4/20会津の鳥屋山、野の花三昧ハイク、詳細

H20.4.20、十数年ぶりの再訪シリーズ?会津の鳥屋山(とやさん)、カタクリ満開・山開きで大賑わい。たくさんの春の花に囲まれて楽しく満足だった一日、撮影ハイク。

 できれば、山開きの日は(混むので)避けたかったのだが、はからずも?「山開き」行事で、山中、大賑わい。会津・喜多方市(旧高郷町)、鳥屋山(とやさん標高581m)カタクリ他の花畑と飯豊の展望を楽しんだ。

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(ヤマケイ分県登山ガイドより「福島の山」より抜粋)
カタクリの咲く山麓から展望の頂へ。会津地方にはトヤ山の名前が多い。トヤは霞み網を張って鳥を捕らえる番小屋のことであるが、昔から捕りをとってきた場所であろうか。一説には、山の鞍部をトヤと呼ぶといわれ、そのあたりに山名の由来があるのかもしれない。・・・
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 山都町(旧高郷町)漆窪からの登山道山麓では、例年4月下旬に見事なカタクリのお花畑となる。この頃はキクザキイチリンソウなどの春の花、一年中で尤も賑わう。町主催の山開きが毎年4月最終日曜日に行われる・・・ハズだった(次週かな?と思っていたもので・・・)。

 前日の 千部ガ岳千部ガ岳の後、自宅で夕食。翌日の行き先を決め、夜、自宅発。途中、車内泊。


                      速報記事は→ コチラ


                           山中、可愛らしかったクロモジの花
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2008(H20)4.20(日)晴れ

 南会津の朝は朝霧。晴れることを願い、会津盆地、満開の桜を愛で、旧高郷町入り。雲が切れ始め、青空が見えてきた。鳥屋山の登山口は、国道49線沿いの西会津町・別茶屋(越後街道・束松峠降り口!)と、県道16号線から少し入った高郷村・漆窪集落にある。荻野駅から西へ、悠然と流れる阿賀川を渡る。山開きやカタクリ祭りの旗?(ちょっと嫌な予感)。すぐ左の細い道に入り数分する漆窪集落。

 AM8:00漆窪集落、駐車地出発。

 AM8:15林道分岐「キノコ山菜採り禁止、採取した所を見つけ次第没収」看板。左へ道なりに進む。数10mで登山口。畑地にナズナ・ヒメオドリコソウ・オオイヌフグリ・ツクシ・ノビルなど。



                         ヒメオドリコソウ&ツクシ
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                           オオイヌフグリ
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 AM8:20登山口、「立派な案内看板」一等三角点の山。ここには登山計画書提出箱も設置されている。「山頂まで徒歩約三キロ」表示。
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 真面目に歩けば、「一時間半で山頂。第一見晴台標高460m、第二見晴台標高500m、鳥屋山山頂580.6m、ここから駅前まで25分1.7キロ」の内容。


 登山口から見えるピークは、第一展望台だろうか?山桜の咲く丘を目指し、両側に畑地が広がる道を登っていく。ポツポツ,
ハイカーの姿。青空は嬉しい。畑地にはスミレ・エゾエンゴサク・ツクシ・アマナ。雑草のようにノビルがおびただしく生え、畑地もネギ畑で、周辺はやたらとネギ臭い。

                           エゾエンゴサク&ツクシ
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                             キバナノアマナ
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 カタクリの花が開くのを待って、暫くは歩行スピードを緩めて、充分に景色を楽しみながら登っていく。花畑手前の道もカタクリやキクザキイチゲ・アズマイチゲがあり、退屈しない。ノンビリと杉林の中、山道を進んでいく。

・・・と、麓で花火の音・・・??山開きか???。畦にタチツボスミレの群生。「漆窪カタクリ群生地保護地域」看板。ヤマザクラが綺麗だ。ツクシ群生で茶色の畑地、カンスゲの株。



                           タチツボスミレだとおもう
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                             カンスゲかな・・・
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 AM8:45、杉林。カタクリの花が開き始めている。やや傷んでいるのが残念。まだお花畑前でも、道なりに進むが道の両側カタクリがポツポツとお出迎え。エンレイソウも。
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 藪の下はアズマイチゲとカタクリお花畑。キクザキイチゲはまとまって群生。アズマイチゲはポツポツ咲く。「鳥屋山と万葉の花(カタクリ・萩)で、万葉の山」平成三年設置の達筆な地元の解説看板。杉林沿いに階段を登る。

 AM9:30標高375m 、花をよく見ると傷んでいるものが多いが、それでも見事なカタクリの花畑に到着。ぞくぞく途切れることなく子供連れ・ハイカーの波。これはまちがいなく山開き行事にかち合ってしまった。大勢の人絶えず、ウンザリするが、花撮影で気を紛らわす。

 最上部の花が傷みも少なく、丁度見頃のカタクリ群生地、ここで暫く撮影。カタクリとイチゲの群落は、息を呑むほど素晴らしい。シロバナカタクリもあって嬉しい。アズマイチゲ(キクザキイチゲに似た花だが、葉はミトン形の手袋様で、花茎の葉は、だらりと垂れている)・キクザキイチゲ(葉が菊に似ている)見上げても、見下ろしても、凄い花の群生だが、人出も凄い。

                  紅白カタクリ花写真記事は→ コチラ


 漆窪林道を横切る一回目でピークの人並みを避けて休憩。アブラチャンの黄色い花。一息ついてから暫しの登りで、AM10:00、二回目の漆窪林道を横切り山道に取り付く処、見事なカタクリとキクザキイチゲの花束。

 山道を登る。

 山中の道沿いはスミレも満開。クロモジの花と芽ぶき、キブシの花、尾根上からは木々の間から飯豊連峰の白い連なりが眺められる。


 AM10:15標高460m第一見晴台。ここも、それなりに展望が開けるが、第二見晴台の方が、展望が良い。尾根筋からは、磐梯山も良く見える。(ここからは一峰に見える。)咲き始めたタムシバ(噛柴、田虫葉)。

 AM10:30標高535m満開のオクチョウジザクラ、丁寧に林床を見ていくとシュンランの花も咲き始め。クロモジの花・芽ぶきが愛らしい。ヤマガラ・ウグイスのさえずり。


                            クロモジの花が多い
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                               シュンラン
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 第一展望台から多少のアップダウンがあるものの、歩きやすい尾根をたどる。展望台は大賑わいなので、途中の路肩で休憩をとる。


 AM11:11-15標高560m展望の大夫岳(たゆうだけ標高552m)第二展望台、ここが待望の休憩ポイント。北には、白く輝く飯豊が視野いっぱいに広がる。西には、西会津町西の尖がりの峰々。目の前に見える鳥屋山へは一投足で、途中、水場への入り口を左に見送って山頂へとたどり着く。




 AM11:43-12:30標高581m鳥屋山山頂。山頂はずいぶん伐採が進み、伐られたばかりの木がアチコチでまとめられている。広い展望の山頂広場で、各自賑やかに昼食休憩。大人の遠足みたいでチョッピリ楽しい。
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 飯豊・阿賀川の展望が利く様になった。標高は低いが一等三角点にふさわしい眺めが得られる。吾妻連峰・飯豊連峰・磐梯山・博士山など、会津の名峰が並んでいる。登山道整備の様子・展望台・山頂の切り開きの様子、地元の方の熱意・心配りが感じられる。
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 帰路にトイレ見物。山頂直ぐ下に「便所」看板あり。20m程降りてみる。穴を掘ってシートを廻しただけだ。主としては、女性の小用だろうか?誰か、護衛が立たねばならない。向こうに第2展望台が見える。
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 AM12:40、越後街道・束松峠降り口分岐通過。

 AM12:48、弘法清水分岐通過。



 ますます青空がくっきり、飯豊の白屏風。ナガバノタチツボスミレの濃い紫の群生が見事、暫く撮影。


                          ナガバノタチツボスミレかな・・・
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 PM1:30標高515mオクチョウジザクラ・タムシバが、午後の陽射しに輝く。


                              オクチョウジザクラ
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                                 タムシバ
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 PM2:11標高445m潮が引いたように誰一人いない(麓で山開きの行事・抽選会があるため)。無人の林道出合い、ゆっくり陽射しに透ける花を撮影。

 PM2:30再び、カタクリのお花畑。白花も、今回、付近群落の中に薄いピンクの花があるのに気づいて、気に留めて観察すると、容易に見つかる。
  特別、白花目当てではなかったが、今回は、何気に道端にある。赤い花よりも少し遅れて咲くようだ。現地で見るよりも写真で見たほうが見栄えが良い事に、後で気づく。赤も白も綺麗。

 杉林の山道に出る。キバナノアマナ・ヤマエンゴサク・ミチノクエンゴサク。ツクシとアサツキの畑地に戻る。



                              ミチノクエンゴサク
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 PM3:21登山口看板前着。PM3:42愛車のみの駐車地点に戻る。荷物を片付ける。

 
 会津坂下の290円ラーメンで夕ご飯、芦ノ牧温泉ドライブイン入浴400円。車中、行動食の夜食。夜、無事帰宅。




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この記事へのコメント

2008年05月01日 22:12
こんばんは。
クロモジの花、かわいらしいですね!
管理された山野草園で一度見たことはありましたが、山の中で見たことないです。
会津も素敵な花山が沢山あってとっても魅力的ですね。
シロバナカタクリもお会いしたいですね。
・・が、遠いのでなかなか行けませんので楽しませてもらいました♪
2008年05月02日 16:46
白音様、ご訪問・コメント戴き有難うございます。
 白音さんの写真の足元にも及びませんが(笑)。クロモジは昨年覚えて、今回の山ではたくさん咲いていて、目立ちました。あまりに豊富に咲いていたので、帰宅後よ~く調べてやはりクロモジですが、これだけ見事に咲いている山は珍しいのかもしれませんね。

>・・が、遠いのでなかなか行けませんので楽しませてもらいました♪

 通い慣れると近い所かも。私には、立山がかなり遠いです(笑)。