「ひとりぼっちの叛乱」最近読んだ本

 古本屋で買ってきて、書架で熟成?、やっと読み終えました。※山記録のまとめが停滞中ですけど・・・



                      「ひとりぼっちの叛乱」豊田和弘著、山と渓谷社
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 既にご存知の方も多いと思います(私も昔、図書館で借りて詠みました)が、新潟中越、巻機山山麓、清水集落の民宿「雲天」の親父さんのお話です。



先日、金城山 下山後、駐車場で荷物を片付けていた時に、通りかかった、地元のお婆ちゃんと、少し、お話し。
そのお婆ちゃんに 「そんなに山が好きなら、清水に行きなさい。巻機山はいいよ~」 と、煽られました。
※100名山でもある巻機山は、今時は大賑わいだろうと予想し、テントミータカ隊は回避(山自体は好きですが)。





 この本を改めて読み直してみても、今でも面白く、ヤマケイの単行本シリーズの中でも秀逸の内容だと思います。

 その本の中に、こんな引用・一節があります・・・「遥かなるチベット(根深誠著、山と渓谷社)」

  ・・・・あるとき私はチベットの人に「日本人はおカネで幸せをつくっているんでしょう」と言われまして、「はい」とも言えず困っていたんです。どこかで「そうだな」と思いつつ、しかも肯定できない自負心もあったもので。

 そうしたら、「そういう生き方をしちゃいけませんよ」というんです。「どうしてですか」と聞いたら、「おカネでつくった幸せは、おカネが無くなったら不幸になりますよ」という話なんです。まいったなと思いましてね。春の頃でした。

 その人は、「いま風が吹いているでしょう。あなたはいい気分にならないですか」と言うんですね。「私もさっきからそう思っていました」と答えると、「そういうよさを生き方に取り入れていかなければいけませんよ」・・・「チベット人はみんなこう言いますよ」ということだった。

 特別な人が言ったのではなく、普通の人が、みんなそう思っているというのだ。・・・問題はカネの豊かさではなく、心の豊かさなのだ。


 巻機の本を読んで、チベットの話が出てくるとは予想外でした。日頃、山歩きの意義とか「なぜ山を登るのか」とか考える事自体が、苦手な私ですが 「自分は、「カネの豊かさではなく、心の豊かさ」を求めて、山へ行っているのかな???」 とか、思ったりもしましたよ。






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この記事へのコメント

2008年05月03日 04:06
チベットのお話、都会に住む我々には心に染みます。
「(満ち)足ることを知らない」われわれは飽くなき「幸せ」を求めて、お金を使って物を買っているのかも知れません。
「足ることを知る」文化にするにはどうすれば良いか?
山にその答えがあるのかもしれません。ぜひ、この本を読みたいです。
テントミータカ@秋田
2008年05月05日 18:04
本読みと山歩き様、ご訪問コメント戴きありがとうございます。
 何気に積読(つんどく)本も、改めて読み直すと、新たな感慨が沸き起こることがありますね。「縁が生まれた時」でしょうか?。こんなときが本を読む楽しみでもあります。という訳で?今回の山からの下山で、満ち足りた気分で、出先からのコメントを入れさせていただきました。
2008年05月09日 08:02
我が相方、小野塚夫妻(お母さん&お父さん)とは40年以上前から世話になっていました。
小生も数回泊まり、八海山たっぷり飲んで、熊のスペアリブや熊汁、ぜんまい料理など楽しんでいます。
東大や早稲田のOBで現在の日本をリードしている人も沢山、ここで昔世話になって、今も応援団としてbackupしています。
2008年05月09日 19:09
輝ジィ~ジ様、ご訪問・コメント戴き有難うございます。
 お知り合いの方でしたか!。熊料理、美味しそうですね~。雲天さんへの銀行融資で、お付き合いのある・お世話した学生・OBさんとの交友関係が保証人のような形となって、銀行も融資したそうで、人間味豊かな方々なんでしょうね。泊りに行ってみようかな・・・。
2008年05月15日 18:03
私も読んでみたいです。
こんど捜してみます。
曇天泊まったことありますよ。
とてもいい宿でした。
また泊まってみたいな。
金城山もまだ行ってないし・・^_^;
テントミータカ
2008年05月15日 23:06
sanae様、ご訪問・コメント戴き有難うございます。
 あれ?まだ未読でしたか。巻機山頂部の植生復元活動が有名でずいぶん以前、ヤマケイにも載っていて既に、ご存知かと思っていました。でも、しっかり雲天お泊り済みだったとは、いいな~。
 金城山についてネットで調べると、こんなコメントもありますよ。

             ↓
・・・この山はいったい低山なのか?金城山の姿を見るたび、こういった想いに駆られることがある。1369mというハンパな高さ。周囲には越後三山、谷川連峰といった2000m級の堂々とした山並みが広がり、なにしろすぐ背後にはあの巻機山が ドッシと居座っている。里山というにはデカすぎて、メジャーになるほどデカくもない。この不遇の頂が、目を疑うほどの高みに見えることがある。 うっすらと白い衣を冠した金城山は、その主人たる巻機山と見紛うほど 高山の風格を漂わせ里を見下ろすのだ。急峻な山肌に深く入り込む沢筋。それは低山と呼ぶには申し訳ないほどの凄みを持っている・・・。
          ↑

これで、貴女も金城山のとりこ???