9/23は奥日光、太郎山@紅葉初めの足慣らし山行

 
 2008(H20).9.23…足慣らし山行は、十ウン年ぶり奥日光・太郎山(たろうさん)。山王峠から山王帽子山経由、初秋の山歩き。太郎山の岩壁にびっくり。


                    小太郎山より望む、太郎山・女峰山
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「栃木の山100より」
 日光連山の北東部に孤高の美しい姿を見せる太郎山(たろうさん標高2367.5m)は、日光山群のすべてを等分に見渡せる独立峰だ。至仏山・会津駒ケ岳などの奥会津の山々が指呼できるほどの近さで迫る絶好の展望台を提供してくれる・・・太郎山はシーズン中でも比較的静かな山域で、奥日光の自然を満喫できる別天地の一つである。

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 当初の予定は、山王峠からの藪山だったが、よくよく考えてみれば、テントミータカ二号は山王峠からの太郎山は歩いていない(今は歩けない「ハガタテ薙ルート」往復ばかり)。今回は体調もイマイチ不安&単独なので、無理せずに一般ルートで足慣らしとしよう。

 (行程)
 山王峠登山口(標高1740m)~山王帽子山(標高2077m)~小太郎山(標高2328m)~太郎山(標高2367.5m)往復
 (片道3キロ登り、コースタイム3:00下り2:15)

2008(H20).9.23(祝日・火)晴れのち曇り

 眠たいのを我慢して未明自宅発。AM6:50奥日光入り、光徳駐車場にてトイレ休憩、山王林道入り口のゲートが締まっていて(数年前にできたそうだ)、AM7:00か8:00頃開くという話を聞きがっかり・・・と、このゲート、鍵のかかっていないので、ちょいちょいと開けて車を乗り入れることができた。
 途中の倒木もギリギリ車が通行でき(帰路には片付けられていた)。林道を進む。

 冬の雪山テント山行が懐かしい、山王峠入り。



 太郎山登山口の標識を確認して、山王峠の林道路肩に駐車。持参のお湯で朝食、準備。

 青空、朝日が差し込む。先行グループが入山していく。

 AM7:45標高1740m、登山口出発。念のため熊鈴。登山口からの有難い笹の刈払いも10分ほどでおしまい。

 露払い用心の為の雨具ズボンで大いに助かる。腰のカメラバックはスーパーの袋を被せる。
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 シラビソの針葉樹の中、ジグザグ大きく曲がりながら登る

 AM8:30標高2000m傾斜が緩くなる。
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 倒木と立ち枯れ白骨化した木、笹原の独特な景観、奥に日光白根山・金精山を望む。
 ふと、男鹿山塊、ひょうたん峠界隈の景色を思い出す。
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 AM8:45標高2077m山王帽子山山頂、燧ケ岳の山頂部が高薙山の右肩に覗く。
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 広い山頂部、三種類の山名板は林の中。ツツジの葉が色づき、ダケカンバも黄色味がかる。
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 木の枝越しに、男体山・中禅寺湖・戦場ヶ原も見える。太郎山がようやく姿を見せる。
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 ここから最低鞍部まで標高差180mへの下降が、すこし憂鬱になる。


                           笹の中、ぐんぐん下る。
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 AM9:14-18標高1919m最低鞍部付近、好ましい笹原で、ノンビリしたいところ。
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                       暫く休憩、ツツジの葉が赤く染まる。
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 AM9:34標高2040mハガタテ沢・薙コース(現在通行止め)分岐。古びた通行止めの木の看板。今は笹が茂り、歩くのはよほど山慣れた人だろう。
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 睡眠不足と軽い高度障害か?体調が冴えないので、不安が募る。熊鈴をしまう。

 以前、雪の頃の孤独な登高を懐かしく思い出しながら進む。

 ツガやシラビソの原生林の中の緩やかな登りが続く。

 道が広くなり、こなれているので、案ずるよりも易く、快調に進む。

 早くも、志津林道経由で山頂から降りてきた人と交差。

 ナナカマドが少し紅葉

 樹間から右前方に男体山が見えはじめる。

 AM9:45標高2080m白根山の眺めが良い笹原で空腹に耐え切れず、休憩。雨具のズボンをここで脱ぎ、スパッツに替える。後続の人に抜かれる。

 シラビソ・トウヒ、苔むした木の根の階段、モミジの紅葉が少し。
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 AM10:23背の低い笹とダケカンバ尾根に出た。これは気持ちが良い。
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                      ダケカンバの奥に奥白根山が見える
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 AM10:30標高2328m小太郎山山頂、5・6人の先着者で賑わっている。

 コースタイムでは、ハガタテ沢分岐から約一時間で小太郎(西峰)に着く。体調が回復したのか?途中で休憩をゆっくり取った割にはきちんと歩けているので安心。

 めざす太郎山山頂部や山稜の岩壁にびっくりする。すっかり古い記憶は消えていて、初めての山同然。
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 色づき始めた山頂部、東から南にかけて女峰山・小真名子山・大真名子山・男体山、南西方向眼下に中禅寺湖・戦場ヶ原、西方に白根山、そして北西方向に尾瀬の山々が望める。
 周囲の日光連山の山々、久しぶりにこうしてグルリ見渡すと、奥日光の山々の良さをしみじみと感じ入る。
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 小太郎から太郎山の山頂までは、見晴らしの良い岩混じりの尾根を歩く。

 積雪時に来た時、ここまで止めたのも、すぐ先の「剣が峰」岩場が難所となっていたからだった。

 「剣が峰」の岩場を通過するのに道は二ルートある。行きは直接岩場を下り(帰路は北面の迂回路)、山頂の岩峰をめざす。
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 岩場を過ぎて、暫くはノンビリとしたトラバース。シロヨメナの残り花。
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 短い距離、岩場の急坂を慎重に登る。

 AM10:45標高2310m右手下方、縞枯れ木群の奥に「お花畑」と呼ばれる円形の湿原となった旧火口原、中央を登山道が通っている。背後に女峰山・大小真名子山。
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 お花畑からの入山者も多く、直下から話し声が近づいてくる。ミネザクラの葉が橙色に染まる。
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 AM10:55-11:15標高2367.5m太郎山山頂 
 広い山頂部は、先着者がアチコチで大休止。山頂部の中央北側に新旧二つの太郎山神社石祠、三角点を確認・参拝。
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古い火山らしく、壁は岩にダケカンバ、ここも山肌や景色が庭園のよう。
 展望は小太郎と同じく良好。富士山・奥秩父・八ヶ岳・浅間山・榛名山・燧ケ岳・鬼怒沼、台倉高山・帝釈山・田代山、高原山。山王帽子の右に温泉が岳、その手前に切込湖・刈込湖もちらりと見える。
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 吹き付ける風が冷たいので、オロクラ山・高薙山をチェックし、山頂直下の片隅に移動・休憩。

 テルモスのコーヒーが美味しい。

 今日は休日で大賑わいの白根山や男体山を避けた人が登っているのだろう。AM11:25、雲が増えてきた上空。往路を戻る。




 岩場にミヤマダイコンの葉っぱ、ホソバイワベンケイの紅葉。
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 小太郎山山頂部がにょっきり突き出して見える。
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 「剣が峰」の難所は北面の迂回路を回る。
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 AM11:53-12:04標高2328m小太郎山山頂でしばらく大展望を楽しむ。暫く、ここで休憩。
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 明日は丸沼温泉からの藪山を予定していたが、周囲の山々を眺めていると、紅葉が期待できるのは白根山あたりだろう。白根隠山へのルート偵察をかねて、白根山へ行くことに決める。
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 チシマザサとダケカンバ帯の尾根道を下る。日光界隈ではおなじみ黄色と赤のプレート。
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 PM1:05標高1919m最低鞍部。ここからの山王帽子山への標高差180mの登り返しで、今日の行程はほぼ終わりだ。
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 振り返れば、太郎山山腹のシラビソの白い幹にサクラ・ツツジ・モミジ類の紅葉が散らし寿司の彩り。
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 PM1:33-47標高2077m山王帽子山山頂にて休憩。林道の車の音が近い。

 PM2:00標高1980m、笹が被るがすっかり乾ききって濡れることもない、ジグザグの下り坂。

 PM2:15標高1825m笹の刈払いがでれば、林道はすぐそこ。

 PM2:26標高1740m山王林道着。
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 車に乗り込み、光徳駐車場へ移動。車内でしばらく休憩。





 湯元温泉へ向かい、湯滝を車道脇、滝の上部から見学。道端のノコンギクがゆれる。
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                         湯の瑚
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 ビジターセンターで自然情報収集。熊は西の湖・弓張峠界隈でよく出没しているようだ。

 お楽しみ、「湯の家」で入浴600円・ノンビリつかる。今日は入浴客が多い。

 仮眠所にて早めの就寝(車中泊)。


             翌日の菅沼登山口から奥白根山山行詳細は → こちら




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