8/15-17、蓮華温泉から朝日岳、花見山行詳細

 H20.8.15-17…白馬のお花一杯定番コース第二段。雷雨の冴えない天気でも花が沢山。蓮華温泉から五輪尾根、朝日平の花畑にも感動しつつ、定着テント二泊。KYAZUさんともあえて花撮影三昧の山行記。


                       タカネマツムシソウが良かったな~
画像



 
                             速報は → コチラ

                      花記事(その一)は → こちら

                      花記事(その二)は → コチラ  

                            鳥記事は → こちら 

                            蝶記事は → こちら


 8/13夕方、自宅発。長野県・信濃大町・扇沢の駐車場、車中泊。当初の予定はこの登山口だったのだが・・・。これから数日は低気圧と前線が活動、雷雨ゲリラ雨の冴えない予報も。8/13の明け方、霧雨で、やる気が無くなり朝寝坊。扇沢駅や隣接の観光施設でブラブラ。
 計画を組み直し、大町温泉の河原にて、山用焼肉とカップラーメンの豪華な昼食。移動、小谷村の「道の駅おたり」 にて温泉入浴・北京オリンピックTV観戦、セットメニュー食事(温泉代が500円から300円の割引見当)。蓮華温泉の駐車場へ向かう。

 五輪尾根、朝日小屋のテント場は水も豊富で、ひとまずここにテント・様子を見ることにする。花と水、北アにして静かなこのコース、だんだんやる気が沸いてくる。

 夜半の蓮華温泉駐車場は三割の駐車。車中泊。7時間の仮眠。


************************************

 【行程】2008(H20)8.15-17、朝日小屋テント二泊
   8/15蓮華温泉―五輪尾根―朝日岳-朝日小屋テント(約12キロ・7時間)
   8/16朝日岳ミニ周回(約5キロ・4時間)
   8/17往路を戻る(約12キロ・6時間20分)。

************************************



 2008(H20).8.15(金)曇りのち雷雨
 (行程)蓮華温泉―五輪尾根―朝日岳-朝日小屋テント

 蓮華温泉駐車場にて、早起き。歩き出す人々や周りの慌しい感じの雰囲気に、寝坊の相方を起こし、白馬のスーパーのおにぎり・カップラーメンとコーヒーの朝食を済ませ、準備。

 AM5:20標高1475m蓮華温泉駐車場出発。

 林道を進み、キャンプ場脇遊歩道から木道を伝って、AM5:40蓮華の森分岐点(兵馬の平分岐)。真新しい道標もある。

 AM5:52標高1445mアヤメ平、五輪尾根が見える

 AM6:03-13標高1350m兵馬の平、かもしか展望台への分岐から朝日岳方面へ下る。

 泥濘をやり過ごし下降・・・ブナの巨木が気持ちよい森。

 小沢通過


 AM6:50標高1210m谷の迫った瀬戸川の鉄橋。対岸の道端にて休憩。
画像



 道幅広く、緩やかな道のり、大荷物の身には歩き易い。

 AM7:53-8:00標高1360mブナ巨木二本のある「白高地沢のぞき」小広場にて休憩。雲の中で、沢は音ばかり。
画像


 AM8:05木道、ひょうたん池の湖面、標識

 AM8:15標高1370m沢水が合流する渡渉、すぐ先のベンチにて休憩。

 ここから、少し河原を遡る。
画像


 AM8:33標高1375m白高地沢仮橋
画像


                           ※参考、8/17帰路、増水した白高地沢
画像



 あとは緊張する所も無く、左岸の潅木帯にジグザグを繰り返しつつ登って行く。通い慣れた道、誰にも会わず、道を巡っていく。

 AM8:44標高1400mタマガワホトトギス咲き始め、テンニンソウは蕾、いたるところでエゾアジサイが綺麗に咲く

 AM9:30標高1515m下降の人数人と交差

 登山道整備、草刈後の様子が有難い

 AM9:44-50標高1615mいつもの草原端、木道階段始まりの脇スペースにて休憩。対岸、天狗原・大池方面の雲が切れ始める。
画像


 AM10:13標高1753.6m花園三角点、ミヤマホツツジ咲き始め
画像




 AM10:20-55標高1775mベンチ、急に雨(天気雨だった・・・)で傘を差す。
画像

画像



 履いた雨具ズボン。程なく雨が上がる。

 コウメバチソウ ヒメウメバチソウ も咲く水場の沸き水が美味しい。ワタスゲの綿毛が残る。
画像


画像


 AM10:43、ここで、KYAZUさんと、バッタリ・歓談。
画像



 AM10:54標高1780m尾根の脇トラバース道をゆるゆると登っていく。青空が広がり日差しが出て暑い。履いた雨具ズボンを脱ぐ。
画像


画像



 AM11:15標高1870m気の早いナナカマドの葉
画像



 AM11:24標高1915m「青ザク下」、色の濃いタカネマツムシソウがゆれる。ここで健脚のKYAZUさんに先行してもらう。

 AM11:45「青ザク上」から、ハイマツ、木の階段、森の中へ入る

 AM11:55-12:10標高2005m五輪の森看板「朝日岳まで2.9キロ/蓮華温泉9キロ」にて休憩

 AM12:15標高1985mまだ湿原は出ないが、斜面、キスゲの群生が綺麗
画像


 AM12:50標高2025m初めの湿原に出る。

                 ここから湿原めぐりが始まる
画像



 PM1:45-2:00標高2170mハクサンコザクラらんど、豊富な雪渓、幕営禁止看板


                      振り返って見る
画像



 奥にベニガラ撒きの雪渓トラバース、吹上のコルの尾根がぼんやり浮かんできた。
画像



 栂海新道分岐直前、ここも見事なキスゲ群落、カライトソウ・タカネマツムシソウも。
画像


画像


 PM2:09-15標高2200m栂海新道分岐

 マツムシソウ・ウラジロタデの花畑に、疲れも吹き飛ぶ
画像


 PM3:15標高2375m山頂直下、雪渓脇のハクサンフウウロ畑は今年も綺麗な花。

 PM3:34標高2418.3m、無人の朝日岳山頂にて一息休憩、見事な花畑。下り始めると本降りの雨、傘を差す。
画像


 疲労が溜まり、相方が先行、こちらは歩行速度も鈍化、恋しい幕営地。

 PM4:15標高2150m朝日小屋テント場、三角屋根が映り、再訪なる。小屋の周り、花が綺麗。
画像


 テント場は一時的に降った雨の跡、これなら、どこが浸水するか一目でわかる。これからの雨に備え、砂利の上に幕営。

 設営後も時折の雨

 テント13張り位

 意外や、夕方の景色も良好、白馬・雪倉・清水岳が見える。

 食事が終わればすることも無く、早めの就寝。山行記録をつけるにも転寝状態で眠気が勝る。

 明日に持ち込み、雷雨と風でテントが揺れるも熟睡する。

*****************************************

 2008(H20).8.16(土)曇り時々晴れのち雨
 (行程)朝日小屋テント場―水平道―尾根道―朝日岳―テント場

 テント・小屋泊の皆様、早起き組が、未明から行動開始。こちらハナから連泊予定なので、二度寝。今日は休養日のノンビリ行程。

 朝食後、テント浸水部の排水、荷物を整理するうちに、他に人はいなくなるスッ空カラスケのテント場。
画像


 AM7:05、KYAZUさんとお別れ
画像


 軽装で付近を散策する。

 AM7:37標高2150m朝日小屋テント場発

 水平道分岐(水谷乗越)、(決して水平ではない朝日岳山腹トラバース道)水平歩道に入る。
画像


 名ばかりの水平歩道、お花畑・池塘有りの気分の良い道。アップダウン多く、雪倉岳から来ると登りを多く感じるかも。



 例年に無く残雪が豊富、初夏の花との再会に期待もある。

 大きなガレ場の沢と鎖場

 花畑と笹・針葉樹林をいくつも乗り越え、雪渓・池塘で花や景色を楽しむ。

 清水岳の稜線の上に剱岳がちょこんと覗く。隣の雪倉岳が大きく雄大に横たわる。
画像


画像

 

 水平道らしく木道に池、青空が雲間に覗く、雪倉岳が大きい
画像



 AM9:00標高2005m登山道が一部、キンポウゲの小路
画像



 AM9:30水平道分岐標高2045m小屋への水平歩道と朝日山頂経由登山道との分岐着。小休止。


 山頂への尾根道に入る

 AM10:00標高2155mホシガラス。草原の端に出る。

 随所のお花畑で休憩、花撮影。陽射しも覗き、ゆっくり過ごす。

 AM11:30-45標高2418.3m朝日岳山頂、ウラジロタデとタカネマツムシソウ群生を眺める
画像


画像


 AM12:00標高2340mガスが出てきて、雷鳥の親子を見かける。正午過ぎから雨の予報なので、急ぎ、テント場へ戻る事にする。

 AM12:48標高2150m朝日小屋テント場

 二日目は正午過ぎからの雨。KYAZUさん、大池で泊まっているかと思っていたが、下山されたとは、さすがに飯豊で鍛えている方は違う。後日、KYAZUさん曰く「大池~蓮華間の登山道は川のようになっており、ジャブジャブと・・・長靴ならよかったなぁ・・・なんて思いながら下った」そうで。

 雷は無いが、雨が降ったり止んだり、再度しっかり張り直したレインフライと石組みで今度は浸水もなし。小屋やトイレに行くのに傘が便利

*****************************************


 2008(H20).8.17(日)雨時々曇り
 (行程)朝日小屋テント場―朝日岳―五輪の森―蓮華温泉―帰宅

 朝日小屋テント一泊目(13張り)はカップ一杯のテント内浸水でしたが、二泊目(4張り)は完璧にサラサラの床下で、コチラはつつがなくノンビリ一夜を過ごせた。

 テント撤収、小屋に立ち寄り、挨拶。

 AM7:00出発。

 小雨の中、傘を差して山頂まで登り返し。

 AM8:02-03標高2418.3m朝日岳山頂、今回三度目の山頂。雨も止んで一面の白い世界。

 広い頂上は冷たい風が吹き付けるので、それを避けて、一段下の登山道脇にて休憩。

 標高2235m「吹上のコル」。にて休憩。

 蓮華温泉への道は湿原巡りの道、一昨日の花との再会も楽しみ。濡れた木道歩きなので、慎重に進む。
 
 五輪の森標柱・ひし形の看板。オオシラビソの木陰にて休止。

 花園三角点を見下ろしながらの下り。登りの人達と交差(入山者計20名ほどと交差)。

 標高1795m急坂下の水場のベンチにて休憩。

 増水した登山道は随所で沢になっていたが、白高地沢・瀬戸川の橋も無事に通過。

 PM1:30-45休憩。蓮華温泉まで標高差300mのヘロヘロの登り返しに備える。

 PM2:48-3:00標高1325m霧で真っ白、無人の兵馬の平にて休憩。

 アヤメ平の湿原、蓮華の森分岐、蓮華の森キャンプ場。通過。

 PM3:51標高1475m蓮華温泉駐車場着。

 再び「道の駅おたり」の温泉&食事、夜までゴロゴロ、道路渋滞の時間調整。月明かり深夜の一般道は流れもスムーズに(途中290円ラーメンの夜食)、翌日未明、無事帰宅。







人気blogランキング人気blogランキング←クリックいただけると嬉しいです。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ ←よろしければ、こちらも。









sony style

より快適なスポーツライフのためコンディショニングウェア。スポーツ時やウォーミングアップ、クールダウンなどスポーツの前後を含めたトータルコンディショングを考えた商品です。





この記事へのコメント

2008年08月24日 15:00
今日は、
相変わらずの山三昧、羨ましく思いながら読ませていただきました。蓮華温泉からのこのコースは、花と美味しい水があったのでなんとか登れたような気がしますが、テント担いで登った中では私には一番きつい山登りでした。
2008年08月24日 15:52
おはようございます。
雨上がり時の雲と稜線の様子、なんだか心が踊ります。
花の数や種類はいうまでもなくすばらしいですが、タカネマツムシソウもこうやって見ると美しさは感動的でもある。
スイスにもありました!マツムシソウ!タカネxxxかな~。
もう高山は秋の様相ですね。
やっぱり、まだ持っていないマクロレンズを買おうかと思う夏です。
でも、こっちではどうやって買うのかしら?
2008年08月24日 17:53
皆様、ご訪問・コメント戴き有難うございます。

インレッド様
 インレッド様もテント装備で歩かれた事があるんですね!。蓮華温泉から朝日小屋のテント場までは、気合を入れないと登れない長いコースですよね。この日は大池へ向かうと、大池で沈殿しそうだったので、頑張って登ってみました。歩き始めからは花園三角点までが、涼しかったので歩き通せたようなものです。

本読みと山歩き様
 本場スイスで、馴染みの花と似た花を見てホッとしたりしています。マクロレンズは花撮影には便利ですよね~、絞り開放で撮ると、簡単にゲージツ写真が撮れますし。
 マクロレンズ、日本に一時帰国の時にでも、お取り寄せ下さい(海外事情に疎いもので・笑)。
 
sanae
2008年08月24日 18:09
朝日小屋テン場に連泊は羨ましいです。でも五輪尾根の方を往復は大変そうですね。お花三昧もいいですね。今年はまだマツムシソウを見ていない・・・(^^ゞ
2008年08月24日 18:58
朝日岳周辺は花も多くて素晴らしいですね。朝日小屋のテン場も快適だし。雪倉岳、白馬岳への周回も良いのですが、ただ、ザックが重いと、花の写真を撮るためにかがむとつぶされてしまうようになるのが問題です。朝日小屋に連泊して、二日目に軽装でひと周りして、三日目は引き返すのが良さそうですね。来年はそうしようかな。
やまとそば
2008年08月24日 20:56
白高地沢、思い出深い沢です。
30年余り前、朝日のテン場を出発。この時点で雨が降っていました。
その後も雨がやまず、ここへ来た時は、この写真の何倍もの川幅になっていました。
腰を超える深さだったでしょうか?
渡渉を諦め、再び五輪尾根を登り返し、朝日小屋に逃げ込みました。
思い出深い山です。
2008年08月24日 22:59
いろいろご心配を頂き有難うございました。
やっとリンク先の方々のHPやブログを拝見する心の余裕も出てきました。
朝日岳は一番行ってみたい山だったので楽しく拝見させていただきました。
お盆を過ぎた時期なのに沢山の花々が咲いていて素晴らしい山ですね。
来年の夏には是非行ってみたくなりました。
2008年08月25日 10:12
五輪尾根、軽く考えていただけに後半かなりきつかったですが、草原の風景と花の種類、数の多さに歩いた甲斐がありました。
そして、水平道も雰囲気の良いところですねぇ♪気に入りましたよ!!
時期をずらして何度でも訪れたくなるような山域です。
二日目はロングコースとなってしまいましたが、ミータカ隊とのバッタリでとても思い出深い山行となりました。
またどこかで・・・。
2008年08月25日 17:32
皆様、ご訪問・コメント戴き有難うございます。

sanae様
 このルートご経験のあるsanae隊なら、五輪尾根往復は大変ではありませんよ。まぁ、効率的・楽に歩くのなら大池・白馬テント場泊で雪倉岳からの周回ルートが変化のある景色も楽しめますね。登山口から山中テント場沈殿が大いに考えられたので、本命?の朝日のテント場をめざしました。マツムシソウは秋を感じさせてくれる花ですね。

さすらい人様
 混雑している時が少ない朝日小屋連泊で、身軽に歩き回って花・風景撮影三昧も楽しそうです。小屋のご飯も美味しいし、ネット環境も整っているし。テントが持てなくなったら、私もコレにしよう。

(続く)
2008年08月25日 17:36
(続き)

やまとそば様
 現地で白高地沢増水で渡渉できずに引き返されたのですか!。一生忘れられない貴重な経験ですね。今は、頑丈そうな大岩にグラグラパイプ仮橋が設置され安全に通行できます。
 私は瀬戸川の古い鉄橋が流され、正式再設置前の橋脚跡とトラロープで恐る恐る渡った事があります。今回の下山時も、増水で登山道が沢となったところもありましたが、蓮華温泉からの交差者と会って、下山路が通行知ってできると確信し一安心しました。

KYAZU様
 初めてのコースは緊張しますよね~、しかも花園三角点からはお花攻撃で(笑)。テント装備のAM7:00出発で、大池経由の下山はさすがです。お気に勝れた様で召されたようで、私も嬉しいです。また、どこかの静かそうな山でお会いしましょう。
2008年08月25日 17:50
SONE様、お疲れのところ、ご訪問・コメント戴き有難うございます。
 幸せだったメロンちゃん&マーブルちゃん。元気なSONE様に戻られれば猫たちも安心すると思いますよ。
 山襞、雪渓の残った所の花は9月に入っても楽しめる所です。白馬にしては静かなコースなので、花好きのSONE様もきっと満足されますよ。小屋ももてなしも温かいものがありますし、オススメです。機会がありましたら、ぜひ、お出かけ下さい。