリ里山歩き。栃木県・足利市と群馬県桐生市の境、13年ぶりの仙人ガ岳は松田川ダムからの周回コース。
山看板も見つけ、曇天で寒かったけれど、相方の足の回復の順調な事を確認して、満足の一日ハイク

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(「栃木の山100」より)
 足利市最北部に位置する赤雪山(あかゆきやま)は、足利では仙人ガ岳についで二番目に高い山である。山頂からの展望は素晴らしく安蘇、上毛の山並みが手に通るように一望できる。地元で「あけき山」と呼ぶ。登る人の少ない静かな山である。「赤雪」の名の由来は鎌倉時代、足利義兼の軍に追われた足利又太郎忠綱一族がこの血で討ち取られ、折からの雪が血で赤く染まった為と伝えられる。この周辺には忠綱伝説が多く残っている。
 仙人ガ岳(せんにんがたけ)は足利市では一番高い山である。谷や岩場、そして尾根歩きと変化に富んだコースを提供してくれる。・・・
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2007(H19).12.22(土)曇り

(行程):足利市・松田川ダム・展望台駐車場→赤雪山→仙人ガ岳→野山林道→松田川ダム駐車場

近年のダム開発によって、ハイキング道の整備が進んだ松田川ダム。
足利市の標高第二位・赤雪山~最高峰・仙人ガ岳からへと、変化に富んだ尾根道を辿り、ダムに戻る周回ルートがとれる。
13年前の名草巨石群奥・長石林道から赤雪山・仙人ガ岳往復コースよりは楽だろう。

国道50号から足利市入り、渡良瀬川を渡る。
県道219号松田葉鹿線に入り、河川に沿って松田川ダムをめざす。
湖畔から直接「赤雪山」赤雪山に登る道を確認後、少し戻り、登山口手前のトイレのある施設駐車場に駐車。
朝食の取り直し、身支度を整える。


AM8:16標高約170m出発。

水位の下がった湖畔、噴水施設。越冬のマガモ群が浮かぶ。

明瞭な「赤雪山」登山道入り口には、木の杖のおいてある「赤雪山1.7K」道標のほか、遊歩道案内図・「足利」「赤雪山」「馬打峠」・・・足利の伝説の看板、種類不明の野鳥イラスト、足利の木はカエデ、足利の花はツツジと丁寧に紹介されてある。
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いきなり急坂がはじまる、ヒノキ植林の中の急坂の階段。

ジグザグが終わると今度は幅広の真っ直ぐな上り坂。
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AM8:30標高300mヒノキ植林道、幅広くまっすぐな道だが、きつい。
息があがり、冬の装備の着替え、松の倒木に腰掛け、一服。


AM9:00標高455m「まつだ湖1.0K/赤雪山0.7K」道標

植林を抜け、明るい松・ナラの天然林の尾根歩き。ムラサキシキブ残りの実。
落葉しきった広葉樹は展望がよく、シジュウカラやウソの姿が見える。

道は露岩交じり、落ち葉の豊富な道。松林歩きは、両崖山を思い出す。

少し岩が露出した坂を登りきると、反射板のあるピークが見える。名草の方から赤雪に行くときはあそこを通る。
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AM9:20標高605m「まつだ湖1.5K/赤雪山0.2K」道標。

ツツジの花が少し咲く。
シュンランやダンコウバイ・マンサク・カタクリ・アカヤシオなど、春先は花も楽しめるそうだ。

松の幹に新鮮な熊の爪とぎ跡?鹿の角磨き跡?
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AM9:37‐50標高620.6m「赤雪山」山頂着。
松枯病か?立ち枯れの松の木、数本とカヤトの山頂、立派なベンチも数基。
でん!と東屋が建つ。
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曇り空で遠望は利かない。
白根山、皇海山、袈裟丸山の高山は雲の中。北西に赤城山が大きな姿を呈している。
野峰~熊鷹山の山並み。
太平山・大坊山・大小山・深高山・行道山。

西には足利で一番高い山で、市街からは見えない仙人ガ岳が正面に見える。

せっかくの好展望台の山頂も、タバコの吸い殻・ゴミが散乱しているのが残念。
「まつだ湖1.7K/仙人ヶ岳4.2K/名草巨石群3.2K」道標

まだ誰もいない静かな山頂で休憩後、いよいよ仙人を目指して尾根を歩き始める。
東屋の柱に白ペンキ吹き付け文字「仙人ガ岳」があり、藪がかった道へ向かうのに不安・躊躇もない。
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赤松とカヤの藪がかった道。アチコチに散乱しているキジ紙は見ないことにする(赤雪山のみの往復の人たちの遺物だろう

歩き始めは踏跡程度の細々とした道だが、迷いようはない。
進路を示すテープ等がたくさん付けられている。


尾根道はツツジが所狭しとばかりに覆うようになり、少しの間、緩やかな下りの後、やや急な登りを越える。
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AM10:10標高500m「仙人ヶ岳3.5K/赤雪山0.7K」道標通過。
左手、天然林、右手ヒノキ林の境界尾根通しに進む。

途中、ガマズミの甘酸っぱい実の鈴なりの木が数本。

左手赤松の林の山肌、伐採跡の植林だろうか?小さな木が植林されており、南側の仙人ガ岳の山容が手に取るよう。

AM10:30標高510m「仙人ヶ岳2.9K/赤雪山1.3K」道標通過。
道は左に折れる。
左に伐採地を見ながら進む尾根は気持ちが良い。

この辺りから岩が目立ち、アップダウンが多くなる。
が、程よく楽しめる程度のもので、特に不安になるところはない。

AM11:00標高約495m「原仁田ノ頭」にて休憩。
「仙人ヶ岳2.4K/赤雪山1.8K」道標。
「幸せの銀の柄杓」を彷彿させる「仙人ヶ岳/赤雪山」ステンレスの道標もある。
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ナラの木にサルノコシカケ風のキノコ数個張り付いている。
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単独氏と交差。今日、はじめて山中で人に会う。

AM11:15標高495m岩の上・小ピーク上に祀られている石祠に辿り着き、お参りをして先に進む。
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道は石祠の岩を慎重に下る。

松と岩の尾根、片側がヒノキ植林の緩やかなアップダウンの尾根道が続く。

AM11:30標高520m「仙人ヶ岳1.3K/赤雪山2.9K」道標通過。
先ほどのステンレス製の指導標と同じ物がある。

尾根の左手はうっそうとした植林地、右手は雑木の樹間越しに時折赤城山などが見える。

目印のテープも心強く、尾根道を進む。
片側は天然林、片側が植林地沿いの尾根。

落葉しきった木々の間から、見覚えのある仙人ヶ岳の尾根が近づく。

リョウブの木の綺麗なまだら模様が印象的。
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急激にお腹が空き、賑わう山頂の昼食には気が重く、風の弱い所での食事を考える。

AM11:45標高540m岩場の急坂を慎重に登る。天然林の水平移動。
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AM11:56-12:45標高約585m松田川ダム下降点手前小ピーク。
目前に「仙人ガ岳山頂部」も眺められ、風を避けられるので、ここで昼食休憩とする。
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炊事中に後続の単独氏に追い越される。

ネギ・キャベツ肉入り豪華ラーメン・コーヒー。

食事で元気回復、荷を担ぎなおす。相方の足も大丈夫だそうな。

ラーメンピークから下降、すぐに「松田川ダム20分」下降点分岐を通過。
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ここからの登り返しが急傾斜で、つかまる木も少ない斜面。
滑りそうになりながら登りきる。

「岩切・熊の分岐」からの道に合流し、仙人ヶ岳の東峰ピークに出る。
AM12:51「仙人ヶ岳0.3K/赤雪山3.9K」道標通過。
「ここは山頂ではありません」看板。
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「仙人ヶ岳東峰」通過。
この先、晴れならば、陽だまりの笹と雑木林の尾根を少し歩いて仙人ヶ岳山頂に至る。
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AM12:55- PM1:00「仙人ヶ岳」標高662.9m細長い広場、無人の山頂。
山頂はこれで三回目。
広場周囲をよく観察すると、端に「恋人バージョン」山看板を見つける。
すでに報告済みのものと、あまり期待しないで記念撮影、帰宅後調べると、11枚目の山看板発見となった。
以前tacoball隊長が入山した時は、山頂に無かったそうだ。草叢に埋もれていたのだろうか?。

山看板の記事はコチラ

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今回の山行では、この山看板は、仙人ヶ岳よりゴミの山で見苦しい赤雪山山頂に置くほうが、効き目がありそうだ。

ともあれ、楽しみの山看板を見て満足し、山頂を後にする。

来た道を少し戻り、「松田川ダム→」植林地の中を急降下する道を進む。
尾根からの分岐点に「野山林道まで20分」ともある。
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急坂をソロソロと下り、ヒノキ植林と落ち葉、間伐材が邪魔なジグザグ道を、注意深く下りる。
ヒノキ植林帯、枝道も多いが、ここも赤テープがある。
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沢の左の踏み跡を頼りに、沢の奥にマンガン鉱試掘跡の洞窟が珍しい。
沢がハッキリして水が流れでてくる。

PM1:20標高420m沢の流れが出てくれば、すぐ先に舗装道路が見える。

植林帯から開放され、木の橋を渡り、林道終点着。
振り返れば、「仙人ガ岳」小さな看板が木の幹に取り付けられている。
本当に20分で「野山林道」終点に到着したのにはビックリ。
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「野山林道」舗装路終点から、延々とダム湖畔の駐車場まで40分程の行程。

林道終点付近、不法投棄のゴミは見ないことにする。
急坂の林道の下りなので足の運びは軽い。

ヒヨドリジョウゴ?ヤマホロシ?赤い実が唯一の彩り。
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道は沢に沿って進む。

法面の圧縮隆起、変形した岩の模様が面白く、数枚写真を撮る。
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                         ウメモドキの赤い実
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沢に小さな魚の影が動く。

4WD車が路肩に駐車。

PM2:00標高275m、道端、苔むした石祠を見つけ、無事山行のお礼の参拝。
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イブキセリモドキに似たせり科の花一株残り花。

PM2:21標高235m「野山橋」「野山林道」標識。
右に200m進み、工事車両の多いキャンプ場行きと知り、「野山橋」へ戻り、湖畔道路を左へ進む。

山中で交差した単独氏と再び交差。

話せば、我らの周回コースの逆周回で、林道の4WD車も氏の車だそうな。

林道脇の水場、塩ビホースにて給水。
「檜清水」らしく甘露で美味。

湖面にカモの姿無し

PM2:36標高235m駐車地点着。

山中、計三人の登山者の姿を見る。


ダムの説明放送、ダム説明看板の見物。観光客・車数台が出入りする。

国道沿いの290円ラーメンで早めの夕食。夜、無事帰宅。





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この記事へのコメント

甘納豆
2007年12月26日 09:19
 お久しぶりです。
とは言うものの、いつも楽しく拝見しております。
素朴な“赤雪山・仙人ガ岳”の案内標識からの紀行文、この辺には全く土地勘はありませんが、丁寧な説明で情景が目に見えるようです。
山中で会った人がたった3人と言うのも驚きです。この日は曇り空だったようですが、関東の山はもっともっと賑やかなのではと思っておりました。
ミーさんの肩の具合、相方さんの足の具合もだんだん良くなっているようで何よりです。
2007年12月26日 11:48
甘納豆様、ご訪問・コメント戴き有難うございます。
 先週の大小山・太平山は今も大賑わいでしょうね。雪山目的だと赤城山もほどほどに賑わったかもしれません。今回は地味な山域の記事、お褒めの言葉を戴き恐縮です。午後からの天気予報も悪く、今時は地元の山好きが歩くようです。曇天で日光の山も見えず、リハビリ・地図に赤線を引きに行きました。
 この後、雪山テント訓練でしたが、重荷の重さにヘロヘロとなりました。年末年始山行は楽な所にします(笑)
2007年12月26日 19:42
今晩は。
このあたりは以前、桐生ダムから田沼町へ行ったときに一度だけ通りました。その時は安藤勇寿さんの色鉛筆画を展示している美術館に行きました。暇がありましたら見てください。夕日の前でチャンバラごっこでもしたらしい少年の絵が素晴らしく、とても色鉛筆で描いた絵とは思えない絵でした。
テントミータカ
2007年12月26日 20:00
インレッド様、ご訪問・コメント戴き有難うございます。
 野上にある美術館ですね。「三滝」に行く時、側を通っているのですが、ご教示いただくまで、まったく知りませんでした。近々「岳の山」あたりも計画していますので、下山後の楽しみに見てみます。
2007年12月27日 20:01
様子が良く判りました。行くときの参考にさせてもらいます。
といっても、年末の天気は悪そうですね。新潟付近で遊んでいるかな。来年のダッシュのために、エネルギーをたくわえないといけないし。
2007年12月29日 11:24
さすらい人様、ご訪問・コメント戴き有難うございます。
 歩いてみれば、ハイキングコースでした。陽だまりが無ければ、さすらい人様には物足りないかな?と思いました。
 年末年始は、関東でお日様が拝めそうなので、のんびり楽しみたいと思っています。